ネタバレします!!
27話はヒイロが伝説のカードを手に入れる回です。アリスとカイがジュスティーヌ姉妹とのバトルを始めます。
ヒイロ vs シロウ
10ターン
神龍の効果で手札のドラゴンガードを捨てて2枚引きます。古の飛竜と竜の知恵を引きます。古の飛竜がそのままプレイできるのでプレイします。
コスト最大のカードを1種にしておけば、試合を決めるカードを確定で引いて0コストにできます。キングエレファントがいる時代にトップメタになりましたね。シロウが「このカードは強いぞ!」というのも頷けます。
ラストワードで起動する効果なので、8T以降は攻撃力4以上を場に出さないことで、自滅を阻止するのが有効でした。
もし白狼の効果が起動すれば確実に勝ちという状態なら、シャドウコマンダーで古の飛竜を破壊して、白狼は神龍に当たりにいってわざと破壊されるという手順を踏むことも可能でした。
今回は順当に、白狼で古の飛竜を破壊し、シャドウコマンダーで神龍を吸収しました。
11ターン
竜の知恵の方がドロー枚数は多いのですが、白狼を破壊しないと盤面だけで負けてしまうので、ドラゴンナックルで白狼を破壊せざるを得ませんでした。
1枚ドローで引いたのはシールドドラゴンでした。ファンファーレでシャドウソルジャーを破壊しつつ守護を貼ります。
このカードは以前もチラッと出てきたのですが、効果が分かりませんでした。
アイヴィーキング
18コスト8/8
突進
攻撃時:このフォロワーが受けるダメージはゼロになる
※コストに関する効果が何なのか不明
何かの条件でコストが下がるタイプのフォロワーであるはずなのですが、そのギミックはわからず仕舞いでした。効果を加味しても8/8/8ぐらいの強さなので、10コスト以上は下げてから使いたいフォロワーかなと思います。
10コストを超えると同コスト帯で絶対に競合しないので、白狼から確定サーチにできますね。
エルフプロメテウスでシャドウソルジャーを手札に戻しつつ、アイヴィーキングでシールドドラゴンの守護をどかして、シャドウコマンダーでリーダーを攻撃します。これでヒイロの体力は2点です。
シロウは4枚のレジェンドカードを使いました。さすがプロのデッキは豪華ですね。
12ターン
このシーンで面白いなと思ったのは、シロウはヒイロが立ち上がって向かってくることを恐れていたことです。自分が負けることを恐れているのではなく、ヒイロが立つだけで怖いらしいのですね。
推測でしかないですが、シロウ自身はこういう絶望的な状況に陥るとさっさと諦めてしまうタイプの人なのかなと思いました。逆境に立ち向かうことができない人間。ヒイロが向かってくるのだとしたら、その時点でもう気持ちで負けてしまうことをわかっていて、このままゲームセットにしたかったのかなと。
もちろんヒイロが諦めるわけはありません。ワンパターンにはなってしまうのですが、あくまでこの演出を貫くのがアニシャドというアニメなら、我々視聴者もそれに付き合うほかありません。
オレのシャドバはここにある!とヒイロが自分の胸を叩いた瞬間、伝説のカードが輝きだします。ヒイロを呼ぶ声。謎の宇宙空間で、シャドバのカードのような扉から、ついにローウェンが姿を現します。
無精ひげがやたらと目立つなあというのが第一印象でした…。
お前の意志、お前の心、しかと受け取った。さあ覚悟はいいか。オレの伝説を、お前に、託す!その名を呼べ。天に願え。そうすれば、お前は新たな力を得るだろう
ローウェンのカードという感じの語り口でしたね。本家のローウェンとは一切関係のないカードでしたが。どういう設定なのでしょうか。
ということで伝説のカードのお出ましです。
インフィニットフレイムドラゴン
10コスト10/10→10/10
ファンファーレ:相手のリーダーに5ダメージ
進化時:場の体力5以下のフォロワーを全て破壊し、その数だけ相手のリーダーにダメージを与える
進化後:相手のフォロワーに攻撃してダメージを与えたとき、相手のリーダーにも同じだけダメージを与える
さすがに伝説のカードだけあって強いですね。過程はどうであれ体力を20削るのがシャドバというゲームなので、リーダーにダメージを与えられるカードが絶対的に強いわけです。
10コストのフォロワーが進化権を要求するのはちょっとナンセンスなわけですが、1枚でちょうど20点出るように設計されているため、このカードで勝つという意思で進化を温存するプレイはあり得そうだなと思います。
ちょうど今の環境のランプドラゴンだと、鳳凰の庭園を貼ってこのカードが5コストになりますし、不要なら竜喰らう禁忌に融合しちゃってもいいので、使い勝手が良さそうだなと思います。
ファンファーレの5点、場のフォロワーを3体破壊して3点、攻撃時能力で10点でちょうど18点をぶちぬいてヒイロの勝利でした。進化権があるとはいえ、まさかカード1枚でこの盤面から勝ってしまうなんて、恐ろしいですね。
伝説のカードが登場してからのシロウプロはもう絶望しかないという表情をしていたのが非常に可愛そうでした…。
アリスとカイ
26話でゾンビたちに囲まれていて、今回シャドバでささっとやっつけました。
カイ:「こうしてバトルをするのも時間が惜しいですね。遺跡に封じられたカードを手に入れる。それが今僕たちがすべきことです。」
アリス:「そのためには、虚ろの影に取りつかれた人たちは放っておくってこと?」
カイ:「ええ」
アリス:「冷たいんだね」
カイ:「効率的と言ってください」
アリス:「おんなじ意味じゃない?」
ここでまた1つアリスとカイの対立ポイントを提示するのですが、この27話では回収されませんでした。アリスが落としたスカルビーストのキーホルダーを持って、カイはウィッチの遺跡へと向かいます。
アリスを乗せたオタク神輿は、ネクロマンサー遺跡へと向かいます。虚ろの影に乗っ取られていたとしても、推しのために行動するのが真のオタクというわけですね。今回アリスちゃんがいろいろコミカルで楽しかったです。
アリスとカイが遺跡に入ると、中でジュスティーヌ姉妹が待ち受けています。アリスは一度戦った因縁がありますが、カイはあまり関係ないですからね。どうせならミモリの方が良かったのでは?と思いました。
16話でバトルをしたときは姉のヴァネッサ(青)がエルフ、妹のビビアン(赤)がネクロマンサーを使っていましたが、今回は姉妹両方がエルフ+ネクロマンサーの混合デッキでした。
アリス vs ビビアン
先攻4ターン目までカットされています。
1ターン
2ターン
3ターン
4ターン
そして最後に侵食する災いをプレイします。PPはもう余っていないため、このスペルは0コストスペルのようです。場、墓場、デッキのカードがシャドウ化すると言っていました。効果の全貌はまだわかりません。
以前マウラが使ったアニメオリジナルカードの暗黒の帳もシャドウ化させるという効果でしたが、同じシャドウ化ではないみたいです。紛らわしいですね。
強い進化フォロワーがいなかった当時のミッドレンジネクロマンサーで、一番強かった後攻4ターン目の動きがまさにこれでした。これをやるためだけにニュートラルのリリエルが採用されていましたからね。
リリエルの進化効果の対象に選ばれて焦るフェアリーちゃんが可愛かったです。
カイ vs ヴァネッサ
1ターン - 4ターン
先攻5ターン目までカットされていて経過がよくわかりません。
5ターン
ヴァネッサの方はぱっと見ると災いの刻印が出ていないように見えます。先攻5ターン目開始時にシャドウソルジャーが出てこなかったので。
ここからまたカットされます。
6ターン-8ターン
ヴァネッサの手札は一度も映らなかったのでノーヒントです。
カイの手札には、7コストのフレイムデストロイヤー、二重錬成、2コストのゲイザー、?コストの刃の魔術師、12コストのクロノウィッチ、紅蓮の魔術が見えていました。
8ターン目以降であることは間違いないですが、正確なターン数は見えませんでした。
マジカルキャットが進化後だったのか、もしくは素で突進or疾走がついているのかはわかりませんが、モルディカイに攻撃をします。攻撃時効果でモルディカイは手札に戻ってしまいました。これはモルディカイ対策としては満点ですね。
虚無への道
最後の場面、ビビアンもヴァネッサも虚無への道というアニメオリジナルカードを引いて終わります。イラストが冥府への道の色違いバージョンでした。
冥府への道の効果になぞらえるなら、侵食する災いによってシャドウ化したフォロワーがX体以上破壊されているなら相手のフォロワーとリーダーにダメージを与える、というようなデザインになりそうなカードです。果たしてどのような効果なのでしょうか。
マウラの過去
マウラは遺跡に入って、一度出てきてしまったようです。スマホに映る伝説のカード「インペリアルセイント」は未所持のグレーのまま。レッドエーテルが足りなかったのでは?というTwitterのツッコミには笑いました。
一度遺跡に入ったものの失敗してしまったのか、もともと因縁があるカードなのか、どういうことなのでしょう。
マウラの過去が回想されます。雨の中、地べたに横たわる少年マウラ。
レオン:「なぜ立ち上がらない?なぜ何もしない?なぜお前はここにいる?」
マウラ:「もう…何もかもどうでもいい…」
レオン:「では、キミの未来、私がもらい受けよう」
マウラは孤児だったんですかね。もしくは何らかの事故に巻き込まれてしまったのか。
レオン:「こうすれば前がよく見えるだろう。これからは、世界をよく見て自分で選ぶんだ。」
自分のループタイをマウラの髪留めにしてしまうレオンさん。いまはマウラのベルトになっています。なんにでもなれるタイプのループタイなんですね。
レオン:「世界はゆっくりと確実に終わりへと近づいている。人類はなぜ立ち上がらない?なぜ何もしない?それは弱く愚かだからだ。マウラ、お前はなぜここにいる?」
マウラ:「災いの樹を止めるため。そのためだけに、僕はここにいます」
「なぜ立ち上がらない」「なぜ何もしない」「なぜここにいる」という3つの問いが、レオンからマウラへ向けられた最初の問いであり、いまマウラが人類のために戦うための理由を作った問いでもあるのですね。
レオンからマウラへ渡されたレディアンスエンジェルは、7話でレオンが使ったカードであり、20話でマウラが使ったカードでもあります。レディアンスエンジェルは迷える人々に標(しるべ)を与える存在です。レオンがマウラにとってのレディアンスエンジェルのようなものだということを暗示したシーンなのかもしれませんね。
サナギと会話をするマウラ君。サナギのことを役立たず扱いをして、自分はそうではないと言い聞かせています。精神的に追い詰められているんですかね。
次回はアリスとカイのバトルを継続させつつ、他のキャラにも視点が移るでしょうか。
棋譜
ヒイロvsシロウの棋譜です。アリスとカイのバトルはスキップが多かったので諦めました。
何かあればご連絡ください。
YT22@シャドバ (@YT__pokeshado) | Twitter
26話はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com
感想の一覧はこちら。
アニメシャドウバース カテゴリーの記事一覧 - 3度目のサザンドラ