3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【プロセカ】セカライ2nd-Willに行ってきたので良かったところを書く

 2023年1月9日に行われたプロセカのリアルライブ「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd - Will -」の最終公演に行ってきたので、良かったなあと思うところを書き殴ります。

「ライブをやりにきた」セトリ

 今回はセトリに驚かされっぱなしの公演となりました。一緒に現地参戦してくれた友人とセトリ予想をしていたのですが、それが大きく裏切られる形となり、現地で唸りまくっていました。
 1stから2ndの間に追加された楽曲をやるのかなと思って予想を立てていました。それがソシャゲとしては正しいお作法なんじゃないかなと思います。今後も楽曲追加は続いていくわけですし。
 しかしセカライ運営さんはライブとしてのベストを追求してくれたように思います。いま一番ファンが聞きたい曲をやる。いま一番運営がやりたい曲をやる。今回のセトリからはそういうメッセージを感じました。
 例えば、「モア!ジャンプ!モア!」や「ステラ」は、1stでやっても良かった曲です。1st以降もライブ映えする書下ろし楽曲が次々と追加されたのにもかからわず、運営さんはこれらをセレクトしました。今回のライブにはこの選曲がベストだと考え抜いたのでしょう。すべてはライブのために。より良いライブ体験のために。そういう意志を感じて素敵だなと思ったのです。

MCの変化

 1stのときからMCの方向性が変わったのも良いなと思いました。
 全体的にMCの時間自体は短くなりました。1stのときは各ユニットがなぜライブをすることになったのかを丁寧に説明してくれていました。一方で2ndではそういうMCをズバッとカットして、最初からライブをやる前提で各ユニットが登場してきたのですね。
 世界観設定に関するMCが減った分、ライブとしてのMCが増やされていました。特に良いなと思ったのが、ワンダショやニーゴのMC。4曲を通してストーリー仕立てになっており、歌うときの文脈がより豊かになってすごく良かったです。
 また、レスポンスを求めるようなMCが多かったのもよかったですね。パフォーマーと心を通わせることで、ライブに来たんだなと言う実感が高まります。

観客側の熱量

 お客さん側のライブにかける熱量が高くなっているように感じて、それもすごく幸福感を増してくれました。
 1stのときはお客さんも探り探りだったように思います。どのような舞台になるのか、どのように楽しめば良いのか誰もわからなかったわけですから。
 その後、配信があったりブルーレイが出たりして、1stの映像を見た人が2ndに来ていたのだと思います。受け取る側の準備も万端という感じで、いよいよ運営さんと観客の双方がライブを作り上げるという雰囲気が高まってきたのではないかと。
 この1年の間にグッズ販売もますます増えて、会場のオタクたちの装いも派手になっていたように思います。小さくてもグッズを身に着けている人が本当に多かった。
 1stのときは最終公演でもペンライトが販売されていたような覚えがあるのですが、2ndでは売り切れていました。物販の売れ行きも好調だったのではないかと思います。
 ライブは慈善事業ではないので売り上げが立たねばなりません。それと同時に、ステージはお客さんが一体となって作り上げるもの。お客さん側の受け入れ体勢もより強固なものとなったことが実感できて、これは今後もどんどん続けていけるんじゃないかと勝手に確信を得ました。1年に一度、生きる喜びが増えたことに心から感謝です。



ユニットごとのざっくり感想

Leo/need

1. STAGE OF SEKAI with レン
2. Calc. with ミク
20. ヒバナ with ミク
21. ステラ with ミク

 「STAGE OF SEKAI」はやってほしい曲の1つだったので、この曲からライブがスタートしてテンションが上がりました。ミクではなくレンから始まるというのもいきなり驚きポイント。
 このあとバンドメンバー紹介をしてくれたのがライブっぽくてとてもよかったです。志歩ちゃんのそっけない「よろしく」がこのライブでの初笑いポイント。レオニがプロを目指すということが決まり、彼女たちがステージ上で自信満々に振舞っている様子を見ると嬉しくなってしまいます。レオニはオレが育てた…と。
 レンとバトンタッチしてミクが出てきたところで、2曲目の楽曲予想タイム。様々な考えが頭を駆け巡ります。「Needle」「てらてら」「霽れを待つ」…?そんな中で始まった「Calc.」には度肝を抜かれました。
 1stのときは書下ろし2曲とカバー2曲というふうに構成が分かれていたので、てっきり今回もそうなるだろうと思っていたのですね。2ndは一味違うぜということをわからされた「Calc.」でした。
 ヒバナは1stからの使いまわし枠。今回は声出しがOKの雰囲気だったので、「nanana~」のところが気持ちよかったです。2回目でも全然許せてしまう。
 最後のステラは前振りも含めて最高でしたね。咲希の想いが詰まった楽曲で、最初のソロが本当に泣けてくる。順番的にステラがアンコール前のラストだったわけですが、最初のイベント楽曲で締めるなんていう粋なことをしてくれてたまらなかったです。


MORE MORE JUMP!

3. モア!ジャンプ!モア! with ミク
4. ヴァンパイア with ミク
14. 天使のクローバー with リン
15. 心予報 with ミク

 序盤のMVP。「モア!ジャンプ!モア!」からの「ヴァンパイア」の流れがすごすぎました。会場のボルテージが一気に引きあがって、そこからみんながどんどん声を出したりペンライトを振るようになった気がします。
 「モア!ジャンプ!モア!」はずっとライブでやってほしいと願っていた楽曲です。Aメロ、Bメロ、サビと全部違うタイプの合いの手が入っていて、息もつかせぬ盛り上がり。
 「ヴァンパイア」をやる前にはペンライトの振り方講座がありました。力を貯めて「ヘイ!」。ホールの右側と左側にわけたりと、すごく時間を使って丁寧に練習をしてくれたのですが、これが一体なんの楽曲のどのフリなのか恥ずかしながら自分には全然わかりませんでした。
 「あたしヴァンパイア・・・」が流れ始めたときのテンションの上がり方といったらもう。そうか、そこの「ヘイ!」だったのかと。マジカルミライ2022でやった曲なので、なんとなくこっちではやらないのではと思っていたんですよね。被りを気にするのではないかと。しかしそんなことはなかったです。盛り上がる曲を全力でやる。そういう意志を感じました。
 マジカルミライに現地参戦したときにも思ったのですが、この曲は何回も何回も聞いているはずなのにペンライトを振るのはかなり難しい…。「ヘイ!」が裏拍に入っていたりするので反応できなかったりします。リズムゲームで練習あるのみ。
 休憩を挟んで「天使のクローバー」はモモジャンの使いまわし枠。こちらも1stではできなかった合いの手ができて成仏できました。「全身全霊!モアモアジャンプ!」
 最後の「心予報」にも驚かされましたね。Eveコラボの楽曲もやれるんだなと。明日を頑張る希望を届けたいというメッセージのあとに聞くこの曲は本当に沁みました。明日からまた頑張れる。

Vivid BAD SQUAD

5. シネマ with KAITO
6. ECHO with ルカ
16. 街 with リン
17. DAYBREAK FRONTLINE with ミク

 MCからスタートしたのですが、登場時からカイトが「シネマ」の服を着ていたので、「シネマ確定演出…!」って感じで会場はざわざわしていました。使いまわし枠ですがこれだけ期待されているのもすごい。
 「ECHO」は今回のセトリの変化球楽曲大賞です。ホントにびっくりしました。こんなに間奏の長い曲をライブでやるやついる?いるんだよなあ。長い間奏のところでMCを入れるのかと思ったのですが、それすらなくて、インストでキレキレに踊り続けていました。ストロングスタイルで最高でした。ビビバスルカさんのギャップがまた良い…。
 後半戦は杏ちゃんの「街」に対する想いのMCからスタート。ちゃんとキャラクターのバックグラウンドをライブに反映したいという意志を感じられました。この曲は「聴かせるビビバス」って感じで見入ってしまいました。
 「DAYBREAK FRONTLINE」はやってくれて嬉しかった曲大賞。個人的に一番思い入れがある曲なので感無量でした。ミクが歌う公式のこの曲にペンライトを振れる日がくるなんて。ライブ映えするコーレスがあるわけではないのですが、サビはみんな縦ノリでペンライトを振り続けててホントに楽しかったです。汗をかいてしまいました。



ワンダーランズ×ショウタイム

7. トンデモワンダーズ with KAITO
8. 踊れオーケストラ with ルカ
12. テレキャスタービーボーイ with レン
13. にっこり^^調査隊のテーマ with ミク

 4曲でのストーリー性という観点では一番美しかったのがこのユニット。コネクトライブでも思いましたが、ライブをやらせると強いですねえ。最初に司が挨拶をするところから、最後のにっこり調査隊までがキレイに繋がっていました。
 「トンデモワンダーズ」はペンライトを振るのが難しい…!早いしリズムが変わる箇所が多いので、もっとリズムゲームで鍛えねばと思いました。sasakureさんの曲つながりで、マジカルミライ2022の「フューチャー・イヴ」も難しかったことを思い出しました。
 「踊れオーケストラ」も意外なチョイスでした。「聴かせるワンダショ」といった雰囲気。ワンダショのルカさんが真面目に歌っているだけで目が惹きつけられます。
 「テレキャスタービーボーイ」がワンダショの使いまわし枠。ノリノリで本当に楽しい曲。
 そして「にっこり^^調査隊のテーマ」の前のMCが本当に上手でした。「調査隊」や「笑顔」といったキーワードを徐々に散りばめていき、最後は「着替え」や「モバイルバッテリー」といった直接的なヒントにまでつなげていく…。楽曲の期待感をあおるという意味では最高のMCだったんじゃないかと。合いの手がポジティブで本当に楽しい曲でした。「志はもった?」「もちろん!!!」

25時、ナイトコードで。

9. 悔やむと書いてミライ with ミク
10. フォニイ with MEIKO
18. ビターチョコデコレーション with ミク
19. ロウワー with MEIKO

 「悔やむと書いてミライ」が使いまわし枠。このユニットだけセカイで最初に生まれた曲をやったことになるのですが、ライブ映えするから良いじゃんという割り切り方がなされているように感じました。今回は本当にライブのことだけを考えているというのがここからも伝わってきます。
 「フォニイ」は「DAYBREAK FRONTLINE」に次いで、この曲にペンライトを振れる日が来るなんて大賞2位。可不ちゃんの曲を公式のMEIKOが歌い、オレたちがペンライトを振る…。最高でした。
 「ビターチョコデコレーション」は王道といった感じの選曲。去年のニーゴは2人ずつに割れましたが、今回はどのユニットも全員での歌唱を続けました。ニーゴの4人曲は少ないですからね。
 「ロウワー」の前に再びMEIKOが出てきて、彼女が感じていた想いの正体にコメントをしてくれるストーリーが展開されました。ライブの中で物語に動きをつけてくれるのが新鮮で面白かったです。ニーゴMEIKOは一番落ち着いていて大人な存在なのに、「フォニィ」「ロウワー」は激しい曲なのでギャップがすごい。
 「ロウワー」はライブで聞くと軽快なリズムに体中が支配される感覚があってたまらなかったです。ライブ向きに作られた曲ではないと思うのですが、こういうふうになるんだなという発見がありました。

バーチャルシンガー

11. 千本桜
22. 群青賛歌

 今回はバーチャルシンガーも2ループしました。
 「千本桜」は前半戦と後半戦の間のハーフタイムにきました。バチャシンの使いまわし枠ですね。昔からのボカロファンとしては、今年もこの曲をやってくれて本当に嬉しい限りです。
 2ループ目に6人で出てきたときは驚きました。いったい何を歌ってくれるのだろうと。「Blessing」しかなくないか?と思っていたのですが、「群青賛歌」というアイディアには脱帽。
 せっかく1周年で作ってもらった曲なのに1回しかライブでやれないのはもったいないし、こういう使い方もできるんだなあと驚きました。リーダー組でやった翌年にバチャシンがやる。また、このライブの中では「群青賛歌」から「Journy」が連続することになる。考え抜かれた演出です。

リーダー組

23. Journy with ミク

 「セカイ」と「ワーワーワールド」を挟むかな?と思ったのですが、そこまでの尺はなかった様子。「Journy」で締めとなりました。
 「Journy」がこんなにライブ映えする曲だとは思っておらず、DECO*27さんのすごさを改めて思い知るステージとなりました。曲調が次々に変わっていくのでペンライトの振り方もその都度変えていくことになるのですが、どれも違った楽しさがあるのです。「殴っちゃって!」のような合いの手も楽しい。2周年にふさわしい楽曲だったのだなと改めて思いました。

セトリ

1.「STAGE OF SEKAI」
Leo/need&鏡音レン/作詞・作曲:針原翼(はりーP)

2.「Calc.」
Leo/need&初音ミク/作詞・作曲:ジミーサムP

3.「モア!ジャンプ!モア!」
MORE MORE JUMP!&初音ミク/作詞・作曲:ナユタン星人

4.「ヴァンパイア」
MORE MORE JUMP!&初音ミク/作詞・作曲:DECO*27

5.「シネマ」
Vivid BAD SQUAD&KAITO/作詞・作曲:Ayase

6.「ECHO」
Vivid BAD SQUAD&巡音ルカ/作詞・作曲:Crusher P

7.「トンデモワンダーズ」
ワンダーランズ×ショウタイム&KAITO/作詞・作曲:sasakure.UK

8.「踊れオーケストラ」
ワンダーランズ×ショウタイム&巡音ルカ/作詞・作曲:YASUHIRO(康寛)

9.「悔やむと書いてミライ」
25時、ナイトコードで。&初音ミク/作詞・作曲:まふまふ

10.「フォニイ」
25時、ナイトコードで。&MEIKO/作詞・作曲:ツミキ

11.「千本桜」
初音ミク鏡音リン鏡音レン巡音ルカMEIKOKAITO/作詞・作曲:黒うさ

12.「テレキャスタービーボーイ」
ワンダーランズ×ショウタイム&鏡音レン/作詞・作曲:すりぃ

13.「にっこり^^調査隊のテーマ」
ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク/作詞・作曲:じーざす

14.「天使のクローバー」
MORE MORE JUMP!&鏡音リン/作詞・作曲:DIVELA

15.「心予報」
MORE MORE JUMP!&初音ミク/作詞・作曲:Eve

16.「街」
Vivid BAD SQUAD&鏡音リン/作詞・作曲:jon-YAKITORY

17.「DAYBREAK FRONTLINE」
Vivid BAD SQUAD&初音ミク/作詞・作曲:Orangestar

18.「ビターチョコデコレーション」
25時、ナイトコードで。&初音ミク/作詞・作曲:syudou

19.「ロウワー」
25時、ナイトコードで。&MEIKO/作詞・作曲:ぬゆり

20.「ヒバナ -Reloaded-」
Leo/need&初音ミク/作詞・作曲:DECO*27

21.「ステラ」
Leo/need&初音ミク/作詞・作曲:じん

22.「群青讃歌」
初音ミク鏡音リン鏡音レン巡音ルカMEIKOKAITO/作詞・作曲:Eve

23.「Journey」
初音ミク&星乃一歌&花里みのり&小豆沢こはね&天馬司&宵崎奏/作詞・作曲:DECO*27

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