アニシャドFの40話の感想文です。
ライト vs セイヤ
1ターン目
2ターン目
3ターン目
アイボリードラゴンとムシュフシュで相手のリーダーに攻撃。
2枚目の魔女の大釜をプレイ。静寂の実験室をプレイ。ファンファーレでクレイゴーレムが場に出ます。序盤に幻惑の奇術師を置きながら土を供給する理想的な展開です。
4ターン目
ハンマードラゴニュートをプレイ。
武装ルフ鳥でクレイゴーレムを上踏み。攻撃時能力で相手のリーダーに2ダメージ。アイボリードラゴンとムシュフシュで相手のリーダーに攻撃します。
幻惑の奇術師と相討ちしてなるべく盤面の土を印を削っておくという方針もありますが、セイヤの体力はすでにこれですでに11なので、体力からプレッシャーをかけていく状況になりました。
グランドアルケミスト
4コスト4/4→6/6
守護
ファンファーレ:土の魔片を場に出す
攻撃時:土の魔片を場に出す
進化時:手札の土の秘術を持つカードのコストをすべて-1する
進化でコスト-1はシンプルながら強力な効果。禁忌の研究者、レヴィ、大召喚、プレデターゴーレムのコストが-1されました。ライトの場にいるムシュフシュが自分の効果で4/2になります。
場が埋まっているので先に幻惑の奇術師から攻撃をします。ムシュフシュと相討ち。幻惑の奇術師のラストワードで2枚目の魔女の大釜が割れて1ドロー。
その次にグランドアルケミストで武装ルフ鳥を上踏み。攻撃時能力で再び土の印が供給されてまた盤面が埋まります。
5ターン目
このターンはなんらかの手段でドラゴウェポンを供給して、武装キットを進化してグランドアルケミストと相討ちしたのかなと思われます。
禁忌の研究者を進化してアイボリードラゴンを上踏み。相手のフォロワーが破壊されると自分の場にゾンビが出ます。幻惑の奇術師で相手のリーダーを攻撃。
ターン終了時に禁忌の研究者の土の秘術で相手のフォロワーを1体破壊します。ハンマードラゴニュートを破壊してさらにゾンビが場に出ます。
6ターン目
偉大なる魔術師・レヴィをプレイ。これもWLDのカード。ここからアニメに映ります。土の秘術で相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに3ダメージ。ライトの場はすべて破壊されます。
ゾンビで相手のリーダーに攻撃。ライトの体力は13。
7ターン目
ドラゴンウォーリアをプレイ。場のドラゴウェポンにより武装されます。
武装ドラゴンウォーリアを進化。EP消費なしの進化です。進化時能力でゾンビに3ダメージで破壊、相手のフォローすべてに1ダメージでレヴィが破壊。さらに武装ドラゴンウォーリアでジャンクゴーレムを攻撃で破壊。
ファンファーレで手札が5枚になるようにカードを引きます。今回は1ドロー。手札のスペルブーストを持たないスペルのコストを1にするということで、大召喚が1コストになります。懐かしのオズ大召喚コンボ。
1コストにした大召喚をプレイ。ガーディアンゴーレム1体とクレイゴーレム1体とジャンクゴーレム1体を出します。このカードはCGSのカードです。
3枚目の魔女の大釜をプレイ。大召喚には土の秘術があるのですが、次のターンのために土の印を温存しました。
オズの大魔女を進化して武装ドラゴンウォーリアを上踏み。
8ターン目
残り4PPに戻るので龍の知恵をプレイ。手札のコスト最小のカードを捨ててカードを3枚引くカードですが、ライトの手札は0なので捨てるカードがありません。4コスト3ドローになります。
レーヴァテインドラゴンを進化。ドラゴウェポンを破壊してブラストモードになります。この殴ってから進化のパターンが最近のお気に入りですね。
ターン終了時にブラストモードの効果が働きます。ここまでで破壊された武装フォロワーは、ドラグニル、武装ルフ鳥、武装キット、ハンマードラゴニュート、瞬刃のドラゴニュートの5枚。相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに5ダメージ。セイヤの体力は6です。
プレデターゴーレムをプレイ。久しぶりの登場なのでアニメ版の効果を忘れていました。
プレデターゴーレム
9コスト7/7
ファンファーレ:相手の場のフォロワー1体を破壊する
相手のフォロワーが破壊されたとき、土の秘術:そのフォロワーの持っている能力を得る
ファンファーレでブラストモードを破壊します。土の秘術で破壊した相手フォロワーの能力を得ますが、セイヤが説明していた通り、ブラストモードの能力を奪われても痛くも痒くもありません。ディフェンスモードだとヤバかったですね。魔女の大釜のラストワードでカードを1枚引きます。
大召喚で土の秘術を使わなかったのは、プレデターゴーレムのファンファーレで破壊したカードから効果を奪って有利に進めてやろうと企んでいたからでした。
9ターン目
ランスリザード、トリニティドラゴン、流麗なる竜人をプレイします。流麗なる竜人はヴァネッサ戦で登場したカードですが、発動していない効果がありました。
流麗なる竜人
2コスト2/2
ファンファーレ:自分の場に他の武装フォロワーがいるなら疾走を持つ
交戦時:交戦した相手のフォロワーの体力が4以上の場合、必殺を持つ
流麗なる竜人でプレデターゴーレムして相討ち。8コストと土の印を消費して出したキリフダがあっさり2コストで処理されてしまいました。
リジェクターゴーレム
12コスト6/6
直接召喚:直前の相手のターンに、コスト7以上の土の秘術を持つフォロワーが破壊されていたとき、これを1枚、自分のデッキから場に出す
直接召喚されたとき、自分の場にカードがないなら土の魔片を場に出す
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疾走
攻撃時:相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに2ダメージ。土の秘術:このフォロワーの攻撃可能回数を+1する
アニメ版のデザインとしては、まさしくプレデターゴーレムが破壊されるとデッキから出てくる設計になっています。素引きすると腐るのでアクセラレートがついているはず。
参照するコストが「元のコスト」だった場合、アプリ版のプレデターゴーレムはコストが下がるので、非常に強力なコンボになります。逆に素のコストが7以上の土の秘術フォロワーはあまりいません。ルインソーサラーやハリケーンゴーレムを致し方なく本体出ししたときぐらいでしょうか。
セイヤのターン開始時にリジェクターゴーレムが直接召喚され、場にカードがないので土の印が出ます。直接召喚がアニシャドに出てきたのは初めてですね。
疾走持ちなのでリジェクターゴーレムで相手のリーダーに攻撃。攻撃時能力で相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに2ダメージを与えつつ、本体の攻撃で6ダメージ。
そして自分で出した土の印を割って、土の秘術で攻撃可能回数を+1します。セイヤの言い方では土を追加で供給できれば何回でも攻撃できそうな雰囲気。
2回目の攻撃でライトの体力がゼロになってセイヤの勝利でした。
強くなる理由
会話の中で「なぜ強くなるのか」とセイヤがライトに問いかける場面がありました。ライトはミカドともう一度戦いたい、そしてセブンシャドウズとバトルしたいからだと言っていました。
その答えを聞いてセイヤはこう反応します。
セイヤ:「キミがあまりにもまっすぐだから、キミの持つ可能性が、うらやましくなってしまったのさ」
ライト:「セイヤさんはどうして強くなりたいんですか?やっぱりワールドランキングで…」
セイヤ:「上位七人に入りたい?うーん。それはきっと無理だろうねー。プロの僕より才能あるプレイヤーなんてゴロゴロいるし」
無印アニシャドのセイヤを振り返ると味わい深い回答だなと思いました。彼は無印のころからプロの肩書を持っていますが、ヒイロ戦とミモリ戦でいずれも負けます。可能性と才能に彼が打ち負かされる様子を、視聴者は見てきたのですね。
ライト:「それじゃあ…」
セイヤ:「さーて、なんだろ。もしかしたらそんなもの、ないのかもしれないねえ。トリックにマジック、虚構こそが僕の得意分野さ」
セイヤは自分のキャラであるマジシャンに引っ掛けて誤魔化し、さらには「虚構」からオズの大魔女に話を繋げるという美しい演出が入っていました。セイヤは自分が強くなりたい理由をはっきりとは語らずに終わりました。
敗北の意味
アニシャドFは主人公ライトがよく負けるアニメです。ライト戦は勝敗の行方がわからずに楽しめるというスパイスになっています。
この試合でライトが負ける意味は、デュアルレイジが使いこなせなかったという課題を視聴者に印象付けるためでしょうか。いわば漫画の修行編のようなものかと。
前回でライトはヴァネッサに勝ち、今回はセイヤに負けるという形になりました。無印からSwitchシャドバトに出ているキャラに花を持たせるという意味ももしかしたらあったのかもしれないですね。
牙倉兄弟は登場機会も多かったので、愛着のある視聴者もいることでしょう。最後のシーン、ライトは時間ギリギリまでポイントを稼ぐために街へ繰り出していきましたが、セイヤはタクマからのメッセージで家に帰ることにしました。兄弟の関係が修復されているようで何よりですね。
プロとして研鑽を積む中で、ある程度自分の限界が見えてきたセイヤ。だけど、無印での経験を経て、まだ闘志を燃やしていることがわかります。
セイヤ:「この子を使っても勝てなかった相手がいたよ。だから僕は変わった。」
シャドバで勝ち続けるというのは本当に難しいことなのですが、彼なりに頑張り続けているのだなと思うと嬉しくなります。
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