3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【原作勢目線】アニメシャドウバースF 18話感想-俺のリズムは悪魔の心音

 アニシャドFの18話の感想文です。

イツキ vs タツ

1ターン目

先攻1T:リョウガ
 蠢く死霊をプレイ。お互いのリーダーに1ダメージです。

後攻1T:イツキ
 パスです。「ウォーターフェアリーかベビーエルフ・メイが出てくるかと思ったが」とリョウガに言われていましたが、本当にイツキの手札にはありませんでした。

2ターン目

先攻2T:リョウガ
 アニメオリジナルカードをプレイします。

デモンコンダクター
2コスト1/1→3/3
ファンファーレ:自分のリーダーは「自分のターン開始時、自分のリーダーに1ダメージを与え、自分の手札が4枚以下ならカードを1枚引く」を持つ

 2/1/1のファンファーレで永続のリーダー付与能力を得られるすごいカード。1ダメージの自傷の永続付与は正直デメリットの方が大きそうですが、狂乱到達の補助と、ドロー補助の両方が得られる破格の効果です。
 場残りした蠢く死霊で相手のリーダーに攻撃します。

後攻2T:イツキ
 このターンにトップドローしたベビーエルフ・メイをプレイします。相手の場は1/1が2体なのでどちらに当たっても同じです。
 フラワーブリーズでメイを手札に戻しました。

フラワーブリーズ
1コストスペル
自分の場のカード1枚を手札に戻し、自分のリーダーを1回復する

 このままメイを残してトレード能力を持たせる選択肢も考えられましたがイツキは手札に戻す方を選びました。ガーベラベアーに「このバトル中にフラワーブリーズを3回以上使用していたらEPを回復する」という効果があるので、撃てるターンに積極的に撃ちにいったのだと思います。

3ターン目

先攻3T:リョウガ
 ブラッドウルフをプレイします。自分のリーダーに2ダメージ。2ダメージを受けても増えた赤い目玉は1個だったので、狂乱に至るまでの自傷回数なのだなとここでわかります。
 アニメオリジナルカードをプレイします。

邪悪なる指揮
1コストスペル
自分のリーダーに2ダメージを与え、自分の手札を2枚捨て、自分のフォロワー1体を進化させる(進化時能力は働かない?)

 アニシャドのカードプールだと手札を2枚捨てるデメリットがけっこう厳しそうなカードです。一方いまのアプリ版の環境だと手札を0枚を目指すハンドレスというテーマがあるので、そのデッキに入れるならとても強いカード。1コストで3枚手札が減るカードはほぼありません。

後攻3T:イツキ
 アニメオリジナルカードをプレイします。

サルビアパンサー
2コスト3/1
突進

 別の効果やエンハンスがあるのかなと思いましたが今回は分かりませんでした。3/3のデモンコンダクターと相討ちしました。
 前のターン手札に戻していたメイをプレイし、2/1のブラッドウルフを破壊しました。ここで盤面に干渉できないとリョウガの盤面には5点残るので、危ないところでした。

4ターン目

先攻4T:リョウガ
 ここもアニメオリジナルカードです。

トロンボーンデビル
4コスト4/4
ファンファーレ:自分のリーダーに1ダメージ
自分のターン中、自分のリーダーがダメージを受けるたびに相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに1ダメージ

 4/4/4のメリット効果持ちフォロワーというのは最近では当たり前ですが、アニシャドのカードプールには存在しません。インフレを感じます。
 常駐するヨルムンガンドみたいなカードです。ファンファーレで自分の常駐効果をとりあえず1回働かせられるのが偉いですね。1点ダメージでメイを破壊しました。

 先攻のリョウガがアグロ気味に体力を詰めに行く展開です。イツキの体力は13。自傷しまくっているのでリョウガの体力は12です。自傷回数は6回。あと1回で狂乱状態です。

デジフレとは何なのか?

 リョウガに捨てられてしまったデモニアの姿を通して、デジフレというテーマが深堀りされました。上手な触れ方だなと思いました。
 デジフレは数年前にジェネシスカンパニーが突然広めた新システム。適当にスマホを触っていたら勝手に設定されてしまって、変えられないし捨てられないから困っていたとリョウガは言っていました。
 リョウガはデジフレの存在そのものを否定していたので、この機能を楽しんで使っている人には受け入れられないでしょうが、完全に間違っているわけでもないのが面白いところ。突き詰めてしまえばデジフレはただのデータにすぎません。「弱いカードはデッキのノイズ」というのもカードゲーマーからしたら同意できる考え方でしょう。デジフレだからといって、デッキのテーマに合っていないなら採用すべきではありません。
 レオンのいなくなったジェネシスカンパニーが何を企んでデジフレを作ったのか、そして唯一の喋るデジフレであるドラグニルの正体とは何なのか。今後スポットライトが当てられそうな話題も視界に入ってくるような、良い導入の仕方だなあと感心しました。
 ジェネシスカンパニーは「シャドバとプレイヤーを繋げる電子の友達」だと説明したようですが、耳障りの良い言葉だなあと疑ってしまいます。「こんなものなくてもシャドバはできていただろ?」というリョウガの正論パンチの矛先は、デジフレを使わずにシャドバをしている我々に向かっているようでもありました。
 そして目下の話題としてはデモニアへの酷い扱いに対して怒っているイツキがバトルを仕掛ける理由になっているわけですね。


ヴァンパイア使いのリョウガ

 18話にしてようやく、7番目のクラスであるヴァンパイアのバトルとなりました。ここまでよく引っ張りましたね。
 復讐状態のコントロールが難しいため上級者向けのクラスだという立ち位置は無印から変わっていないようです。強者の証であり、ルシアの神格化にも繋がりそうな扱いです。
 リョウガはシャドバカレッジのことを知っているらしく、ハルマのことを評価していました。セカンドブラッドの関係者でしょうか?
 OP/EDを見ると仲間になってくれるみたいですが、どんな関係性を築いていくのか全然読めません。主人公格は本当に多様性に富んだメンツですね。人間関係から展開の予測がつかないのも、見ていて面白いアニメだなと思います。




更新はTwitterでお知らせします。
twitter.com