アニシャドFの10話の感想文です。
バトルなし回
今回はバトルなしの回でした。1話ぶり2回目です。無印アニシャドは全48話中でバトルがない回は13話の1回のみだったので、すでにそれを超えました。制作陣の明確な意図を感じます。
シャドウバースのアニメなんだからバトルは毎回すべきという方が自然な考え方かなと思います。わかりやすいですし。無印アニシャドからはそういう意志を感じました。一方、デメリットとしてはバトルをしながら会話をしたり回想をしたりするので、バトルのテンポが悪くなってしまう点が挙げられます。
アニシャドFはバトルのテンポが比較的早く感じます。バトル中はシャドバを集中的に描こうとしているのかなと思います。バトルがコンパクトにまとまるため、ターンをまたいでの伏線が作りやすそうだなと思います。
一方で、バトルのときはバトルしかしないので、話が前に進みません。というわけで今回の10話のようなバトルをしない回が挟まれます。小鳥遊ツバサがどういう人なのか、サードフェザーの空気感、波瀬浦ハルマとの確執、そしてセブンスフレイムの活躍…。特にツバサの心情描写の描き方はかなり丁寧だなと思いました。ダウナーで無気力そうに見えますが、心の中でくすぶっている火種。セブンスフレイムに触れてどうなっていくか楽しみです。
ハルマの切り札
ハルマがバトルしている様子がちょっとだけ出てきました。
1回目はモブ生徒とバトルをしているときです。バトルの内容はわかりませんが、デスサイズハウンドという切り札フォロワーがとどめを刺したのはわかりました。モブ側の手札には剣豪、ヴァンガード、ヴァンガード・レイサムの3枚が見えていて、そのデッキじゃあ勝つのは難しいかもなと思ってしまいました。芸が細かい…。
2回目はサードフェザーの前部長伊久美セイラとの試合です。同じくデスサイズハウンドが場に出ていて、セイラの場のヒーリングエンジェルを攻撃して破壊しました。そのあとで効果ダメージでリーダーの体力を6点削り切って勝利していました。一体どんな効果なのでしょうか。
アニメでハルマのバトルが描かれるのは、早くてもツバサ戦が終わった後でしょう。数字の順番通りで行くならば、ファーストリーパーの前にセカンドブラッドを挟むのでさらに後になると思います。ここで先出ししたのはどんな意味があるでしょうか。
シャドウバースプロ
ツバサがスマホでニュースサイトを見ている場面が2回出てきました。
1回目は「君もプロを目指してみよう!」というタイトルで、本文中には「彼女は財善寺財閥の令嬢ではあるがシャドウバースプロとして活躍している」という文言が出てきます。無印アニシャドで登場した財善寺ミヤビのことを言っているのだと思います。シャドウグランプリでヒイロに負けて敗退していましたが、プロになったんですね。
2回目は「白熱するシャドウバースのプロリーグ」「さぁ!君もシャドウバースで世界に羽ばたこう!」という見出しのあるプロリーグの記事でした。ミヤビ個人に興味があるというよりかは、プロリーグに意識がありそうですね。
ツバサのシャドバに対する情熱は揺らいでいるようです。素直に考えるなら「プロになりたい」という願望がある…?彼女の本心はどんなところにあるでしょうか。
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