シーズン2のダブルバトルはこちらのパーティで潜っていました。
序盤は元気で28戦23勝5敗で瞬間最高191位でした。
途中ポケモンを入れ替えてみたらタコ負けして、最終は99戦63勝36敗で704位でした。
コンセプト
ウィンディとエルフーンを並べることで袋叩き展開を警戒させ、選出を縛ることで相手の最大出力を落とします。出てきやすいのはこのゆびとまれで袋叩きを吸おうとするトゲキッスやイエッサン、猫騙しでエルフーンを止めようとするオーロンゲが多かったです。
相手の初手をある程度予想しながら、こちらは受け寄りのポケモンを並べることで、火力の落ちた相手を詰ませにいく勝ち方を目指します。火力を落とすメインポケモンであるウインディと、詰め筋のアーマーガアトリトドンが相性保管に優れ、個々の能力も高かったので強かったです。
ダイマックスを割くのはバンギラスが6割、アーマーガアが2割、ドラパルトが2割という感じでした。
個別
ウインディ@オボンのみ(威嚇)
バークアウト、鬼火、神速、燃え尽きる
臆病191(204)-117-109(68)-124(32)-100-141(108)
・Sを最速ドリュウズ抜きまで振る
・Hは砂嵐ダメージなど考慮した16n-1
・Bに68振って珠陽気ドリュウズの10万馬力を威嚇込み1耐え
・残りC
この構築の肝です。めちゃくちゃ強かったです。
特性は威嚇です。出した時点で偽装はバレます。
威嚇を撒きつつ、鬼火を撒きつつ、バークアウトを撃ちつつで相手の火力をどんどん下げます。
燃え尽きるは威力130なのでダイマックス技相当。1回しか撃てませんが、逆にこの子が2回も攻撃技を撃ちたくなるのは異常事態と捉えていました。
襷発動なのでミリ耐えしたポケモンを確実に狩れる神速もかなり強かったです。
ほぼ確定選出ですがウォーグル+ミロカロスだけは何もできないので選出しませんでした。
アーマーガア@フィラのみ
ブレイブバード、羽休め、ビルドアップ、アイアンヘッド
慎重191(140)-107-140(116)-65-150(252)-87
・Dに全振り
・Hはやけどダメなど考慮して16n-1
・残りB
詰ませ筋その1。
実は構築の起点で、シングルで使ってみて強かったのでダブルでも使いたくなって組みました。
B方面もD方面も信頼できる固さでした。
ダイマックスしないと火力がないので、積むか、詰ませるか、ダイマックスするかという運用でした。
ダイジェットとダイスチルはこの環境ではとても強かったです。
ビルドアップはAバフでもあるので、相手のウラに特殊が控えていても積極的に撃っていました。
こちらもほぼ確定選出。選出しないのは相手に炎が固まっているときぐらいです。
トリトドン@食べ残し
大地の力、自己再生、熱湯、守る
図太い208(172)-92-132(252)-112-113(84)-59
・Bに全振り
・定数ダメを受けることが少ないのでHは16n+1で食べ残しorグラスフィールド効率意識
・残りD
詰ませ筋その2。
蓄えるを搭載しても良いと思いますが、熱湯を撃っていた方がよっぽど強かったのでこの構成にしています。
凍える風も試しましたが、今の環境では微妙かなと思いました。
安心と信頼の呼び水。ウインディとバンギラスをダイストリームから守ります。
アーマーガアとの弱点補完が完璧なので、多少相性が悪くても二匹セットならなんとかなります。
草技持ちがたくさんいる相手はこのポケモンが詰め筋にならないので選出しませんでした。
コータス+ドサイドンのトリパ戦ではたまーにダイマックスすることがありました。
バンギラス@弱点保険
かみ砕く、岩雪崩、炎のパンチ、瓦割り
意地っ張り207(252)-204(252)-130-103-120-82(4)
・HA全振り残りS
昔からたびたびお世話になっているHA意地バンギ。今作はダイマックスがあるので数値の鬼といった感じで強かったです。
オーロンゲが先発で出てきやすいので瓦割りを持っています。
守るが欲しい場面が多かったので、炎のパンチは守るの方が良いと思いました。
弱点保険は正直バレバレなのですが、相手も撃つしかないと思うので割と発動します。
鬼火や威嚇が入ると苦しいので、初手ダイマックスはなるべく控えて、相手の出方を見るのが吉。
ドラパルト@命の珠(クリアボディ)
流星群、鬼火、10万ボルト、シャドーボール
臆病163-126-95-152(252)-96(4)-213(252)
・CS全振り残りD
もうちょっと練れたなあと思っている枠。
ウインディが選出できない相手に対して強く出れて、ウインディの役割の一部を遂行できるポケモンとして採用。
高速の鬼火撒きとダイドラグーンで火力を削ぎます。
ウインディが選出できないウォーグル+ミロカロスに対して刺さる10万ボルトを採用しています。
バンギラスに飛んでくる格闘技を透かせるので相性補完は悪くはなかったです。
選出率は高くないですが、耐久が頼りないのもあって、選出したらほぼダイマックスしていました。
エルフーン@きあいのタスキ
ムーンフォース、がむしゃら、悩みの種、追い風
臆病135-78-105-129(252)-96(4)-184(252)
・CS全振り残りD
基本は見せるだけのポケモン。もう少し工夫の余地がありそうだなと思っています。
相手のエルフーン+ウインディの袋叩き展開や、ドラパルト+セキタンザンの波乗り展開を止める手段がないので、悩みの種で強制停止させるポケモンです。悩みの種は読まれないのでほぼ決まります。
最低限の仕事ができるようにC全振りして火力を出しつつ、タスキがむしゃらのギミックを入れています。バンギラスの砂嵐でタスキがつぶれてしまうのですが、他に良いギミックが思いつきませんでした。
選出
基本は初手ウインディ+バンギラス、後ろにアーマーガアとトリトドンです。バンギラスがダイマックスできそうなら暴れて、詰ませ筋の障害になるポケモンを倒します。バンギラスがダイマックスできないときはアーマーガアでダイマックスして切り返すタイミングを意識的に作っていきます。
相手はエルフーン+ウインディを警戒してこのゆびとまれを持つポケモンを出してきやすいので、バークアウト+岩雪崩で封殺するのがイージーウィンのパターンです。イエッサン+ブリムオンなどがカモです。ブリムオンがひるんだらゲームセットです。
基本の4匹は苦手な相手がそれぞれいるので、よっぽど刺さりが悪い子はドラパルトに変えるという方向で選出を考えていました。