ネタバレします!!
21話はヒイロとルシアの3回目のバトルの前編でした。まだ前編ということで、他の参加者とシャドウナイツのバトルにも多くの時間を割いた回でした。
- オープニング前
- アリス vs シャドウナイツ(ドライ)
- ミモリ vs シャドウナイツ(ツヴァイ)
- カイ vs シャドウナイツ(フンフ)
- カズキ vs シャドウナイツ(フィーア)
- ヒイロ vs ルシア(前半)
- ヒイロとルシアの違い
- レオンとマウラの役割
- 棋譜
オープニング前
今回はレオン社長からスタートです。いつものハイテンションMCが出てこなくて寂しいです。秘書のマルグリットと会話をしています。
マルグリット:「現在の進捗度は良好です。シャドウナイツと対戦中の選手も含めて、ゴールドランクの人数もかなり絞られました」
レオン:「なるほど、彼らに敗北を喫しているようではいささか情けないな」
マルグリット:「嬉しそうですね」
レオン:「彼がいるからね」
ヒイロくん、レオン社長からも熱烈な視線を浴びてモテモテです。
社長室のモニターにはすごい数のDROPOUTが表示されています。50人ぐらいは排除されているようでした。ゴールドランクに上がったモブたちはみんなシャドウナイツに負けてしまったんですかね。
モニター越しにヒイロくんへと視点が移ります。タワーに向かう途中でルシアが待ち伏せしています。なぜこのルートでヒイロが走ってくるとわかったのだろう。
ここのルシアはやたら強引にバトルを仕掛けてくるなあという印象でした。ここでヒイロと和解をさせておいて、一緒にタワーに突撃するという流れになるのかなと思いました。3回目のバトルにして、完全に打ち解けることができるでしょうか。
ここから視点が他の登場人物へと移るので、先にそちらの決着までをざっと見ていきます。
アリス vs シャドウナイツ(ドライ)
アリスの相手は小柄な男性のシャドウナイツです。エンディングのクレジットより、名前はドライ。CVは福島潤さんです。
この試合は前回の20話からチラチラと映っていました。先攻のアリスは相手の盤面を無視してリーダーを攻撃し続け、先攻6ターン目の時点で相手の体力を6まで削っていました。シャドウオーラを置くターンは盤面に触ることができないので、その隙に付け込んだのでしょう。
7ターン
先攻7ターン目、アリスのターンです。相手の体力が6点しかないので、フォロワーの横展開で圧力をかけていきます。ユニコは盤面に残ると回復するので倒したいフォロワー、逆にラビットネクロマンサーはラストワードで2点ダメージなのでできれば倒したくはないフォロワー、そしてゾンビドッグは倒しても無限に手札に戻るフォロワーです。倒されても倒されなくても得のできる展開です。
相手の場には進化後のガーディアンシスターがいて、アリスの手札には除去スペルがありますが、ライフレースで先行していますし、ユニコが実質守護みたいなものなのでこのターンは無視しました。
「可愛いでしょ?」と聞いたら無視をされてため息をつくアリスちゃんが可愛かったです。
後攻7ターン目、ドライはファイターとエンシェントレオスピリットをプレイします。ファイターはシャドウオーラの効果で疾走を持ちます。アインはネクロマンサーでしたがドライはビショップにシャドウオーラを入れたデッキです。
エンシェントレオスピリットは進化してもスタッツが伸びないかわりに2点AOEを撃つフォロワーです。ちょうどアリスの横展開に刺さる形となりました。
このカードと同じように進化権が2点AOEになって、このカードよりもコストが軽く、進化時にちゃんと+2/+2されて、回復までついているスーパーカードが後に出てしまいました。
8ターン
先攻8ターン目、アリスのターンです。ラビットネクロマンサーのラストワードが発動し、相手の体力は4点です。スケルトンレイダーかファントムハウルを引けば勝ちという状況ですが引けません。除去スペル3連発で場をしのぎます。
消えぬ怨恨は4ダメージでしたが、今は上方修正されて5ダメージになっています。
後攻8ターン目、カウントダウンアミュレットが割れてガーディアンフォックスが出てきます。守護がついているのでファントムハウルだけでは勝てなくなりました。
二対の炎を気高き教理で割って、即座に4/4バニラのホーリーフレイムタイガーが2体出てきます。シャドウオーラで疾走を持つのでなかなか強いコンボですね。
ビショップでシャドウオーラを使うなら、カウントダウンアミュレットから出てくるバニラを活かすのが良さそうです。
9ターン
先攻9ターン目、アリスのターンです。ここの決着の演出が面白かったですね。アリスがカースドソルジャーを繰り出した瞬間、BGMが止まります。
アニシャドの世界では対戦相手の使うカードの効果を知らないプレイヤーが多いので、ドライさんは自分が負けているとわかっていません。
ドライ:「それだけですか?」
アリス:「うん、これだけ」
ドライ:「では、このバトルはここで終わりです」
アリス:「そうだね、もう終わってるよ…」
「お前はもう死んでいる」的な時間差の演出です。アリスちゃん、強者キャラですよね。毎回言っているような気がしますが、なんでCV小倉唯のロリっ子アイドルがこんなにカッコイイんだこのアニメ。
ミモリ vs シャドウナイツ(ツヴァイ)
ミモリは大柄な金髪の男性のシャドウナイツとバトルしています。説明会の会場にもいた人で、名前はツヴァイ、CVは星野貴紀さんです。
前回の19話では出会ったところだけ描かれただけで、バトルが映るのははじめてです。ツヴァイが使うのはロイヤルです。
先攻5ターン目、ツヴァイは渾身の一振りでダンジョンフェアリーを破壊します。
ツヴァイが4ターン目にシャドウオーラを使っていたことがわかります。ナイトが疾走を持ち、フェアリーウィスパラーと相討ちします。ロイヤルでシャドウオーラを使うと、ナイトやヘビーナイトといったトークンが疾走を持てますね。
そしてスニッピーガーデナーをプレイします。
後攻5ターン目、ミモリのターンです。ミモリは手札が8枚もあります。ウィスパラーでフェアリーを生成したり、ダンジョンフェアリーで手札に戻したりしていたのでしょう。
フェアリー、リザ、メタルエルフメイジをプレイして、スニッピーガーデナーを破壊します。
これでミモリのシーンは終わりです。ミモリ戦だけは決着がつきませんでした。
カイ vs シャドウナイツ(フンフ)
カイはしゃがれ声が特徴的なシャドウナイツを相手にしています。エンディングのクレジットより、名前はフンフ。CVは高木渉さんですね。
今回はフンフの7ターン目から映ります。20話でカイはクロノウィッチをプレイしていたのですが、このターンのカイの盤面にフォロワーはいません。フンフの盤面にはゴリアテとダンシングフェアリーが場に出ていて、シャドウオーラでゴリアテが走ってきます。
フンフが使うエルフクラスだと、フェアリーが疾走を持つので細かく打点が出せるデッキになりそうだなと思いました。
どちらが先攻かわからないですが、カズキは魔女の雷撃でゴリアテを破壊して凌ぐターンになったようです。手札にはフレイムウィッチ、フレイムデストロイヤー、ペンギンウィザード、ゲイザーが見えます。
ヒイロのバトルを挟んで、決着がつく瞬間に戻ってきます。フレイムデストロイヤーが盤面に残ったようで、攻撃して勝ちでした。どういう展開で、何ターン目にここまで来たのかはさすがにわからないですね。
カズキ vs シャドウナイツ(フィーア)
カズキの相手は女性のシャドウナイツです。エンディングのクレジットより、名前はフィーア。CVは山本響さん。
20話でフィーアはヴァンパイアデッキを使うことはわかっていますが、ここではニュートラルのゴブリンスレイヤー・ルシウスだけが盤面にいます。このカードはバニラではなくシャドウオーラで疾走を持ちませんが、なぜかこのカードだけが盤面にいてカズキに攻撃するという不思議な状況でした。
カズキが珍しく弱音を吐いています。
カズキ:「強すぎるじゃんね。こんな奴に勝てるわけないって…」
カイ:「何を言っているんですか!負けてないならまだ勝てる、そう言ったのはカズキさんでしょ!このバトルに勝てば、あなたはゴールドランクになれるんです。負けられるはずないでしょう、カズキさん!」
カズキ:「ああ、たしかにカイの言う通りじゃんね!バトルはまだ終わっていない!だから、まだまだこれからじゃんね!」
カイが横でバトルしていて救われた形になりましたね。
ヒイロのバトルを挟んで、カズキのバトルの決着のシーンが21話のラストを飾りました。実質カズキ回かも?
8ターン
先攻8ターン目、カズキのターンです。ここはカットされていますが、ゴブリンスレイヤー・ルシウスが場に残っていたので、フロントガードジェネラルを出してそのままターンエンドしたものと思われます。
後攻8ターン目、フィーアのターンです。ブラッドレイジでフロントガードジェネラルを、ラストワードで出てきたフォートレスガードを群れなす飢餓で破壊します。ルシアも使っているカードですね。
このターンPPが7コスト分減っているので、あと2コスト使ったはずです。血の取引でドローをしたか、鋭利な一裂きでリーダーの体力を削るかしていたのでしょう。
そしてルシウスでカズキを攻撃します。これでカズキの体力は8。フィーアの体力も6まで減っているのが見えます。カズキの手札はセージコマンダー1枚のみです。
9ターン
先攻9ターン目、カズキのターンです。デッキから猛襲を引いたのでこれでルシウスを破壊して凌ぎます。
後攻9ターン目、フィーアのターンです。デモンスナイパーと流浪の傭兵を出します。
ヴァンパイアはフォレストバットぐらいしかバニラのカードはないように思いますが、デモンスナイパーがいましたね。本家ではバニラのカードは使い道がなかったのですが、アニシャドではシャドウオーラのおかげで輝いています。これでカズキの体力は1です。
10ターン
先攻10ターン目、カズキのターンです。ここの演出は何回見てもカッコいいですね。山札から引いたのはレヴィオンセイバー・アルベールでした。
エンハンス9で2回攻撃を持つフォロワーです。進化権を残していると攻撃力5で2回攻撃するので10点までリーサル範囲になります。今までアニシャドに登場したカードの中で、本家の方で1番リーサルをとった回数が多いカードかもしれません。(鋭利な一裂きの方が多いかも)
2回攻撃するときに攻撃時ボイス「イクゾッ!」が2回流れるのでそのボイスが印象に残ります。今回はカズキが「いくぞっ!」と言ったのはそこをちゃんと拾ったのかな?
ちなみにアルベールが登場したときのポーズは構築済みデッキを買うと付いてくる絵違いアルベールの進化後のポーズです。
アルベールはもともと神撃のバハムート出身のキャラで、グラブルでもシャドバでも人気のキャラです。そこをちゃんとわかっていて、演出を派手にしたのは正解ですね。カッコよかったです。
私が神バハの話を知らないので説明できませんが、ルシアが使っていたレヴィオンデューク・ユリウスとはエモい関係にあるようです。
吸血貴・ヴァイトも神バハ出身のキャラなので今回はその方面へのサービスが厚い回でした。
以前ハイドラのときもありましたが、CM前後のカード紹介でネタバレをするのはやめてほしいですね。
ヒイロ vs ルシア(前半)
さて、ヒイロのバトルをみていきましょう。2話の1戦目、11話・12話の2戦目はどちらも名勝負でした。3戦目となる今回の展開はいかに。
1ターン
お互いの1ターン目はカットされていました。場にカードが出ていないのでおそらく両者パスです。アニメオリジナルカードがない限り、体力の動かない1コスト以下のスペルはこのカードプールにはありません。
ヒイロが1ターン目をパスするなんて21話にして初ですかね…?
3ターン
先攻3ターン目、ヒイロはルフ鳥をプレイします。覚醒が絡まないので序盤で出てくる頻度が高いカードです。ここはユリウスが破壊できるので良いプレイとなりました。
後攻3ターン目、ルシアはメタルガーゴイルをプレイします。
4ターン
先攻4ターン目、ヒイロのターンです。ルフ鳥でユリウスを破壊し、ドラゴンライダーとグリントドラゴンのファンファーレでメタルガーゴイルを倒します。
後攻4ターン目、ルシアのターンです。ヴァイトを進化してルフ鳥を破壊します。グリントドラゴンを攻撃すると相討ちになってしまいますが、ルフ鳥も攻撃時に+2/+0されるため実質攻撃力4のフォロワーを破壊したことと同義ですかね。
5ターン
先攻5ターン目、ヒイロのターンです。ヴァイトは交戦時能力があるので、ワイルドハントで破壊し、古の飛竜を出します。
後攻5ターン目、ルシアのターンです。デモンハンドアサシン進化と鋭利な一裂きで盤面を取り返します。
6ターン
先攻6ターン目、ヒイロのターンです。竜の怒りでデモンハンドアサシンを破壊します。竜の伝令で海剣竜を引いてきて、コストが下がります。伝令で海剣竜を引くのは財前寺ミヤビ戦と同じ流れです。先ドローを守ってほしいです。
後攻6ターン目、ルシアのターンです。ヒイロがフォロワーを置かなかったのでチャンスです。キャタラクトビーストをプレイします。このカード本当に大好きですね。
7ターン
先攻7ターン目、ヒイロのターンです。PPブーストを撃てなかったのでこのターンから覚醒です。アイボリードラゴンとリヴァイアサンをプレイして、アニメオリジナルカードが出てきます。
全竜突撃
2コストスペル
自分のフォロワー全てを+0/+1する
覚醒状態ならさらに突進を付与する
ゴールドレアのカードでしたが、盤面トレードに使えるだけのあまり強くないカードです。この場面では手札を消費する代わりに進化権を温存して盤面を維持する働きになりました。
ここで今回のバトルはお終いでした。
ドラゴンは覚醒、ヴァンパイアは復讐に入らないと効果が発動しないカードが多いです。この2人のバトルは序盤がどうしても地味になってしまいますね。フォロワーとスペルで盤面を取り合うだけになってしまい、展開が大きくは動きません。次回に期待ですね。
ヒイロとルシアの違い
上で少し触れましたが、少々強引な流れでヒイロとルシアの3回目のバトルに突入させたのは、最終決戦であるレオン社長との対決を前に、ヒイロとルシアの関係を進展させておきたかったからだと思います。
この21話で初めて、ヒイロはシオリの存在を認知しました。ルシアは2回目のバトルのときもシオリの名前を口にしていましたが、そこではヒイロは理解していなかったようです。
ルシア:「ヒイロ、僕の妹はね、こうしている今も病院のベッドで1人なんだ。シオリの病気を治すためには、勝つことだけが必要なんだ。勝ち続ければ、シオリを救える力が手に入る。シオリは僕に笑ってほしいって言うけどさ、無理だよ。僕には笑っている暇なんてないんだから。」
この会話は一度CMで途切れます。
ヒイロ:「オレ、知らなかった。オマエに妹がいたってことも、病気だったってことも」
ルシア:「シオリは僕のたった1人の家族さ。たった1つの大切なもの」
ヒイロ:「そっか。オレにとってのじいちゃんみたいなもんか。」
ヒイロも似たような境遇であることを知って、ちゃんとルシアにリアクションを取らせるのが良いですね。2人とも両親がおらず、ルシアは妹と、ヒイロは祖父と暮らしています。
ヒイロ「けどさ、ルシア。オマエはどうしたいんだよ?」
ルシア:「ボクが?」
ヒイロ:「ホントはさ、オマエだって、シャドバ楽しみたいんじゃねえのか?だったら認めらんねえよ!オマエが無理してるなんてそんなの嫌だ!」
シオリの存在がルシアにとってある種の枷になっていることを、ヒイロはなんとなく感じ取ったのでしょう。
ルシア:「キミには関係ない」
ヒイロ:「関係ある!だってさルシア、これはオレとオマエのバトルなんだぜ!」
ルシア:「それがどうしたっていうんだ!ボクとキミのバトルだから、何だっていうんだ!」
ヒイロ:「1人で抱え込むなよ!1人で悩むなよ!ルシア、オレ何もできないかもしれないけど、けど、何かできるからさ、オレたち、もう友達だろ?」
「1人で抱え込むな」というのがルシアの抱える問題の本質だったりするのですよね。両親を事故で亡くした子供に対して、なぜ社会的なセーフティーネットが機能しておらず、子供の力だけで解決しないといけない状況になっているのかという…。
そういうメタな話は置いておいて、アニメとしての人物関係を見た時にも、ルシアは自分の抱える問題を誰にも共有せず、ヒイロが伸ばしてくれる手も払いのけてしまっています。1人で孤独に戦っていくしかないと決めつけ、他の選択肢を探ろうとしていません。このマインドが変わるといいですよね。
ヒイロの「何もできないかもしれないけど、何かできる」というのは迷言…。
ルシア:「友達?」
ヒイロ:「ああそうさ!オレだけじゃない。今もこの島のどこかでバトルしてる、ミモリだって、カズキだって、カイだって、みんなシャドバが大好きな仲間だ。友達だ!だからさ、苦しいなら苦しいって言えよ!」
ルシアはミモリたちのことを認知しているのか怪しいなと思ってしまいました。彼はヒイロにしか興味ないですからね。カイには一度勝っていて、カイ側は強く意識していると思うのですが、ルシアがいちいち覚えているのかどうか。
ルシア:「言えるわけないだろう。言えるわけない、頼れるわけない、だって、そんなことしたって、世界は僕を裏切る、世界はそんなに優しくない。残酷な世界で頼れるものがあるとすれば、それは僕の力だけだ!キミの言葉じゃ、僕は変わらない!」
ヒイロ:「そうだな、オレも別に喋ったらわかってくれるなんて思ってねえよ。オレ、あんま言葉上手くねえしさ、だから、シャドバで、バトルで、オマエに伝える!」
周りを頼るという解決策をルシアが採ることのできない理由がこの言葉に現れています。里親たちに植え付けられてしまった圧倒的な人間不信が、ルシアを歪めてしまっています。
ヒイロルシア問題のゴールがここで提示された形となります。ルシアの人間不信が解消されて、ヒイロに素直に助けを求めることができるかどうか。
話せばわかるという問題ではないということに、2回目のバトルでヒイロは気づいたのかもしれません。やけにあっさりとした口調で、喋ったらわかることでもないというあきらめを口にしていました。
ヒイロ:「ルシア、今度こそ届くぜ。オレの心が、オマエに!」
ルシア:「じゃあ、今度こそキミに伝えようか、ヒイロ、キミは強い。だけどキミとボクは違いすぎる。ボクはボクの道を行く。邪魔をするなら、引き裂くだけだ!」
両親不在という似た境遇であることを知ったわけですが、それでもなおルシアは自分とヒイロは違うと言います。世界に裏切られたことがあるかどうかですね。ヒイロの底抜けに明るい性格を見ていると、おそらく彼は世界に愛されて育ったのだろうと思います。この大きな隔たりを乗り越えることができるでしょうか。
ヒイロがルシアに届けるべき"心"というのは、真剣に純粋にルシアを想う気持ちなのかもしれませんね。里親とは違って、ルシアを利用するだなんて考えはなく、1人の友達としてルシアを助けたいと願う心が届くかどうか。
楽しいバトルが見たいという気持ちもありつつ、2人の感情のやりとりも綺麗に収めてくれると嬉しいなあと思います。
レオンとマウラの役割
21話のラストはレオン社長の部屋でした。ヒイロに負けたあと、マウラはタワーまで戻ってきています。
レオン:「やはり彼には勝てなかったか」
マウラ:「思ったよりは強かったですね」
レオン:「ま、彼は竜ヶ崎エイジの息子だ。それも当然。しかし、案ずることはない。キミは勝つ。キミの役割を果たせば、必ずね」
役割を果たせば勝つということは、マウラももう1度バトルしそうな雰囲気ですね。
22話はヒイロvsルシアの決着回なので、23話がヒイロvsマウラ、24話がヒイロvsレオンかなと考えたのですが、そうすると最終決戦が1話で収まってしまうし、ルシアとの和解の意味も薄れます。23話と24話の2回を使って、ヒイロ&ルシアvsレオン&マウラのタッグバトルをやってくれるのが1番アツイかな~と思いました。
ただ、そうだとすると24話でヒイロの父の謎が解けないので、25話以降もあるのかもしれません…。いったいどこまで続くんだこのアニメ…。(もちろん長く続いてくれる分には嬉しいです)
棋譜
今回は途中までです。
何かあればご連絡ください。
YT22@シャドバ (@YT__pokeshado) | Twitter
20話はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com
感想の一覧はこちら。
アニメシャドウバース カテゴリーの記事一覧 - 3度目のサザンドラ