アニシャドFの37話の感想文です。
ライトvsミカド
6ターン目
瞬刃のドラゴニュートをプレイ。ドラゴウェポンが場にあって、EPが1以上なので、ファンファーレで進化します。ダーク・リリエルに攻撃。攻撃時能力でダーク・リリエルに5ダメージが飛ぶのですが、6/6のダーク・リリエルは倒せないため、相討ちになりました。
ダーク・ヒーリングエンジェル
3コスト2/3
ファンファーレ:自分のリーダーを2回復、相手のリーダーに2ダメージ、カードを2枚引く
純粋にファンファーレ能力が強化されました。3コストにしては破格の性能です。盤面を触れるカードではありませんが、ライトが場を空けてターンを返してしまったため隙をつかれました。このターンでミカドは序盤に削られていた体力と手札を大幅に補充しました。ミカドの体力は16、ライトは13です。
7ターン目
0コストドラゴンスマッシュをすぐにプレイ。ダーク・ヒーリングエンジェルに3ダメージで破壊して、ドラゴウェポンを場に出します。前のターンにも出したのでこれで2本。
ルフ鳥をプレイ。ドラゴウェポンによって武装されます。さらに大嵐のドラゴンをプレイ。こちらもドラゴウェポンによって武装されます。
武装ルフ鳥でダーク・ヒーリングエンジェルを上踏み。攻撃時能力で相手のリーダーに2ダメージ。武装大嵐のドラゴンで相手のリーダーに攻撃。攻撃時能力で自身を+1/+0するので3ダメージ。
ライトは手札が細くなってきたので、攻撃力2の相手フォロワーの処理は後回しにして、手札に見えている竜の闘気を使った方が良さそうな盤面でした。
フォーリンショット
2コストスペル
相手フォロワー1体に3ダメージ。手札のフォロワー1体を堕天させる
2コスト3点に堕天能力がついています。武装大嵐のドラゴンを破壊して、手札のガブリエルを堕天させます。
デジフレのセラフィックレオ・ガルエルをプレイ。
セラフィックレオ・ガルエル
2コスト1/2
ファンファーレ:自分の手札のニュートラルフォロワーのコストを-3して、それは「自分のターン終了時に手札に戻る」を持つ
アプリ版とは微妙に効果が異なります。
破壊ではなく手札に戻るようになっているので、リソースとして再利用できるデザインです。ダーク・ガブリエルのコストを3下げました。
ダーク・ガブリエルをプレイ。
ダーク・ガブリエル
7コスト3/4
ファンファーレ:相手のフォロワーすべてを-3/-4する。このバトル中に破壊されたコスト3以下のニュートラルフォロワー1体を場に出し、+4/+3する
もともとは自分の場のフォロワーを+4/+3するだけの効果ですが、AOEと復活の効果がつきました。
ライトの場は一掃されます。ハンマードラゴニュートのラストワードでドラゴンスマッシュが1枚手札に加わります。
闇言の天使が復活して、+4/+3されます。ターン終了時にガルエルの効果でダーク・ガブリエルは手札に戻ります。6/5と1/2が場に残ります。
レンはダーク・ガブリエルが手札に戻ったことをポジティブに捉えていました。盤面重視のロイヤルからみるとそうなるでしょう。一方でイツキは手札に戻ってダーク・ガブリエルがまた出てくることを懸念として捉えていました。自分が使っているクラスによって反応が異なるのが面白かったですね。
8ターン目
ドラゴンスマッシュをプレイして、ガルエルに3ダメージで破壊します。ドラゴウェポンが場に出ます。勇気の6/5放置となりました。
闇言の天使でリーダーに攻撃で6ダメージ。ライトの体力は10。ミカドの場は7/5, 6/5, 3/4です。
9ターン目
フォロワーを殴ってから進化するという新しいパターンでレーヴァテインドラゴンを進化します。ドラゴウェポンを破壊してチョイス。「竜の力は引き裂く伊吹」ということで、レーヴァテインドラゴン・ブラストモードが初登場しました。
レーヴァテインドラゴン・ブラストモード
6コスト7/7
武装していないドラゴンフォロワーが場に出るたび、それを武装して+0/+1し、守護を与える
ターン終了時:相手のフォロワーすべてにXダメージ。Xはこのバトル中に破壊された武装フォロワーの数。Xが5以上なら相手のリーダーに5ダメージ
ブラストモードはターン終了時にAOEを撃つので、進化前で殴って2PP回復するか、殴らずに体力を温存するかの選択でした。
アニメ版だと武装フォロワーの数を参照しますが、アプリ版では自身の攻撃力を参照して、相手リーダーへの打点も青天井に伸びます。
2枚目の荒牙の戦士・キットと、2枚目のルフ鳥をプレイします。ブラストモードの効果で武装され守護を持ちます。PPを回復したおかげで守護を2面展開できました。
ターン終了時にブラストモードの効果で、相手のフォロワーすべてに8ダメージで破壊。相手のリーダーに5ダメージです。ミカドの体力は6。
カオティック・エンジェル
4コスト3/3
ファンファーレ:エンハンス9;このフォロワーへのダメージは0になる。このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けなくなる。(例えば、「破壊する」能力や「消滅させる」能力を受けない)。PPを5回復する。反転する翼を2枚手札に加える。
ターン終了時:ランダムな相手のフォロワー1体と、相手のリーダーにXダメージ。Xはこのバトル中にプレイした堕天フォロワーの種類。
進化後:1ターンに2回攻撃できる
エンハンスでプレイすると小さいヘブンリーイージスになるカードです。攻撃力や体力を参照する効果は受けてしまうとミカドが言っていたのは、例えばカースメーカー・スージーのようなカードで体力を下げると破壊できるからです。
カオティック・エンジェルを進化して武装荒牙の戦士・キットと武装ルフ鳥を破壊します。ダメージは受けません。
反転する翼をプレイして、手札のシールドエンジェルを堕天させます。
ダーク・シールドエンジェル
3コスト1/4
守護
ファンファーレ:相手のリーダーに5ダメージ
このときライトの体力は10。ダーク・シールドエンジェルの5点と、カオティック・エンジェルのターン終了時の5点でミカドの勝利です。しかしミカドはダーク・シールドエンジェルをプレイしませんでした。PPは5余っています。
ターン終了時、カオティック・エンジェルの効果でブラストモードに4ダメージで破壊。ライトにも4点。残り体力は6。
10ターン目
アーマーパージをプレイ。ドラゴウェポンを場に出し、自分のEPを1回復、レーヴァテインドラゴンを手札に加えます。
レーヴァテインドラゴンをプレイして進化。ドラゴウェポンを破壊して、ディフェンスモードに変身しました。カオティック・エンジェルが破壊できない以上、正しい選択だと思います。ダメージ軽減を持っているので、カオティック・エンジェルに2回殴られても破壊されません。ブラストモードに変身すると5点は出るので、あと1点が遠かったですね。
ターン終了時にディフェンスモードの効果で体力を3回復して9です。
無印アニシャドではレオンがシャドウバハムートを使っていましたが、素のバハムートが出てくるのはこれが初めてでした。
バハムートをプレイして、場のすべてのカードを破壊しますが、カオティック・エンジェルは破壊されません。カオティック・エンジェルでーダーに攻撃して5+5ダメージで勝利でした。
ライトはシノブ、ハルマ、アリスに次いで4敗目。主人公が勝つか負けるか分からないのが面白いアニメになっていますね。37話のタイトルだけ見るとライトが勝ちそうだったのですが。
ミカドのシャドバ
登場人物たちが己のシャドバ論をぶつけ合うこのアニメ。もちろんミカドのシャドバとは何なのかという話題も展開されます。
ミカド:「僕のシャドバが間違っているって言うなら、キミのそれは正しいのかな?天竜ライト?」
ライト:「わからない。だが、オレにとってシャドバは、誰かと繋がれるもので、誰かとぶつかりあうためのもので、実感はないが、運命でもあるらしい。オレはシャドバで誰かを傷つけたくはない。ミカド、お前は何のためにシャドバをしている?」
ミカド:「なんのためねえ。シャドバだけが、僕を満たしてくれる可能性がある。僕は生まれながらに白銀一族の跡取りで、僕に勝てる人間なんて、この世に1人も存在していない。でもシャドバでなら、僕は…」
ライトから見ると、ミカドは人を傷つけるためにシャドバをしているように見えます。しかしミカド本人にそのつもりはまったくないのですね。生まれつき何でも持っている大金持ちの天才が、自分を満たしてくれる何かを求めているだけ。
ミカドがシャドバに目をつけているというのは、筋の悪い見立てではないと思います。どれだけ頭が良くても、勉強ができても、カードゲームで負けることはありますから。いつか自分を満たしてくれる敵が現れるかもしれません。お金も関係ないですし。
一方で、「傷つける」「傷つけない」という論点で争おうとしているライトとは目線が合いません。立場が違いすぎるのでしょうがないですね。ミカドはハルマの件もなんとも思っていないわけです。
ミカドのセブンスフレイム入り
ライトがミカドをセブンスフレイムに誘うシーンがありました。
ライト:「ミカド。オレなら、オレたちなら、きっとお前を満たしてやることができる。だから、セブンスフレイムに入らないか?きっと、もっとシャドバが楽しくなるぞ」
ミカド:「そうか、そんなこと考えたことなかったな。僕はずっと孤独だったから。キミたちになじめないかも」
ライト:「大丈夫だ!オレたちはシャドバで繋がっている!」
ミカドはデジフレがカード化されていて、オープニングにもセブンスフレイムの一員であるかような位置で登場したりしていました。メタ読みにはなりますが、最終的にはミカドは主人公サイドとして戦うのではないかと予想できます。だからこのライトの申し出に視聴者の意識は引かれます。
しかし、そんな期待を真っ向からひっくり返す形で、ミカドはライトを嘲笑い、キリフダのカオティック・エンジェルで形勢を逆転しました。良い演出だなあと思いました。視聴者の心の動きがよく見えています。
実際問題、無印アニシャドと同じ48話までの構成だとしたら、あと11話でミカドが主人公サイドに来ることはあるのでしょうか。リョウガも同じ状況です。セブンシャドウズと1人ずつバトルをしていくとなるとそろそろ尺が怪しい。いったいどんな結末を用意しているのか楽しみですね。
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