ネタバレ有です!!
2話は鉄血陣営の登場、五航戦とエンタープライズのバトル、そして最後にロイヤルの主力たちの登場という感じで物語が進行しました。前半のほのぼのとした雰囲気と、後半の迫力あるバトルシーンのメリハリが効いていて見ていて飽きないですね。「戦いとは?」という問いに対してそれぞれのキャラの違いが明確になった回でした。
キューブの説明
オープニングの前にエンタープライズのナレーションで世界観説明が入りましたね。作中で説明をするのではなく、こうやって切り分けしてもらえるとわかりやすいです。ここの説明は毎回変わっていくんですかね。
キューブからKAN-SENが生み出されるのは概ねゲームと同じです。キューブはガチャを回すための素材(別ゲームで言う魔法石)なので、指揮官は1個でも多くほしいわけです。
饅頭とは…?
オープニングが明けると、1話で赤城加賀とセイレーンの量産機に襲撃された基地の様子が映し出されます。ヒヨコのような黄色い生命体は饅頭です。ゲームを開発している中国の会社が「Manjuu」という名前で、会社のロゴにこのキャラが使われているのです。ゲームの中でも至るところに便利屋として出てきますが、こいつらが何者なのかは全くわかりません。
KAN-SENへのダメージ
ユニコーンやエンタープライズの戦いに気を取られていましたが、1話の襲撃は真珠湾攻撃の再現だけあって、苛烈な攻撃だったようです。みんなボロボロでした。
サンディエゴが泣きながら「わ゛た゛し゛の゛ふ゛ね゛が゛あ゛あ゛」と言っていましたが、本人がダメージを受けると実艦も損傷するみたいですね。エンタープライズもボロボロになっていましたが、本人の体というよりは艤装と実艦がリンクしていると捉えた方が自然でしょうか。
クリーブランドが「工作艦がいてくれたらな」というセリフは1話からの繋がりですね。1話の冒頭で工作艦ヴェスタルの名前が出ていました。彼女の力が必要とされている状況なのに出てこないということは、この前線基地にいまはいない、そして来れない理由があることを暗示しています。1話ではユニオン本土近海と表示されていたので、本土で仕事があるのかもしれません。
赤城と加賀
1話に続いて加賀の体の件に触れられていました。赤城曰く、二人は「姉妹のようなもの」。二人は同型艦ではありませんからね。
加賀の実艦もかなりボロボロでした。それを赤城はかなり心配していて、加賀をちゃんとケアしています。2話では戦闘に加わりません。それに比べてエンタープライズは自分で選んだ道とはいえ可哀そうだなと...。
初期艦たちの想い
Z23が登場して初期艦四人が勢ぞろいし、それぞれが戦いに対する心情を吐露する展開でした。自然とそれぞれのキャラを比較できるように場面が作ってあってすごいなと思いました。
・綾波:「戦闘は嫌いじゃないけど、好きじゃないです」(ゲーム中セリフ)
・Z23:「好きも嫌いもありません。任務を遂行することが私たちの義務ではありませんか。私たちはKAN-SENです。戦うためにこそ、私たちは生まれてきたのですから。」
・ジャベリン:「戦わなきゃダメなのかな~」
・ラフィー:「眠い時やる気でない。でもラフィー、友達いじめられたら許せないから、そのときはちょっと本気出す」
・ついでににエンタープライズ:「私たちは戦うために生まれた存在だ。そのことに疑問はない」
ユニオン別動隊
新しくアニメに6人のキャラが登場しました。いずれもユニオンの子たちです。前衛3人主力3人がゲームのまんまで良いですね。
ホーネットはヨークタウン級空母の3番艦、つまりエンタープライズの妹ですね。ロボットのように感情を見せないエンタープライズですが、ホーネットのことになると少し感情を露わにしたのが印象的でした。
ヘレナはSGレーダーを使って索敵するのが得意な子です。ゲーム内イベントでも今回のように敵を察知する役割で登場します。
この別動隊は何をしていたのか気になるところですが、ゲームのチュートリアルステージ(1-1)に繋がりがあるかも、と思いました。ホーネットとロングアイランドが着任したての指揮官の練習相手をしているときに、基地が重桜の襲撃を受けるというシナリオがありました。それを意識してこの二人がいたんでしょうかね。史実だとヘレナやアリゾナはまさに基地内で攻撃を受けた子たちなので、史実とは少し異なっています。
実艦を出さずに海上を走っていたのは、そっちの方が早いからか、敵に見つかりにくいからか、いくらでも説明はできそうな感じでした。