ネタバレします!!
25話は災いの樹編のスタートです。新しいオープニングもお披露目されました。これからの展開が楽しみです。
エイジとアサギ
ヒイロの父親であるエイジが登場します。なんだか雰囲気変わりましたね。24話のレオンの話によるとエイジは災いの樹に取り込まれています。災いの樹の中の映像ということでしょうか。
エイジ:「世界を壊せ。伝説のカードを止める。すべてを塗りつぶす」
聞き取りにくいのですがこのように言っていたと思います。宙に浮かぶブラックホールのようなモノの中に、光が飛び込んでいきます。
そしてエイジの頭上に、アサギが浮いています。服装も髪型もイメチェンしていますね。なんとなくネクサスの姿に似ているので管理者の器にされているのかなあという印象を受けます。
エイジの言動は敵対者のそれなので、これはもしかしたらエイジ&アサギがラスボスになってしまう流れでしょうか…。
災いの樹と遺跡
ヒイロたちは飛行機でジェネシスアイランドを脱出し、自分たちの街へ戻ってきました。災いの樹が鎮座しているのが見えます。
マルグリット:「災いの樹の力によって、世界は完全に静止しています。いままともに動くことができるのは、中央タワーの防護壁の中にいたものたちだけ」
ヒイロのじいちゃんやカズキの弟たちが固まってしまっている様子がモニターに映ります。静止してしまうというのはアプリのストーリーと一緒です。
たくさんいる管理者の中で、静止の力を持っているのはネクサスだとユアンは言っています。ということはアニシャドの世界にもネクサスがいるのでしょうか…。
マルグリット:「そして、静止したものたちは、虚ろの影に取りつかれ、災いの樹に操られてしまいます」
虚ろの影も本家にいます。ネクサスが生み出す凶暴な生物で、アリサたちを手当たり次第に襲ってきます。
小さいのがシャドウソルジャーで、大きいのがシャドウコマンダーに似ています。
しかし、虚ろの影が静止している人間に取りつくという設定は本家にはありません。
マルグリット:「取りついた虚ろの影をはらい、彼らをもとに戻すことは可能です」
ヒイロ:「そうなのか?どうやって…」
マルグリット:「シャドウバースです」
マルグリットさんの口元をアップにして、シリアスな雰囲気を醸し出しているのに、「シャドウバースです」なんて断言されたから笑っちゃいそうになりました…。そんなにすげえのかよオレたちのシャドウバースは。
次に伝説のカードが封じられた遺跡の説明が入ります。7つのクラスに対応して7個あります。7人がそれぞれ伝説のカードを手に入れて、災いの樹に再集結する流れですね。ここのBGMはアプリのホーム画面のBGMのアレンジバージョンでした。良い曲ですね。
遺跡に近づきすぎたらしく、飛行機が災いの樹に攻撃されました。物理アタックもできる樹なんですね。
飛行機は乗組員が乗り込むスペースがまるごとシェルターになってパラシュートで落下できる仕組みでした。それは撃ち落とされる前提の作りなのでは…?
各々のデバイスにシステムをインストールして、遺跡を目指す旅路の始まりです。
ヒイロ vs タクマ
牙倉タクマに出会ってバトルがスタートするわけですが、25話の対戦相手がタクマだという演出に痺れました。1話でアニシャドにおけるシャドウバースというものを視聴者に示した戦いがヒイロvsタクマだったわけですが、2期もこの対戦からスタートするんですよね。
しかも虚ろの影に乗っ取られたタクマは元々のロイヤルに加えてヴァンパイアのカードも使えるようになっています。1話との差を明確に作り、虚ろの影に取りつかれたプレイヤーはすごいんだぞ!ということを示そうとするわけです。構成が本当にお上手です。
ちなみに本家でもCPUは2クラス以上のカードを混ぜたデッキを使ってくることがありますが、4年経った今でもプレイヤー側は複数クラスを混ぜることができません。なのでクラスをまたいだコンボというのは基本的に考えたことがないので、今後のアニシャドでどんなコンボが見れるのかいまからワクワクです。
ジェネシスアイランド編とは違ってホログラムを使うわけではなく、精神エネルギーを使ってシャドバをするとのことでした。ただ、ホログラムのときもリーダーが攻撃を受けるとみんな痛そうにしたり吹き飛んだりしていたので、あんまりデスゲーム感はないなあと思ってしまいました。
1ターン
2ターン
このカードはヴァンパイアのカードなので、ロイヤルとヴァンパイアが混ざっていることがここでわかります。ただ、アックスパイレーツがアニメオリジナルカードで馴染みがないので、メッセージがイマイチ伝わり切らない盤面だなと思いました。1/1/2のバニラ扱いにするならヴァンガードでいいのに。
3ターン
4ターン
災いの刻印
2コストアミュレット
自分のターン開始時、シャドウソルジャーを1体場に出す
2コストで置いて無限にフォロワーを供給し続けるのは偉いですが、アミュレットで1面が埋まり、毎ターン開始時に1/1が出てきて確定で2面が埋まるのでけっこう邪魔です。
バーバリックデーモンをプレイします。アニメに出てくるのは初めてかなと思います。
シャドウソルジャー
1コスト1/1
自分のターン開始時、シャドウソルジャーが3体いるなら合体してシャドウコマンダーになる
ラストワード:自分の場の他のフォロワー1体は「ラストワード:シャドウソルジャーを1体場に出す」を持つ
タクマはヒイロのプレイが甘いと言って煽ります。
4/1になったドラゴンウォーリアが復活したシャドウソルジャーで破壊されてしまいます。なので古の飛竜進化+ドラゴンライダーの方が少し盤面は強かったですが、手札が減ってしまうので一概にどちらが良かったかは言えません。
5ターン
この時点でヒイロの体力は17で、後攻6ターン目に13まで減っています。
場残りしたシャドウソルジャーと、このターンに新たに生み出されたシャドウソルジャーがタクマの盤面にいます。
ダークサモナーとノーヴィストルーパーをプレイします。
場残りしたシャドウソルジャーが4/1のドラゴンウォーリアと相討ちします。このときシャドウソルジャーのラストワードがダークサモナーかノーヴィストルーパーのどちらかにかかります。どちらでも進行は同じです。
進化権が1個余るのでここで使ったものと思われます。ノーヴィストルーパーを進化させて、ヒイロの体力を4点削ります。
古の飛竜を進化してノーヴィストルーパーを破壊し、鉄鱗の竜人のファンファーレでダークサモナーを倒します。どちらかにかかっていたシャドウソルジャーのラストワードでシャドウソルジャーが現れます。
ヒイロの場は4/1と2/3、タクマの場には1/1のシャドウソルジャーが2体います。
6ターン
次のヒイロのターンの竜の翼で巻き込まれていたのが、シャドウソルジャー、メイドリーダー、わがままプリンセス(進化後)、蠢く死霊でした。わがままプリンセスは進化するとだいぶ見た目が変わります。ヴァンパイアのカードにも見えてしまいますね。
カードが並んでいた順番を考慮して、メイドリーダーを出して手札にわがままプリンセスを加え、そのわがままプリンセスのファンファーレで蠢く死霊がデッキから出てきたと考えるのが順当です。シャドウソルジャーはヒイロのフォロワーに当たり、わがままプリンセスを進化して鉄鱗の竜人を踏んだものと思われます。
竜の翼で破壊されたあと、シャドウソルジャーのラストワードがメイドリーダーと蠢く死霊にかかっているという描写が入るのですが、そんなふうにはならないはずでは…?と思いました。
・災いの刻印
・場残りシャドウソルジャーA
・場残りシャドウソルジャーB
・新たに出たシャドウソルジャー
・メイドリーダー
・わがままプリンセス
・蠢く死霊
このターンに場に並ぶカードは↑この7種あります。シャドバには5面しかないので順番を考える必要があります。
①メイドリーダーを出す
②シャドウソルジャーAを自壊してメイドリーダーにラストワードがかかる
③わがままプリンセスをプレイする(1面しか空きがないため蠢く死霊が場外ホームランされてしまう)
↑この手順はダメです。
①メイドリーダーを出す
②シャドウソルジャーAを自壊してメイドリーダーにラストワードがかかる
③シャドウソルジャーBを自壊してメイドリーダーにラストワードがかかる
④わがままプリンセスを出す(蠢く死霊も呼べる)
↑こうすると蠢く死霊にラストワードがかかっていた演出と合いません。試合の流れに不整合は起きないので棋譜はこれで進めています。
①メイドリーダーを出す
②シャドウソルジャーAを自壊してメイドリーダーにラストワードがかかる
③蠢く死霊を手札から出す(ファンファーレで体力がズレる)
②シャドウソルジャーBを自壊して蠢く死霊にラストワードがかかる
④わがままプリンセスを出す(何らかの1コストフォロワーが場外ホームランされる)
↑この手順だとメイドリーダーと蠢く死霊にシャドウソルジャーのラストワードがかかっていた演出と整合を取ることができます。ただ、タクマから見て左から順に古いカードが並んでいるはずなので、プレイ順と合いませんし、蠢く死霊のファンファーレで体力がズレるのでダメです。
細かいことに対してダラダラ書いてしまいましたが、盤面に災いの刻印があって1面が埋まっていることを忘れてしまっていたのでは?と思いました。
竜の闘気を使ってさらにPPをブーストします。ヒイロが2T託宣+6T闘気で2ブーストするのはかなり珍しい上振れです。
竜の翼で盤面を破壊します。タクマの場にはシャドウソルジャー、メイドリーダー、わがままプリンセス(進化後)、蠢く死霊がいます。場に出ていたシャドウソルジャーのラストワードは、他のフォロワーが同時に全滅するため起動しません。
メイドリーダーと蠢く死霊にかかっていたラストワードでシャドウソルジャーが2体復活します。
7ターン
ヒイロの盤面はカラなので、インプランサーで体力を詰めに行きます。
最近、インプランサーの娘さんがカード化されてちょっとほっこりしました。効果でお母さんを呼びます。
8ターン
シャドウコマンダー
?コスト0/5
攻撃時:攻撃した相手のフォロワーを破壊し、自身を+X/+0する。Xは破壊したフォロワーの攻撃力である。
ラストワード:シャドウソルジャー2体を手札に加える
シャドウソルジャーはひたすら盤面を埋めるだけで邪魔くさいなと思っていたのですが、3体揃うと合体するのは驚きでした。盤面が埋め尽くされてしまうリスクは多少軽減されますが、シャドウコマンダーも元々の攻撃力は0なので、放置されると何もできません。
ラストワード効果の説明は最後までなかったのですが、イグニスドラゴンにこのカードが破壊されたときに手札にシャドウソルジャーが加わっていたので、たぶんこういう効果があるのだと思います。
合体というテキストは本家にもありますが、カードの種類が少なくレアな能力です。
シャドウコマンダーが氷結のドラゴンを破壊して5/5になります。
仮面の殺戮者とミラージュディフェンサーが出てきます。
ミラージュディフェンサーは1話でもタクマが使っていたカードですね。復讐状態に入らないのでヴァンパイアのカードは全部腐っていますね。
守護を持つミラージュディフェンサーを破壊するのは確定で、もう1回の攻撃はシャドウコマンダーに行くのが普通かなと思うのですがヒイロは仮面の殺戮者を破壊しました。
ハイドラを7/1で場に残すことでプレッシャーをかけたいというのがヒイロの意図だったと思うのですが、1/1のシャドウソルジャーが場残りするので全くプレッシャーになりません。
それどころか、シャドウコマンダーでハイドラを破壊して12/5までサイズを上げることも選択肢に入るので、負け筋を増やす選択だなあと思いました。
9ターン
少しでもヒイロの体力を削りたいということでファングスレイヤーでハイドラを破壊し、他のフォロワーはリーダーを攻撃しました。
ヒイロの体力は残り2です。タクマの手札に打点となるカードがあればこの選択で良かったと思います。タクマの採った選択はAOEに弱いので、もう少し長くゲームをするつもりならファングスレイヤーは攻撃せずに3/8のまま場に残しておいた方が良かったかもしれません。
シャドウソルジャーが2枚タクマの手札に加わります。説明されていませんがおそらくシャドウコマンダーのラストワードなのかなと思います。
ドラゴンライダーを横に添えます。
10ターン
シャドウソルジャー2体とデモンスラルをプレイします。
タクマとしてはフォロワーをたくさん並べてあと2点を削り切りたいという意図だと思うのですが、イグニスドラゴンを倒さない限り、攻撃時能力で盤面が吹き飛ばされ続けます。
まずは竜の伝令で何を引くかを確認してから動き出さないと、デモンスラルが破壊できなくなって負けてしまう可能性があります。しかしヒイロ君は主人公なので竜の伝令は最後に使います。
イグニスドラゴンで相手のリーダーを攻撃し、エースドラグーンを出して攻撃力を10にしたあと、竜の伝令でドラゴニックチャージを引いてリーサルでした。
エースドラグーンのテキストをみたときに誰もがやってみたくなるコンボですね。
バトル後
虚ろの影はタクマから出ていったようです。タクマのやたらと美しい横顔が印象的でした。
続いてドラゴンの遺跡が映ります。街中のテニスコートみたいなところに、いきなり生えてきたようです。雰囲気があんまり出ないですね…。
遺跡の中に桐山シロウプロが現れます。虚ろの影に乗っ取られているようです。この人はエルフを使っていたので、エルフ&ドラゴンの混合デッキになるのでしょうか。
シロウはシャドバのプロであるという以外情報がないので、次回は彼がどういう人なのかわかるようなお話が展開されると嬉しいなと思いました。
ここ最近ヒイロの試合が連続しているんですよね。19話から25話まで7連続です。各々の遺跡でバトルになるとは思うのですが、そろそろ気分転換したいですね。
新オープニング映像
新オープニングであるFLOWの「新世界」が25話の最後に流れました。新エンディングのお披露目は次回以降に持ち越しですね。
FLOWらしいサビの盛り上がりが分かりやすい曲で、相変わらずアニソンにぴったりの楽曲を作れる人たちだなと思いました。
オープニングの映像の情報量がすごかったですね。個人的に気になったのは次の3点です。
伝説のカード
ヒイロたちがそれぞれの新しいキリフダフォロワーを召喚しているカットがありました。おそらく伝説のカードでしょう。どれもクラスの特徴を表していて、そこに少し神々しさが足されたデザインでカッコイイですね。どういう能力で、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。もともとのキリフダとのコンボとかもあったらアツイですね。
乗っ取られたかつての敵たち
25話で戦った牙倉タクマ、26話で登場するらしい桐山シロウだけでなく、ジュスティーヌ姉妹やズオウ&コウなど一度倒した敵たちとの再戦が行われそうな雰囲気です。彼らの人間性はすでに見えているので、それを下敷きにした新たなドラマが見られそうで楽しみですね。
これ以上登場人物を増やすのも大変そうだったので、再利用しつつ、視聴者のラーニングの負担も軽減する良いアイディアだなと思います。
アリサたち本家のリーダーの登場
本家のプレイヤーが一番湧いたのはアリサたちが映像の中で映っていることでしょう。ここまで思いっきり映しておいて、アニメの中で登場させないわけにはいかないですからね。ヒイロたちとの絡みが早くみてみたいです。
アリサたちにはもう4年も付き合っているわけですから、愛着が湧いている人も多いですよね。これを機に、25話からでもいいのでアニシャドを見始めてくれる人が増えるといいなと思います。
個人的にはアリス(CV小倉唯)vsルナ(CV小倉唯)のネクロマンサーミラーが見てみたいですね。ただ、ルナちゃんたちはカードをプレイする側じゃないかもしれません。どういった立ち位置なのかまずは気になります。
棋譜
カットされた5, 6ターン目の動きはいろんなパターンが考えられるので私の考え方が間違っているのかもです。
何かあればご連絡ください。
YT22@シャドバ (@YT__pokeshado) | Twitter
24話はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com
感想の一覧はこちら。
アニメシャドウバース カテゴリーの記事一覧 - 3度目のサザンドラ