アニシャドFの45話の感想文です。
イツキ vs ルシア
1ターン目
2ターン目
ガーベラベアーで相手のリーダーに攻撃して1ダメージ。
フラワーブリーズをプレイして、ガーベラベアーを手札に戻し、自分のリーダーを1回復します。
手札に戻したガーベラベアーを再びプレイ。ファンファーレでフラワーブリーズを1枚手札に加えます。このとき、レヴィオンデューク・ユリウスの効果が働き、イツキに1ダメージです。
イツキは「手札にカードを戻したカウント」を稼ぐためにガーベラベアーをループさせる選択をとりました。カウントを稼ぐ代わりにリーダーの体力を犠牲にしています。
3ターン目
レヴィオンデューク・ユリウスでガーベラベアーを上踏み。
蠢く死霊で相手のリーダーに攻撃で1ダメージです。
そしてここで新カードをプレイ。
開花する双牙
2コストスペル
自分の場のフォロワー1体を手札に戻し、チョイスしたカードを場に出す
・アネモネタイガー
・サルビアパンサー
サルビアパンサー
2コスト3/1
突進
ファンファーレ:エンハンス5; アネモネタイガーを場に出す
アネモネタイガーが場にいる限り、このカードはラストワード「突進を持たないサルビアパンサーを場に出す」を持つ
アネモネタイガー
2コスト1/3→3/5
守護
サルビアパンサーが場にいる限り、自身を+2/+0して、「能力で選択できない」を持つ
バウンスしたところに別のフォロワーを出すカードです。
ベビーエルフ・メイを手札に戻し、サルビアパンサーを場に出します。レヴィオンデューク・ユリウスの効果でイツキに1ダメージ。
サルビアパンサーは3/1突進なのでレヴィオンデューク・ユリウスと相討ち。前のターンからこの流れを決めていたのかもしれませんが、2ターン目に開花する双牙を使う選択肢もあったかなと思います。
イツキの体力は15。
4ターン目
復讐の悪魔が攻撃できるようになるので、相手のリーダーを攻撃で4ダメージ。ルシアの場には4/4が2体。
対空射撃をプレイ。ベビーエルフ・メイを手札に戻して復讐の悪魔に3ダメージで破壊します。除去のためにメイを上手く使いまわしています。
小さな勇士・スクナをプレイ。このカードはTOGの方のシルバースクナです。ロキサスエルフで猛威を振るったのはSORのゴールドスクナ。
スクナを進化します。カードを3枚以上プレイしているので、進化時能力で自身を+2/+2して6/6になります。スクナでベルフェゴールを上踏み。
5ターン目
カオスシップのファンファーレでデッキから2コスト以下のフォロワーが2枚出てきます。ブラッドウルフとスコルピオになりました。糸蜘蛛の悪魔やユリウスが出るパターンが当たり、蠢く死霊が出てしまうのが外れでしたね。
ブラッドウルフでスクナと相討ち。
さらにカオスシップを進化します。アニメでは特に言及はありませんでしたが、イツキの盤面にフォロワーがおらず、体力も11まで削れているので、5/6のカオスシップが辛いでしょという読みでの進化置きです。
クロッカスラット
1コスト1/1
ファンファーレ:お互いのリーダーの体力を3回復する。このバトル中、カードを手札に戻す効果が3回以上働いていたならPPを1回復
カードを戻すカウント3を達成していれば0/1/1の3点回復というスゴイカード。ルシアが言っていたように復讐ヴァンプのメタとしても強力です。
サルビアパンサーをエンハンス5でプレイ。アネモネタイガーを場に出します。アネモネタイガーは自身の効果で+2/+0されて、「能力で選択できない」を持ちます。サルビアパンサーはラストワードで無限復活するようになります。
クロッカスラットを進化し、サルビアパンサーとともにカオスシップを攻撃して破壊します。サルビアパンサーはラストワードで復活します。ルシアの場にはスコルピオが残り、イツキの盤面は3/3守護と3/1が残りました。
カオスシップが進化せず3/4のままだったら、アネモネタイガーを進化して上踏みし、スコルピオをサルビアパンサーで破壊して復活という流れになったと思います。5/2守護, 3/1, 1/1を残してスコルピオまで破壊できていたので、この進化置きはけっこう効きました。
6ターン目
スカーレットヴァンパイアをプレイ。アプリ版とはだいぶ効果が異なります。
スカーレットヴァンパイア
6コスト4/5
ファンファーレ:相手のフォロワーすべてに2ダメージ。このターン中に自分のリーダーがダメージを受けていたなら相手のリーダーに3ダメージ。自分のリーダーに2ダメージ。
イツキの盤面はサルビアパンサーのみなのでこれで空になります。相手のリーダーに3ダメージ、自分のリーダーに2ダメージ。イツキの体力は11、ルシアの体力は10です。
スコルピオが残っていなければスカーレットヴァンパイアの3ダメージが発動せず、復讐にも入れていなかったので、カオスシップ進化置きが展開を大きく左右したと言えそうです。
スレイドを進化して、進化時能力でスカーレットヴァンパイアが1/1になります。いままでは盤面ロックに利用されてきましたが、今回はスレイドでそのままスカーレットヴァンパイアを上踏み。
コスモスファングをプレイします。アプリ版とは違って自分で潜伏を持っていないので、スレイドの補助が必要です。ターン終了時にコスモスファングの能力でスレイドを手札に戻し、自分のリーダーを2回復します。
7ターン目
ヴァーミリオンキラー
4コスト3/3
ファンファーレ:復讐状態ならPPを4回復する。
自分のターンに1度、相手の場のカードを選択して対象にする効果が働いたとき、その効果は相手の場のカードすべてを対象とする
ルシアの体力は10なのでファンファーレでPPを4回復します。この常駐効果をアプリ版で実装するのは大変そう。
そして久しぶりのキリフダ登場。アプリ版と細かい差分があるので復習がてら。
ダークエンペラー
7コスト5/7→7/9
ファンファーレ:復讐状態なら相手のフォロワーを2体破壊する
能力によって受けるダメージを0にする。能力によって破壊されない。
ラストワード:自分のリーダーに5ダメージ
ダークエンペラーのファンファーレが働く際に、ヴァーミリオンキラーの効果も働きます。すべてのフォロワーを破壊する効果にパワーアップされ、潜伏していたコスモスファングが破壊されます。
ローズディアでヴァーミリオンキラーを上踏み。攻撃時能力でPPを2回復し、デッキからコスト1のカードを2枚手札に加えます。2枚目のガーベラベアーと2枚目の対空射撃でした。
ドローしたガーベラベアーをプレイ。ファンファーレでフラワーブリーズを手札に加えます。
フラワーブリーズをプレイ。ガーベラベアーを手札に戻してリーダーの体力を1回復します。
残り2PP。薔薇の一撃をプレイして相手のリーダーに3ダメージです。イツキの体力は14。ルシアは7です。
この薔薇の一撃が勝敗の分かれ目だったという描かれ方がしていました。残り2PPでもう1回ガーベラベアー→フラワーブリーズをすればイツキの体力は1増えていたので、次のターンでは負けていませんでした。
ルシアが指摘していたように、復讐ヴァンパイアにはリーダーの体力を増やしたり減らしたりするカードが多いので、勝負所を見極めなければなりません。ここで3点与えても細かく回復されてリーサルに届かないことが多いです。
フラワーブリーズを3枚以上使うとガーベラベアーがEPを回復してくれるようになるので、それを反撃の糸口とするのが良さそうに見えました。
8ターン目
ダークジェネラルをプレイ。ファンファーレで疾走を持ちます。ダークエンペラーを進化して相手のリーダーに攻撃、ダークジェネラルで相手のリーダーに攻撃。イツキの体力は残り3。
鋭利な一裂きをプレイ。自分のリーダーに2ダメージ、相手のリーダーに3ダメージでちょうどイツキの体力が0になり、ルシアの勝利でした。
無印では体力3のヒイロに対して鋭利な一裂きをあえて撃たないというプレイをしたこともありますが、今回はちゃんと決着をつけました。
イツキとリョウガ
18,19話でのバトル、31話でのバトルに続いて、イツキとリョウガの関係性を深める出来事となりました。
見た目がいかつくて、態度も悪いリョウガに対して、イツキはもう一切物怖じしないようになりました。
イツキ:「リョウガ君って、僕が思っているより、ずっとおバカさんなのかも」
単純にリョウガに慣れたからというのもあるでしょうが、元来イツキは強い人なのでしょうね。セブンスフレイムの部長をやっていたのは彼が1人だけ残ったからだと思うのですが、肝が太くてリーダー向きの素質をしています。
このあとリョウガがセブンスフレイムに入る、もしくは共闘することになったとしても、不思議じゃない雰囲気になってきました。全部イツキ1人の活躍によって。
セブンシャドウズの中の最強
ルシアも誰かに負けて強くなったのだという話から、セブンシャドウズの話になりました。
ルシア:「セブンシャドウズは世界最強のシャドバプレイヤー7人。でもね、本当の最強は1人だけ。それは僕でもなく、ウルフラムでもない。まあ、彼にその自覚はないんだろうけど。そろそろしっかりしてほしいな」
無印をずっと見てきた人間からすると、ルシアの話はニヤっとしてしまうものでした。ルシアの孤独と傲慢をヒイロの情熱が打ち砕いたこと、そしてヒイロが世界を背負って戦って勝利を収めたことを我々は見てきたからです。世界最強という自覚がないというのもまあわかる。
これだけ持ち上げられた状態のセブンシャドウズおよび竜ヶ崎ヒイロを、Fの主人公たちはどのように打ち破るのでしょうね。想像がつきません。
ルシアが本気を出したら相手はシャドバをやめちゃうという無印の名言も飛び出し、セブンシャドウズの神格化が進んでいきます。再戦であっさり勝ってしまうのは味気ないような気はしますが、果たして。
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