アニシャドFの22話の感想文です。
ツバサとレンの深掘り
今回はバトルなし回でした。1話と10話に続く3回目です。
20話と21話から展開されていたツバサとレンの話が今回も継続されました。この2人の関係性はとにかく丁寧に描くぞという制作陣の気合いを感じます。
ライト、イツキ、スバルの男子3人組に比べるとツバサとレンはまだまだ登場シーンも少なく、どういう人間なのか深掘りができていません。そのギャップを埋める意味合いもあったのかなと思いました。ツバサが野菜ジュースを好んでいる理由とか。
ライトがハルマに負けて以降、物語的には修行パートです。各々が強くなることも大事ですが、部員同士が仲良くなることも大事。まずは女性2人が仲良くなって、部全体へと広がっていくのかなと思いました。
同性とは言えどツバサとレンは真逆のタイプなので、仲良くなる過程は丁寧に描かないと突飛な印象になってしまうのでしょう。大胆な尺の使い方に覚悟を感じます。
ライトの対戦履歴
ライト、イツキ、スバルはそれぞれ修行の1日を終え、戦果の報告をしあっていました。
ライトが黒羽アリスと戦ったと言い出したときに、シャドバの対戦履歴を確認していました。履歴にはECILAという名前。アリスがECILA名義でシャドバの全国大会に出たのは無印の8話ですね。スバルはシークレットゲストだったと言っていましたが、実力で勝ち上がってきたはず。
対戦履歴にシャドバ要素を入れるのは制作陣のおなじみの遊び心です。今回もお付き合いしようではありませんか。
■MOSUKO(ビショップ)
フォロワーの名前ではない新しいパターン。
■てとら(ウィッチ)
シャドバのストーリー出身のキャラ。
■はんな(ウィッチ)
2回リメイクされている神バハ出身のキャラ。
■JIZERU(ドラゴン)
神バハ出身のキャラ。
■ランサー(エルフ)
いままでフォロワーの名前に当たる部分が使われていたのでこれは違うかもしれません。ランサーとつくカードはロイヤルにはいっぱいいますが、エルフにはこの2枚。
■レパード(ロイヤル)
レパードとカード名に入っているのは他のクラスを含めてもこれだけですが、ちょっとしっくりこない名づけです。別のカードなのかも。
■arisutera(ウィッチ)
グラブル出身のキャラです。
この下にECILAとハルマが入りました。修行で戦ったのは上記の7名。ハルマの下にも履歴が続いていました。
■コープス(ネクロマンサー)
神バハ出身のキャラ。人ではなく犬というのも珍しい。
■アリーザ(ドラゴン)
こちらもグラブル出身のキャラです。
ジェントルマンの正体
ジェントルマンの中の人が明かされました。人前に姿を見せるのが嫌でアバターを使っているのなら、最後までアバター姿のままで通す可能性もあるんじゃないかなと思っていたので、普通に驚きました。
頼まれてもいないのにシャドバのことを押しつけがましく教えてしまうというジェントルマンの欠点は、非常に男性的だなと感じたので中身は男性なんだろうと勝手に思い込んでいました。そこも驚きポイント。中身は乙坂シオンという女性でした。
森久保祥太郎さんが命を吹き込んだジェントルマンというキャラは非常に個性的ですが、中の人として別の声優さん(集貝はなさん)がシオンに声をあてていくのはなかなか高度なことだなと思いました。2人が同時に喋っているような見せ方もありましたし、今後の演出にも期待です。メイティのCVが森久保さんじゃない時点でこの展開には気づけたのかもしれませんね。
ジェントルマンは4話&5話でライトに負けて以来の2戦目、ツバサは11話&12話でライトに負け、20話&21話でレンに負けてこれが3戦目です。キリフダをまだ隠しているジェントルマンの方が有利そうですが、どっちが勝つでしょうか。
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