3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【アズレン】イベントストーリー考察:闇靄払う銀翼

 2020/03/26から始まった期間限定イベント「闇靄払う銀翼」と、その前哨戦である2020/03/19開始の「闇靄接近」の考察です。時系列が複雑になっているのでそれを整理したのち、このイベントで注目すべきポイントについて考察をしていきます。


以下イベントのネタバレをします!!

時系列整理

 本イベントは過去に開催された下記2つのイベントと密接に関わる内容になっています。
・2019/07/31 開かれし紺碧の砂箱
・2020/02/27 凍絶の北海

開かれし紺碧の砂箱

 まず「砂箱」での出来事から。



 指揮官は重要な会議に出席するために、ヴィクトリアスなどから成る艦隊を引き連れてユニオン本土にあるNPシティを訪れます。示し合わせたかのようなタイミングで、NPシティがセイレーンによる襲撃を受けます。


 同じくして、アズールレーンの一大拠点であるNYシティにもセイレーンが侵攻してきて、大混乱に陥ります。指揮官はNPシティからNYシティへと移動し、ボルチモアアラバマの活躍でセイレーンを撃退します。




 襲撃から1週間後、アズールレーン本部が作戦を立案します。NYシティをこれ以上脅威にさらされないように、バミューダ海域にある王冠らしきセイレーンの前進基地をこちらから攻撃する作戦です。エンタープライズエセックスボルチモアなどユニオンの兵力を結集し、指揮官も参加する作戦となりました。


 バミューダ海域で、指揮官たちはコードGと余燼に遭遇します。彼女たちが消えると、発生していた鏡面海域も消滅するのでした。

凍絶の北海

 続いて凍絶の北海へと移りましょう。NYシティとバミューダ海域での戦いのあと、指揮官は自分の基地に帰らずに、ユニオン本土から次なる作戦の地へと向かうことになりました。

 長らく放置されていたセイレーン要塞を、北方連合の戦力と一緒に調査をするという作戦でした。ここで、オミッターという新型セイレーンと戦い、要塞を粉砕したのでした。

 これで自分の基地にようやく帰れると思った指揮官なのですが、北方連合にとどめ置かれ、なんと北方連合に入らないかという誘いを受けたのでした。(この先はまだわかりません)

闇靄接近

 前哨イベントである闇靄接近の時系列は、北方連合イベントが始まる直前でした。今まで、イベントは大体時系列ごとに流れてきたのですが、ここでは珍しく時間をさかのぼっているということに注意しておきましょう。
 指揮官とサラトガが北方に向かい、エンタープライズが別任務へ行くとのことで、手薄になるであろう運河要塞にボルチモア、ヘレナ、メンフィスが向かうという場面です。

 霧にのまれ、ナビゲーションシステムが故障した3人の前にピュリファイヤーが現れます。なぜか鏡面海域で通信が繋がるのですが、それはピュリファイヤーが仕組んだこと。

 霧が晴れるとなんとそこはバミューダ海域。ボルチモアたちは再びここへ迷い込んでしまいました。

 バミューダ海域でピュリファイヤーによる足止めを喰らってしまいます。

 ここまでが闇靄払う銀翼の本筋に至るまでの流れでした。(長いね)

本イベントでの動き

 誰がどこにいるのか、どの時間帯なのかが分かりにくいので、まずは全体を整理しましょう。
 #1でNYシティとボルチモアたち3人が通信している様子が描かれます。ボルチモアたちは運河要塞にパトロールにいっていることになっています。そんな彼女たちから「セイレーンが襲撃してきたので援助を要請する」という連絡が入ります。闇靄接近で見たように、これはピュリファイヤーが仕組んだ罠ですね。ボルチモアたちはバミューダ海域にいるのですから。

 運河要塞でセイレーンに襲撃されていると思われているボルチモア艦隊を救助するため、増援部隊がユニオン本土から運河要塞へと送り込まれます。ブレマートン、イントレピッド、カサブランカエセックスエンタープライズです。しかしボルチモアたちはバミューダ海域にいるので発見できるわけがありません。

 増援部隊は運河要塞の護衛任務にあたっていた艦隊と合流をします。バンカーヒル、クーパー、マーブルヘッド、リノです。ブルーギルは哨戒にでかけているとのこと。

 ボルチモアを捜索をしているときの下画像のエンタープライズの発言で時系列がわかりやすくなります。指揮官がサラトガと一緒に北方連合に行っているとのことで、凍絶の北海のイベントが行われているのと同じ時間帯ということになります。凍絶の北海の最後で、サラトガはユニオン本土に戻ってきているので、指揮官だけがいないというわけではないのです。

 もともとはボルチモア艦隊を探す予定だったのに、エンタープライズが霧に飲まれていなくなってしまいます。ボルチモアエンタープライズを捜索する部隊(エセックス、イントレピッド、マーブルヘッド、クーパー)と、運河要塞の防衛部隊(ブレマートンカサブランカ、リノ、バンカーヒル)に分かれます。

 
 運河要塞にセイレーンが襲撃をしてきます。捜索部隊も防衛部隊もセイレーンとの交戦に追われます。 

 そこで大波が発生します。あとでわかることですが、この大波はセイレーンの空間転移技術だったようです。運河要塞の周りにいたユニオン艦隊全員が巻き込まれ、一か所に集められてしまいます。合流のタイミングはズレますが、ボルチモア艦隊も転移を受けたのでバミューダ海域から運河要塞の近くまで移動させられてしまいます。

 そこでコンパイラーが出現。今回の霧を引き起こしている犯人です。潜水艦だったのでブルーギル以外には見つかっていませんでした。

 コンパイラーは適当に戦ったあと逃げてしまいます。それにより、霧が晴れて、捜索隊とボルチモアたち全員が合流してエンド。そのような流れになっていました。




 以下、気になった点について記載をしていきます。


疑問点1:ピュリファイヤーの目的は?

 ピュリファイヤーはボルチモアたちをバミューダ海域に誘い込んだあと、戦うのではなく時間稼ぎをします。これはコードGをおびき寄せるための餌だったのでしょう。

 バミューダ海域でKAN-SENとセイレーンがドンパチしていると、コードGがやってくることをピュリファイヤーは知っていたことになります。コードGをおびき寄せて何がしたかったのでしょうか。後述しますが、エンタープライズにキオクを見せるときに、コードGが近くにいる必要があったりしたのでしょうか。

疑問点2:コードGの目的は?

 「翳りし満ちる影の華」で、最近コードGの活動が減っているとオブザーバーが言っていました。それがここにきて、ピュリファイヤーに簡単におびき寄せられるぐらいには活動的になったということでしょうか?


 ボルチモアたちをコードGは助けた形になりましたが、指揮官にしか興味がないようです。KAN-SENがいるところに指揮官がいると勘違いしているのでしょうか。「砂箱」のときにも指揮官には会ったわけですが、指揮官にあって何がしたいのでしょうね。時間が経ったことで何か状況が変化したのでしょうか。

疑問点3:エンタープライズに「キオク」を見せる意味は?

 コンパイラーは霧に迷い込んだエンタープライズに「キオク」と呼ぶ映像を見せます。あとで内容も見ていきますが、どうやらコードGの記憶のようです。

 コンパイラーが今回の事件を起こしたメインの目的がキオクを見せることだったようですが、それをして果たしてどういう意味があるのでしょうか。ヒントになりそうなのが次のオブザーバーの言葉。

 コードGの強さの秘訣は「外部遮断」にあると言っていますが、なぜ遮断すると強いのかは全然わかりません。

 そしていまはエンタープライズとつながっていると言っているので、エンタープライズに記憶を流し込むことで、コードGとのつながりができる、その結果、コードGを弱体化することが今回の事件の目的だった。そのように推測をすることは一応できます。
 ではキオクの中身も見ていきましょう。

疑問点4:アークロイヤルたちは何をしている?

 キオクの中ではまずアークロイヤルが登場します。ここでアークロイヤルが出てくるのは、闇落ちしたアークロイヤルが今後でてくる伏線でしょうか。いつかの公式生放送で立ち絵だけは公開されているんですよね、闇落ちアークロイヤルは。
 この記憶はコードGのものなのですが、アークロイヤルたちはコードGのことをエンタープライズと認識しているようでした。

 そしてアークロイヤルは仲間の到着をまっているようでした。救出をしようと思ったができなかったとも言っています。戦いが起きたあとの話でしょうか。

疑問点5:エンタープライズの「名前」とは?

 アークロイヤルと一緒に現れたのが高雄と飛龍でした。高雄は「余燼」として出てきているので、ここにいるのはうなずけます。高雄はエンタープライズに名前を尋ねます。名前を聞く意味がまずよくわかりません。エンタープライズエンタープライズでダメなのでしょうか。

 そしてコードGは「炬火」と答えたようでした。炬火とはかがり火のことだそうです。余燼は燃え残った火のことなので、どちらも燃える火に関係のある言葉ですね。つまり闇落ちしてしまうKAN-SENは、炬火とか余燼とか、フネの名前とは別のコードネームを持っていたことになります。

疑問点6:セイレーンとKAN-SENの関係

 飛龍の下のセリフは、核心に迫る一言だと思います。人類を滅ぼさんとするエックスの襲来に対して、セイレーンはKAN-SENの代わりに戦う存在だったとのこと。KAN-SEN本人たちは戦うつもりではなかったのでしょうか。セイレーンの方が強いのでしょうか。
 あと、なぜか飛龍の名前はずっと「???」だったり、アークロイヤルの名前の最後に?がついたり消えたりします。演出なのか、ただのミスでしょうか。

 また、下のセリフでは、オブザーバーが審判者に代わって挨拶をすると言っています。今まで度々出てきた審判者や創造主はセイレーン寄りの人物、もしくはセイレーンを作った人物ということでしょうか。KAN-SENとは少し遠い立場にありそうな雰囲気です。

疑問点7:量子時間跳躍装置とは?

 これは気になるアイテムですよね。小難しい名前ですがようはタイムマシンでしょう。セイレーンやコードGは時間を超えて未来から我々指揮官のいる世界にやってきているようでしたが、このアイテムを使っているのですかね。

 下でいう研究の成果というのは、この量子時間跳躍装置のことを言っているのでしょうか。それとも別の研究なのか。そして、「望ましくない存在」とは誰なのでしょうか。共通の敵といえばエックスでしょうか。

疑問点8:セイレーンの仲間割れ?

 オブザーバーはKAN-SENたちに「アビータ」の座標を渡して、あの子を回避してと言っています。

 「アビータ」といえば、「砂箱」のラストでオブザーバー・零が起動したセイレーンの名前です。

 新たな展開なのですが、セイレーンは一枚岩ではない可能性が出てきました。アビータに出会うと危ないので、KAN-SENはそこを避けろと言っているように聞こえます。オブザーバー・零についても、オブザーバーが下のような発言をしており、対立をしているような雰囲気を感じます。

疑問点9:最後のキオクの謎

 エンタープライズがこのイベント中で見る最後のキオク。KAN-SENたちが戦闘しています。

 ただ、KAN-SENたちが戦っているのはセイレーンではない様子。セイレーンではないのならば、エックスということになります。セイレーンはKAN-SENの代わりに戦う存在とか飛龍が言っていましたが、結局KAN-SENたち自らが戦うことになったのですかね。

 エンタープライズが見た限り、セイレーンではなく北方連合の量産型艦に見えるとのことでした。なぜ北方連合を名指しなのでしょう。ただ、よく見ると塗装や兵装が全然違うとのこと。

 「フネ」の攻撃で「ヒト」が沈むと言っています。量産型なので相手は「フネ」の形をしているのでしょう。そしてこちらはKAN-SENたちが迎え撃っているので、「ヒト」の形をしている。エックスっておどろおどろしい形をしているのかなと思っていたのですが、普通のフネの形をしているんでしょうか。

 そんな危機的状況の中に、流星が降ってくる。一体何を意味しているのでしょう。敵か、味方か、それさえ分からぬままキオクは終わってしまいました。

疑問点10:北海との両面作戦?

 コンパイラーは、北方連合イベントで指揮官たちが破壊した氷山要塞の様子を感じ取っていました。ここでも、時系列を読むことができますね。本当に同時に起きている出来事のようです。

 オブザーバーはコードGを足止めしたいようでした。コードGはセイレーンの企みをことごとく打ち砕こうとするようです。

 氷山要塞が破壊されたとしても、計画は成功したとオブザーバーは言っています。つまり、この作戦は同時並行で進む1つの計画だったようです。

 このあと、コードGがエンタープライズとつながったという話に入ります。下画像で言う攻略法とは、コードGの弱体化の方法のことでしょうか。

 他の時間軸の自分もこの方法は簡単に思いつくだろうと言っています。セイレーンたちが未来から時間をさかのぼり、どのぐらいの過去に降り立つかによって様々な時間軸の世界線が現れているということでしょう。

 前々から言われていることですが、たくさんある世界線の中で、指揮官のいるこの世界線だけが特別な動きをしているようです。


 というわけで、疑問点ばかりが出てきて、肝心の答えは全部指揮官が持っているような、そんなイベントでした。ただ、徐々にセイレーンとは何か、コードGとは何か、エックスとは何かという核心部分に近づいていっていますね。ワクワクします。


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過去のイベント考察
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アニメアズールレーンの感想
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【原作勢目線】アニメアズレン12話感想-【蒼海】碧き航路の祝福を

ネタバレします!!


 ついに最終回。好きじゃないところもありましたが、それ以上に面白いシーンや考察しがいのある展開を続けてくれて、僕は大満足のアニメ化でした。最後もなんとかキレイにまとめることができていましたね。スタッフのみなさん、お疲れ様でした!

フリッツX

 戦いはいつの世も変わることはない(n回目)から始まり、11話の最後で起動したミサイルの発射準備が整います。プリンツ・オイゲンが「フリッツXに少し似ているわ」と言い、テスターは「いい線行ってるわよオイゲン、アレは未来の兵器。ほんの少しだけ先にある、戦いの概念」と返します。
 フリッツXは第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した兵器の名前です。ゲーム版には出てこないので驚きました。アズールレーンはWW2の時代のお話なので、オイゲンも同じ時代の兵器には認識があるのですね。
 フリッツXは無線誘導式のグライダー爆弾です。威力が高いという点ではミサイルの先駆けと言えるかもしれません。飛行機(母機)で高高度まで運び、照準を合わせて撃ち出します。母機からの目視で狙いを定め、フリッツX本体の安定翼を母機から無線信号で制御し、ターゲットにヒットさせます。

ミサイル発射

 一方、エンタープライズがオロチのミサイルを見た瞬間、脳裏に映像がフラッシュバックします。ここは推測になりますが、コードGは未来のエンタープライズが闇落ちした姿なので、オロチミサイルに近いものを未来の戦争で見たことがあるのだろうなと思います。それがエンタープライズにも流れ込んでいるのではないかと。オロチミサイルは垂直に打ち上げられたあと、空中で姿勢制御をして方向を変えましたね。すごい技術です。
 クリーブランドイラストリアスたちは未来の戦争を知らないので、あさっての方向に飛んで行ったミサイルの狙いが分かりません。プリンス・オブ・ウェールズ(PoW)は自分たちの基地の方向だと気づいたのでしょう。ただ、届くのかどうかを疑っています。基地まで相当遠いのでしょうね。
 WW2の時代にはミサイルそのものがないので、ミサイルを迎撃するシステムも当然ありません。このままでは基地はなすすべなく撃滅されてしまいます。

兵器の技術革新

 エンタープライズが艦載機に乗ってミサイルを追いかけます。ジェット燃料で飛ぶミサイルに、WW2時代のエンジンで飛ぶ艦載機が追いつくのかというと、絶対に追いつかないはずです。ただ、アズールレーンの世界観で強引に解釈するなら、KAN-SEN本人の力は装備品である艦載機にも影響を与えます。覚醒したエンタープライズのすさまじい出力ならば、追いつくのもまあなんとなく分かるよねという感じです。
 オロチ「より遠くから一方的に敵を倒す。兵器に進化とはそういうものよ」。これは鉄砲の時代から続く、兵器の技術革新のお話。その通りですね。冒頭でテスターが言っていた「ほんの少しだけ先にある、戦いの概念」というのもこのことでしょう。
 オロチ「海を越えて、敵の本陣そのものを殲滅する力」赤城「そう、私の愛を侵す、外なる敵を退ける力」。ここで赤城の言う”私の愛”というのは重桜そのもののことでしょう。WW2の頃、本土空襲や沖縄戦などで、日本軍は本陣が直接被弾することになってしまいました。このミサイル兵器がもし大陸間弾道ミサイルであれば、日本列島から北アメリカ大陸を直接攻撃できたことになります。戦争の行方が変わってきますよね。

vsピュリファイヤー

 ミサイルに手が届きかけたエンタープライズですが、ピュリファイヤーに邪魔をされます。ミサイルを追って飛び出したエンタープライズのさらに後ろから追ってきたのに、余裕で追いつくなんてコイツが一番とんでもないスピードで飛んでますよね。しかも艤装から噴射をしているわけでもなく、純粋に飛んでいるという感じ。
 そうこうしているうちにミサイルは多段ロケットを切り離します。加速を行うための燃料がなくなったから切り離したということでしょう。ここからは狙いを合わせるためのエンジンということならスピードは上がらないはず。
 ピュリファイヤーが操る子機を撃墜するエンタープライズ。真っ二つになった艦載機の機銃で打ち抜くのもカッコイイ。セイレーンの上位個体が子機を操るのは、割と原作通りだったりします(↓の敵はテスターですが)

 ピュリファイヤー本人ではなく、艤装の本体をエンタープライズは撃ち抜きますが、艦載機を失います。エンタープライズは諦めません。空中からミサイルをめがけて放った矢は、今までの横に拡散するタイプではなく、縦に連なる連射型でした。
 ミサイルは空中で爆発。ピュリファイヤーの生首がエディンバラめがけて飛んできます。エディンバラは本当においしいポジションです。それ以上に、生首になってなおテンションが高いピュリファイヤーも最高。「これでこそ戦争だ!」セイレーンは機械なので、心臓が急所とかいう概念もなく、たぶん生首だけでも動けるのでしょう。
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重桜を守る力

 加賀は「この力が重桜を守るはずだった」と言います。ということは、オロチがこの威力のミサイルを撃てることは赤城も加賀も知っていたことになります。核の抑止力みたいな感じですね。アズールレーン側も手が出せなくなっていたでしょう。
 綾波が「赤城はこんなこと望んでいないです」と言います。冷静だった当時の赤城は、ミサイルを抑止力として保持するだけで、戦場のど真ん中でぶっぱなすことは想定していなかったでしょうね。今の赤城はオロチにやられて壊れています。「ええ、愛しているわ。赤城の愛は、世界を焼いてなお燃え盛る」いつかのセリフの再現です。
そしてもう一本のミサイルが装填されます。アズールレーンも重桜も全火力をオロチに向けますが、バリアを突破できません。

エンタープライズとコードG

 ミサイルの爆発に巻き込まれ、海に沈むエンタープライズ。「紅に染められた航路。それが私たちの海」。KAN-SENにとっての海は、戦争の歴史。紅に染められたという表現はまあ適切でしょう。
 コードGと対面するエンタープライズ。お互いが会話をしたのは初めてでしたっけ?「鏡のようなものだ。あなたたちは、ヒトの想いが形を成したもの」これ、KAN-SENはメンタルキューブから生まれたものなのでヒトの想いが形を成したものなのですが、コードG自身はそうではないと言っているように聞こえるんですよね。
 「あなたが見ているものは、その想いが映し出す影だ。オロチも同じだ。人々の共通認識が、浮かび上がらせる鏡像。オロチが闘争を目的とするのは、それが人類の歩みそのものだからだ」ヒトの想いとは闘争を望む心。その心が鏡のように映し出されたのがKAN-SENであり、オロチである、とコードGは言いたいのですかね。
 コードG「ああ。だから、あなたはもうこの航海を止めてもいい。」エンタープライズ「終えたらどうなる」コードG「未来を見ずに済む」コードGがエンタープライズのことを心配してくれているという面白い図です。コードGが見てきた未来は凄惨でしょう。史実のエンタープライズはWW2終結まであらゆる戦いに駆り出され、船を沈め続けたのです。さらにアズレンの世界観で言えば、人類はWW2で争いあったあげく、外敵に滅ぼされてしまいますからね。
 このあと、瑞鶴のシーンを挟んで、さらに会話は続きます。

瑞鶴と加賀

 綾波を守った瑞鶴は、捨て身で加賀に突進。青い炎を顔面に食らいながらも、加賀の胸倉をつかんで、思いっきり頭突きをします。
 胸倉を掴んで目を覚まさせるというのが、ベルファストエンタープライズにしたことと同じでしたね。頭突きはお互いにとって痛みのある攻撃方法です。加賀の痛みも理解したうえであなたを救いたいという瑞鶴の姿勢の現れでしょうか。

エンタープライズ復活

 エンタープライズ「私は海が怖い。戦いの光景を見るたびに、私の心は恐怖に震えて、1つの衝動が、この体を突き動かす。こんなことは間違っている。止めなければと。」1話から引きずってきた、なぜエンタープライズは海が怖いのだろうという話の終結点です。僕は正直この答えは納得がいかなくて、止めなくてはいけないと思うのなら、なんでそんなにずっとウジウジしてきたのかと思いましたし、毎回ヨークタウン姉さんが撃沈した姿が出てきますが、全然関係ないじゃんと思いました。ここは残念でした。
 海の底から母艦と一緒に出てきたエンタープライズ。1話と同じ変身ポーズ。「私は諦めない。数え切れないほどの希望と意志を背負って、私はここにいる」。このセリフはたぶん、エンタープライズという名前に込められた想いの話の解答ですかね。エンタープライズという船に、数えきれないほどの乗組員たちは希望と意志を背負い、乗り込んだことでしょう。その重さを本人がようやく理解したというですかね。
 想いを込めた一撃は、オロチのバリアを貫通し、船体をぶち抜きました。オロチのシステムがダウンしたみたいでした。

共同戦線

 アドミラル・ヒッパーとプリンツ・オイゲンの迫力の戦闘シーン。ここめちゃくちゃすごかったですね。いちいちカメラに向かってウインク投げキスしてくれるオイゲンさんすごすぎる。団子を食うかのごとくセイレーンも食べるあの艤装。セイレーン技術を取り込んだ鉄血ならではの戦い方で感動しました。
 アズールレーンとレッドアクシズは一応ここまでもオロチという共通の敵に向かって戦っていたわけですが、ラフィーは「みんな、仲良く」と改めて声にするわけです。これにオイゲンも反応します。「共同戦線よ」と。
 オープニングが挿入されて、本格的な共闘の始まり。クリーブランド姉妹と愛宕・高雄(巡洋艦縛り)。ハムマンとZ23、ヘレナとケルン、Z1とサンディエゴが背中合わせ(前衛艦たち)、サウスダコタと山城・扶桑(戦艦たち)、イラストリアスと瑞鶴(お姉ちゃん空母2人)、最後にエンタープライズと瑞鶴。
 オロチ「想定外ね。この演算結果は受け入れられない」ここで、今更ながらオロチもセイレーンの一種だったんだなと思いました。オロチが大量の量産型セイレーンを空から召喚します。オイゲンキックがさく裂したところも最高でした。活躍していてうれしいです。

パーティの時間

 懐中時計で時間を確認するベルファスト。パーティの時間よとクイーン・エリザベス(QE)が参戦。長門QEの掛け声で、日向と伊勢、ネルソンが砲撃を浴びせます。QE「円卓の騎士の登場よ」。このセリフは特にゲーム版にはないのですが、上下関係のない戦列ということで、円卓の騎士という言葉を使ったのでしょうか。
 カメラが一気に引いて、いままで出てきた子たちが全員参戦という感じで並んでいます。エセックスのように立ち絵が大きい子はわかるのですが…。全員判別するのは至難の業ですね。

 長門の自己紹介が聞けました。ゲーム中の長門のスキル発動ボイスで、凄まじい特殊弾幕が飛んでいく合図です。

 フッド「我々は、掲げる思想は違えど、想いは1つです。私たちは、戦うために作られた存在。私たちは」エンタープライズ「私たちは、世界を救うために生まれてきた。」ここで、KAN-SENたちが本来作られた目的、つまり人類の内輪揉めではなくセイレーンを打倒することに帰結したのは素敵な展開でした。今まで彼女らは悩みながら戦っていましたが、自分たちの存在理由を思い出すことができました。
 エンタープライズのもやもやが完全に吹っ切れたのはこのシーンだったかもしれません。

赤城とエンタープライズ

 今までエンタープライズがたびたび見ていた、暗い夜の海の光景に赤城も入ります。赤城「こんなことは間違っている。」エンタープライズ「そうか、赤城。あなたも同じ光景を見たのだな。だからあなたは…」赤城の言う”こんなこと”とは、大戦の結果重桜が滅ぼされる未来でしょうか。エンタープライズもコードGを通じて未来の戦争の一部を垣間見ています。だから共感ができるのかなと思いました。
 オロチ「闘争を。あまねく海に闘争を。あと100年、せめて50年。時があれば間に合うかもしれない。戦いの進化の果てに、今度こそ」ここはオロチが言っているのか天城が言っているのかよくわかりませんでした。WW2の開戦までもう少し時間があれば、オロチミサイルのような兵器が開発され、日米戦の結果も違ったものになっていたかもしれないという叶わぬ願いを言っているのでしょう。ただ、そうなると、オロチがそれを望んでいる意味がよくわからないのですよね。ここは天城が言っているのかもしれません。
 赤城「私の愛は時を超え、カミですら凌駕して、重桜を、姉様を、加賀を、みんなを救うのよ」オロチの力で、重桜がWW2に負ける未来を回避すること。そして重桜のみんなを守ること。わかってはいましたが、赤城がここまで頑張ってきたのは、単に天城を復活させることではありません。彼女は、自分の私利私欲のためだけで動かない、優しい人なのです。ちゃんと加賀にも言及するあたり、目配せが効いていて良いですね。
 赤城は道を踏み外してしまいました。失ったバランスで崩れた体を、今度はエンタープライズがちゃんと受け止めます。覚醒して赤城を撃ちぬいたときは、届かなかったその手が、今度は届きます。赤城の側からしても、敵と手を結ぶことは、天城の教えに沿うものでした。この二重の意味での握手が、本当に美しい終わり方でした。ゲーム版にはないシナリオなので、予想外でもあったので驚きました。
 天城が最後に赤城に残したセリフ。「ありがとう」だろうなとは思いますが、答えはないですからね。個々人の解釈にゆだねられました。

セイレーンたち

 オブザーバー「今回はあなたたちの勝利」ピュリファイヤー「アハハ、負け惜しみだ」。そして生首ぶんぶん。セイレーンたちの人間性が良く出ていて、ここも大好きなシーンです。アニメで声がついたおかげで、彼女たちの解像度が一番上がった気がします。
 テスター「でも実際、オロチの損失は想定外でしょう」オブザーバー「我々の想定を超えるのは、喜ばしいことよ。人類にはまだ、未来があるわ」ここはゲーム版と同じように、セイレーンが自らの使命について語っているところです。ループする並行世界の中で、シナリオを打ち破る可能性を秘めたKAN-SENを探すこと。この世界線では、やはりエンタープライズがキーだったようですね。指揮官がいなくても、彼女の力でセイレーンは打ち砕かれました。

終わりへ

 ヨークタウン姉さんは立って歩けるようになったようです。重桜では長門が鶴姉妹に語ります。赤城ひとりに責任を押し付けるわけではないのとのこと。重桜という国として、責任を負うということでしょう。
 鉄血では、オイゲンがビスマルクに報告をしています。ようやく出てきましたね、ビスマルク。「重桜に対する大きな貸しになったわ。これもすべて鉄血の理想のため。」ビスマルク「忠誠こそ我が名誉。力あるものだけが、人類を救えるのよ」重桜ではなく、鉄血こそが、セイレーン技術を使ってセイレーンを討ち果たすべきと、そう考えているのでしょうか。このビスマルクは、沈みかけたあのイベントを経ているのか、ちょっとわからないですね。

母港

 ゲームのオープニングBGMが流れ、基地へと視点が切り替わります。旗が並ぶシーンは、手前からアズールレーン、ユニオン、ロイヤル、鉄血、重桜、東煌です。アイリス、ヴィシア、サディア、北方連合はまだいません。アニメに出てきたすべての陣営が1つの基地に集うことを意味していますね。
 各陣営のKAN-SENが基地で仲良くすごしている様子が描かれていきます。この演出はすごいなと思いました。もともと、この基地はなぜかゲーム版と同じ見た目をしていたのに、アズールレーン側の基地として運用されていました。それが、最終話にしてようやく、我々が普段ゲームで見ているような、すべての陣営が共同で暮らす基地へと変貌したのですね。感動しました。
 (↓)アプリを再起動するたびにいろんな自キャラが母港に出現します。スクショを撮ろうとしたらたまたまユニオン、ロイヤル、重桜、サディアの4人が出ていました。3月なのになぜまだクリスマスなのかは謎。本当はツリーがあるところが、アニメにも出てきている大きな錨のマークの噴水なのですがね。

 アズールレーンとレッドアクシズの合同基地。PoW「新たな基地には、新たなリーダーが必要ね」。今まではたぶんPoWが基地のリーダーだったのでしょう。「両陣営の懸け橋となる、象徴的な人物が」ここまで効くと、我々は、それは指揮官のことではと思ってしまうのです。たぶん計算された思わせぶりなセリフなんですよね。クリーブランドとホーネットのセリフが種明かしで、エンタープライズのことを指しているのだと分かってしまうのですが。
 エンタープライズのことを言っているのだと分かったとしても、このセリフ回しもとっても上手で、我々指揮官はそれだけすごいことをしているんだなと誇らしい気分にさせてくれるんですよね。この世界線ではエンタープライズが基地のリーダーですが、ゲームの世界線では自分がリーダーなのだぞと。
 Z23が救われるのも本当に良いですね。1話は綾波がこの基地に侵入したということでオドオドしてましたが、最終話はその役がZ23に代わっています。しかも、みんなが集うのは、約束のあの場所。美しい終わり方です。
 エンタープライズとコードGの会話が、本当に最後のフィニッシュになりました。コードG「何も変わらない。いつか再び争い、傷つけあう。戦いはいつの世も変わることはない」エンタープライズ「ああ、だから、私たちが変わるんだ。あなたの、碧き航路に祝福を」。
 100万回ぐらい聞いたんじゃないかという、「戦いはいつの世も変わることはない」というセリフに対して、最後の最後のセリフでようやく答えが出たんですよね。戦いが変わらないなら、自分たちの方が変わればよいと。これはたぶん、我々人間に向けたKAN-SENたちからのメッセージ。戦争はいつの時代も悲惨なもの。我々人間が変わらないといけないですよね。素敵な終わり方でした。


YT22@サンディエゴ (@YT22_azurlane) | Twitter

11話はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com


最新イベントの考察はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com

【原作勢目線】アニメアズレン11話感想-【怪物】あまねく海に戦いを

ネタバレします!!

 いろいろあって3か月待つことになった11話です。今まで何度か伏線として語られてきた、赤城と加賀の物語が1つのピークを迎えることになります。ゲーム内イベントの一枚絵を再現しつつ、上手く収束させてくれていて安心しました。

OP前

 11話は2018年の年末に行われたゲーム内イベント「縹映る深緋の残響」をなぞるお話が展開されました。以後「縹(はなだ)」イベントと呼びます。天城が実装されたイベントであり、赤城と加賀の過去のお話です。赤城がセイレーンに魂を売ってオロチを作ったのは天城を復活させるためだったので、こういう流れになろうだろうなということは予想されていました。ただ、予想以上に原作をしっかり再現してくれて嬉しかったです。
 旗風と那珂が天城を呼びに来るシーンから11話はスタートします。この2人も天城と一緒に「縹」イベントで初めて実装されたキャラです。原作と同じく、赤城と加賀が大ゲンカをしているので、天城が呼び出されたのでした。(原作では旗風がひとりで呼びに来ます)

オロチの完全起動

 10話の最後で加賀が重桜の本島からオロチを出撃させました。あの時点ではまだ本格的に起動されてはいなかったようです。シェフィールドとエディンバラが潜入して盗み出した黒いキューブの力を注ぎこむことで完成するようでしたね。
 OP明けは10話の復習も兼ねたシーン。頑張って盗み出した黒いキューブはアズールレーン基地に保管されていたのですが、セイレーンの上位個体であるピュリファイヤーが単身乗り込んできて、いとも簡単に奪い返されてしまいました。「ファイナルステージで待ってるよ!」とピュリファイヤーは言い、量産型セイレーンも巻き込む凄まじいビーム砲撃を放って逃げていきました。
 オブザーバーとテスターのもとへと舞い戻ったピュリファイヤー。「始めましょう。過去の再編、あるいは未来の演算を」とオブザーバーは意味深なことをつぶやきますが、ピュリファイヤーは「どーせ自分に酔ってるだけ」とも言っていますね。セイレーンの活動目的は、過去の大戦の再現を行ったときに、過去の結果を超克する覚醒個体を探すことです。オブザーバーの言葉はそれに近いです。
 黒いキューブの力を取り込んだオロチから赤城が現れ、オロチは強力なミサイルを放ちます。哨戒にあたっていたと思われる潜水艦デイスがその爆風を目撃します。このデイスは潜水艦がゲームに始めて実装されたときに実装されたキャラです。潜水艦もいるんだよというサービスでしょうね。

4大陣営の出撃

 オロチから放たれたミサイルは無人島を粉々に吹き飛ばしました。アレを基地にぶち込んだらヤバイでしょう?だから出ておいでというセイレーンからの挑発です。アズールレーン側はそれに乗るしかありません。
 エンタープライズさんがすごい元気になっていて、戦う気マンマンだったのはなんででしょうね。10話ではベルファストにネクタイをつかまれて食堂に引きずられていき、無理矢理ヨーグルトを食べていましたが...。
 冗談はさておき、自らを戦うための存在だと規定して戦いに明け暮れていたエンタープライズに、ベルファストは戦う意味を教えようとしました。アニメの中で答えは明言されていませんが、ざっくり言うと誰かを守るために戦うということでしょう。中華姉妹を助けたエピソードとかでほのめかされていたことですね。11話でベルファストを守るナイトと呼ばれて、薄々とエンタープライズは気づいてきたのでしょうか。曖昧に済ませないでほしいなあと思います。
 クイーン・エリザベス陛下がすでにいくつか手を打ってあると言っていました。このアニメの陛下は本当に有能でびっくりしますね。ロイヤルの最高主導者なだけあります。どんな手を打ったのか楽しみですね。
 鉄血はプリンツオイゲンが怒っていました。重桜と同盟を結んで赤城と加賀の近くにいたのに、オロチ計画のことは何も知らされていなかったわけですからね。セイレーンの内通者が各陣営にいるかもしれないと言っていたのは、ゲームのストーリーへの布石でしょうか。アズールレーンの上層部にセイレーンの内通者がいるようで、最近のイベントでは指揮官(プレイヤー)は翻弄されていますからね。
 最後に重桜は、加賀を裏切りものとして討たねばならないのかと気をもんでいました。暗い雰囲気を変えたのはやっぱり瑞鶴でしたね。瑞鶴の成長というのもこのアニメを通して描こうとした1つのテーマだったのでしょうか。

加賀とオロチの対面

 個人的にここが11話の一番の盛り上がりどころでした。赤城が偽物だと気づいた加賀が、オロチと対話するシーンです。赤城は覚醒したエンタープライズに撃ちぬかれたあと、オブザーバーに拾われたのでした。体はセイレーンの技術で修復され、精神は起動されたオロチに乗っ取られているのでしょう。
 オロチは天城の姿をしています。黒いキューブに赤城の想いが貯め込まれていて、赤城が天城を復活させることを望んでいたからでしょう。天城の姿を借りたオロチには足がなく、赤城の後ろに取り付いているような形になっていますね。
 加賀は赤城を解放するようにオロチに迫ります。オロチにとってはそれが煩わしいので、加賀を黙らせることにします。加賀の生い立ちについて語るわけです。

加賀の生い立ち

 巡洋戦艦として建造がスタートした天城と赤城は、1922年のワシントン海軍軍縮条約に従うために、空母に転用されることになりました。しかし1923年に発生した関東大震災によって、天城は大破してしまいます。そこで、戦艦として建造が始まったものの軍縮条約に引っかかるため廃棄されようとしていた加賀を、天城の代わりに空母に転用することになりました。(詳しくは加賀のWikipediaを見てもらうのが一番詳しいと思います。)
 震災で大破してしまう天城を、ゲームでは竜骨に異常のある病弱人として表現していました。


 天城は病気ゆえに妹である赤城を置いて亡くなってしまいます。アニメ版もこれを踏襲しているのでしょう。天城は自分のパーツを引き継ぐ加賀に、赤城のことを頼みますという言葉を残しました。このシーンはゲームの完全再現でしたね。


壮大な伏線

 オロチは「あなただってニセモノじゃない」と加賀に言います。「空母加賀。あなたは天城のパーツを使って改装されたフネ。赤城があなたを愛したのは、あなたの中に天城の影を見たから。でもそんなものはまやかし。あなたは代用品でさえない。朽ちた部品の寄せ集め。海に浮かばぬテセウスの船。」
 この言葉で泣き崩れる加賀が、このアニメシリーズでやりたかったことの1つであることは間違いありません。1話の時点から伏線が張られていたのです。エンタープライズに弓矢で撃ちぬかれた加賀は、「このカラダは姉さまの…!」と叫びます。2話以降、赤城は加賀の身体を異様に大切にします。2人とも分かっているのです。天城の一部が加賀の中で生きていることを。
 加賀はずっと気にしていました。赤城に大切にされているのは、自分そのものなのか、埋め込まれた天城のパーツなのか。この葛藤が重桜一航戦の物語です。多くの人に理解してほしいところなので、もっと丁寧にやってもよかったと思っています。
 ちなみに、天城のパーツを使って加賀が空母に改装されたかどうかはゲームの方では明言されていません。史実でどうだったのか一次資料は見つけられませんでしたが、もともと天城を空母に改装するために作ったパーツは、全部ではないにせよ加賀には転用されていたのではないでしょうか。

戦闘開始

 重桜が先にセイレーンに追いつきます。本島から出てきていたので、距離的に近かったのでしょう。雪風、時雨、夕立の3人に立ちはだかるは大量のテスター。翔鶴瑞鶴姉妹の前には加賀が現れます。
 鉄血が助太刀に入ります。プリンツオイゲンの姉イジリは笑いました。姉のアドミラルヒッパーは本当にいいキャラをしているんですよね。
 アズールレーン側も戦闘に駆け付けて、ついに最終決戦の陣容が固まります。

赤城の回想

 赤城の精神は完全にオロチに乗っ取られているわけではないようで、少し自我が戻るシーンがありました。赤城は過去を回想します。
 「縹」イベントであった赤城と加賀の大ゲンカのシーンですね。ちょっとずつわかりやすいようにセリフが変わっていました。
 アニメでは「わからず屋!頭の仲間で真っ白なのかしら!あなたは!」でした。ここ微妙に赤城の声が子供っぽくなっていて、声優さんってすげえなと改めて思いました。

 一方こちらは「黙れ天城の腰巾着が!なんだったらここで決着をつけてもいいんだぞ!」でした。胸の大きさに言及するのは唐突だったのでしょう。(オイゲンはやりましたが...)

 2人に天城のげんこつが落ちるのも一緒。そして後半のノイズ交じりの回想へと繋がっていきます。

 ちなみにゲーム版では、天城が存命している時代は赤城は巡洋戦艦であり、加賀は戦艦でした。史実で言うところの建造されている途中段階というわけです。戦艦時代の加賀はプレイアブルキャラとして実装されており、空母の加賀とは見た目も性格も微妙に異なっています。

 天城のことを最初は呼び捨てにしていたのですが、1対1の演習で負けたので「天城さん」と呼ぶようになりました。アニメでもちゃんと天城さんと呼んでいましたね。

 アニメではあくまで赤城と加賀の過去として幼い姿で描かれていて、彼女らが空母なのか戦艦なのかははっきりとさせていませんでした。さすがに戦艦時代の話にまで手を回していたら尺が足りないのでぼかすしかないですね。

アズールレーン参戦

 ロイヤルとユニオンも艤装に切り替えて戦闘モードです。エンタープライズのセリフは、ゲームの再現ですね。自分の艦隊を全員ユニオンにすると、「ユニオンの戦士たち、命を燃やせ」という特殊ボイスも言うんですよ。

 加賀が重桜を裏切ったことは、アズールレーン側に伝わっているのでしょうか?ユニコーン綾波が迷いなく加賀に敵対するのはちょっと違和感がありました。
 エンタープライズは赤城を沈めた自責の念に駆られていたのに、しれっと復活していたので驚いたでしょうね。また、オロチが干渉してきたときに天城の姿も見たことがあったはずなので、一応面識はあることになります。
 オロチの船体の中央から巨大な設備が出てくるとともに、赤城の回想へとつながります。あれはミサイルの発射口でしょうか。

ノイズ交じりの回想

 この回想は加賀と喧嘩したときの続きですね。ところどころノイズが入って画面が乱れ、セリフが聞き取れないようになっています。
 天城「はい、これで×××ね」は、「仲直り」でしょう。「×××同士、重桜の未来はあなたたちが担うのよ」ここは姉妹艦同士とか空母同士とかでしょうか。「みんな×××しないと」は「仲良くしないと」でしょうね。「×××には勝てないわよ」ここはゲームでは単に「敵」と言っていたのですが、なにか長そうなセリフを天城は言いましたね。なんでしょうか。セイレーンとかでしょうか。

 最後、赤城は「本物の戦争を始めましょう」と言います。これは1話でのセリフ「戦争を始めましょう」からの繋がりですね。アズールレーン基地襲撃は、あくまで戦線布告でした。ここからが本番だぜと。オロチが言わせているのか、彼女の本心なのかは全くわかりませんが。


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10話はこちら。
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ゲームの最新イベント考察はこちら。
yterapokemon.hatenablog.com

【アズレン】イベントストーリー考察:凍絶の北海

 2020年2月27日からスタートしたイベント「凍絶の北海」のストーリー考察です。気になったポイント4点について順に書いていきます。

 イベントのネタバレをしますのでご注意を。

1.北方連合はどちら側?

 北方連合は最初期から実装されていた陣営です。ゲームのベータテストに参加したプレイヤー限定でアヴローラがプレゼントされていました。ヴィシアやサディアのように後から追加された陣営ではありません。
 「王冠」と呼ばれるセイレーンの拠点が北方連合の領域内に出現したことから、長らくその対処に追われていたと、これまでもたびたび言われていました。今回のイベントもそのお話からスタートしています。そして今回のイベントでついに正体が明らかになりました。


 北方連合はたいして強くないと思われていたことと、北方連合がアズールレーン側の陣営であることが、今回のイベントで疑わしくなりました。
 北方連合の艦隊がけっこう強いというのはともに戦った指揮官やサラトガたちがコメントしていることです。(この顔カワイイ)


 北方連合のKAN-SENの艤装がセイレーン技術を取り込んでいるように見えるとたびたび言及があります。



 また北方連合は鏡面海域でも通信ができるという技術を持っています。その通信はセイレーンにバレてしまうのですが、セイレーン技術を使っているからセイレーンにも聞こえるのか、もしくはわざとセイレーンにバラしているとも考えられますね。



2.この要塞が作られた目的は?

 アヴローラはこの要塞が大昔のセイレーン来襲以来ずっとあると語っています。


 オミッターは「あいつがコンストラクトした要塞」と言っています。では「あいつ」とは誰なのか。


 オミッターはテスターのことを「テスっち」と呼んでいるため、「あいつ」は仲間の人型セイレーンのことではなさそうです。


 素直に考えるなら「あいつ」はコードGのことでしょうか。いままでも人型セイレーンからはそんなふうに呼ばれていました。コードGからセイレーンが作られたっぽいことが過去のイベントで明らかになっているので、コードGが何らかの拠点としてこの要塞を作った可能性があります。また、コードGはこんなセリフを言っていました。


 コードGの上記のセリフは、オミッターが途中で言うセリフの一部です。

 このセリフは今までもたびたび出てきたセリフでした。下画像は「鋼の桜」の#13にて。(微妙に違っているのは翻訳ミス?)

 「王冠の戴冠」は2018年2月開催「凛冽なりし冬の王冠」、「桜の満開」は2018年5月開催「墨染まりし鋼の桜」での出来事ですね。「魂の流転」はすでに開催されたイベントのことを指しているのか(砂箱あたり?)今後のイベントなのかはまだわかりません。そして終焉の序曲がクライマックスですかね。楽しみですね。


3.指揮官がなぜ北方連合に誘われた?

 指揮官は今回もなんらかの陰謀に巻き込まれているようです。今回の北方連合との共同作戦は本部からの指示とのことでした。


 サラトガはこの作戦を疑っています。


 2019年7月開催「開かれし紺碧の砂箱」で明らかになったように、アズールレーンの上層部は怪しい動きをしており、信用がおけません。また、北方連合の面々は最初から指揮官を待ち構えているような感じでした。イベントストーリーの#1でいきなりこれだったので。


 北方連合の方から共同作戦を申し出てきたとサラトガは言っていますね。表向きは救援として本部を通じて指令が出たものの、北方連合には別の目的があったのではと思います。


 #12の下記のシーン、何が起きたかイマイチわかりにくいのですが、要塞の出現に合わせてパーミャチが指揮官を殴り倒して気絶させたのではないかと思います。要塞が出現するだけでアヴローラ&パーミャチ&指揮官とユニオン艦隊がキレイに分断されるのは不自然ですから。


 分断させたあとロシヤたちが合流し、指揮官についてレポートを作成、それをソユーズへと渡していたのではないかと思います。


 指揮官は高い艦隊指揮の能力を持っているだけでなく、コードGが狙うような独特の素養を秘めた人間ということになっています。北方連合が指揮官を引き抜く、もしくは誘拐することを企んでいたのでしょうか。一応このシーンでは北方連合に入るように打診をしています。指揮官はどのように対応したのでしょうか。次のイベントは引き続き北方連合からスタートになるのか、ちょっと展開が読めませんね。


4.過去に何があったか

 問題のこのシーンについてです。「ヒトの想い」を写し出せる「箱」はメンタルキューブのことでしょうね。


 史実のアヴローラが建造されたのは西暦1900年とかなり古い船です。第1世代の艦船と呼ばれ、第1次のセイレーン襲撃の際に戦ったということになっています。


 パーミャチ・メルクーリヤもとても古い船で、建造されたのは1880年。この2人と他のKAN-SENは、イベントでの扱いが微妙に異なっていたように思います。
 アヴローラとパーミャチの艤装はセイレーンらしさがありません。標準的な艤装をつけています。一方、この子たち以降の世代のKAN-SENの艤装は、獣のような形をしていて、青い光が点灯するデザインになっています。アヴローラが北方連合の未来を憂い、第二世代以降のKAN-SENたちはセイレーン技術を応用して作られたのかもしれません。鉄血や重桜と同じような展開ですね。
 セイレーン技術を取り込んでいるとなると、レッドアクシズに近い思想を持っていることになります。利用できるものは何でも利用するとチャパエフも言っていますし。


 いまはアズールレーン側についているようですが、指揮官に対するアクションも含めて、アズールレーン側を裏切る可能性もありそうですね。
 第二次世界大戦は日vs米と、独vsその他ヨーロッパという陣容で、いまはそれをトレースしています。北方連合がアズールレーンに敵対するとなると、終戦後のソ連vs米の対立まで進行させてしまうみたいな感じでしょうか。もしくは方針対立で独vsソ連が起きるのか...。
 サディアがアズールレーン側に入った時点で史実とは異なることが起きており、こういう波乱は今後も起きてくるのでしょうね。


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過去のイベント考察はこちら。
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アークナイツ攻略日記:4-4「恐れるなかれ」

 面白いステージだったのでメモ書きとして残しておきます。障害物を使うステージはいろいろと考えることがあって面白いですよね~。編成はこちら。
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1.障害物を4つ配置

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 このステージは敵キャラに活性原石を踏ませたあとに長い距離を歩かせて、なるべく攻撃をせずに倒すことを目指します。
 障害物の置き方はいろいろなやり方があると思うのですが、試行錯誤の末にこの4点に決めました。この配置の仕方をすると画面下側から攻めてくる敵がかなり長い距離を歩くので良い感じでした。

2.プラチナとジェシカを配置

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 画面上からの敵、下からの敵の両方が真ん中の通路を通過していくことになるので、この道を狙撃手で集中砲火します。物理に弱い敵が多いのでこの二人にしています。

3.オーキッドとアンジェリーナを配置

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 活性原石を踏んだ敵に減速効果をかけると、体力が削られる時間が伸びるので有効です。自陣の青マスに駆け込む直前の地点にこの二人を置いて、減速でダメ押しをします。

4.ラヴァとメテオを配置

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 画面右上にのちほど防衛ラインを引くので、いまのうちに狙撃手を固めて置いておきます。

5.シャイニングを配置、クラウンスレイヤーは無視

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 引き続き、右上の防衛ラインを整えます。そうこうしているうちにクラウンスレイヤーが出てきます。
 この障害物の置き方をすると、クラウンスレイヤーはこの活性原石の上にしばらく留まったあと、ぐるっと遠回りをして右手の青マスを目指します。前衛アタッカーを置くと体力を削れるのですが、昇進1回程度ではパワー不足で、体力を削り切れませんでした。

6.しばらく見守る

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 クラウンスレイヤーが去ったあと、サルカズ兵を中心に敵がわんさか出てきます。いま置いている狙撃手たちで削り切れるのでしばらくは見守ります。ただ、サルカズ狙撃兵が出てくると、ジェシカ、プラチナ、オーキッドは倒されてしまいます。

7.マッターホルンリスカム、シルバーアッシュを配置

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 右上の防衛ラインにマッターホルンを置きます。いままでは敵キャラを素通りさせて狙撃手と活性原石で削り倒していましたが、ここでラインを作って止めにかかります。サルカズ狙撃兵が自陣の狙撃手を倒してしまうので、作戦を維持できないからですね。
 左側も同様に、リスカムとシルバーアッシュで最終ギリギリのところに防衛ラインを作ります。早く置きすぎるとサルカズ狙撃兵に体力が削られるので、敵をギリギリまでひきつけます。

8.ワルファリンを配置

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 左側の防衛ラインでは、活性原石を踏んだ凶悪伐採者との戦いになります。ヒーラーを置いても焼け石に水なのですが枠があるのでワルファリンを置きます。とにかく時間を稼いで、活性原石の効果で体力が尽きるのを待ちます。

9.ビーグルを配置

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 リスカムがやられてしまうのですぐに替わりのビーグルを配置します。

10.クリア

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 ビーグルもやられてしまいますがなんとか左側の防衛ラインを死守できました。右側は割と余裕の戦いになります。これでクラウンスレイヤー以外は倒してクリアです。自キャラを育てたら星3クリアもやろうと思います。

【剣盾ダブルS2】エルフーンウインディ偽装受け寄りアーマーガアトリトドン【最終704位】

シーズン2のダブルバトルはこちらのパーティで潜っていました。
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序盤は元気で28戦23勝5敗で瞬間最高191位でした。
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途中ポケモンを入れ替えてみたらタコ負けして、最終は99戦63勝36敗で704位でした。
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コンセプト

 ウィンディとエルフーンを並べることで袋叩き展開を警戒させ、選出を縛ることで相手の最大出力を落とします。出てきやすいのはこのゆびとまれで袋叩きを吸おうとするトゲキッスやイエッサン、猫騙しでエルフーンを止めようとするオーロンゲが多かったです。
 相手の初手をある程度予想しながら、こちらは受け寄りのポケモンを並べることで、火力の落ちた相手を詰ませにいく勝ち方を目指します。火力を落とすメインポケモンであるウインディと、詰め筋のアーマーガアトリトドンが相性保管に優れ、個々の能力も高かったので強かったです。
 ダイマックスを割くのはバンギラスが6割、アーマーガアが2割、ドラパルトが2割という感じでした。

個別

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ウインディ@オボンのみ(威嚇)
バークアウト、鬼火、神速、燃え尽きる
臆病191(204)-117-109(68)-124(32)-100-141(108)
・Sを最速ドリュウズ抜きまで振る
・Hは砂嵐ダメージなど考慮した16n-1
・Bに68振って珠陽気ドリュウズの10万馬力を威嚇込み1耐え
・残りC

この構築の肝です。めちゃくちゃ強かったです。
特性は威嚇です。出した時点で偽装はバレます。
威嚇を撒きつつ、鬼火を撒きつつ、バークアウトを撃ちつつで相手の火力をどんどん下げます。
燃え尽きるは威力130なのでダイマックス技相当。1回しか撃てませんが、逆にこの子が2回も攻撃技を撃ちたくなるのは異常事態と捉えていました。
襷発動なのでミリ耐えしたポケモンを確実に狩れる神速もかなり強かったです。
ほぼ確定選出ですがウォーグルミロカロスだけは何もできないので選出しませんでした。


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アーマーガア@フィラのみ
ブレイブバード、羽休め、ビルドアップ、アイアンヘッド
慎重191(140)-107-140(116)-65-150(252)-87
・Dに全振り
・Hはやけどダメなど考慮して16n-1
・残りB

詰ませ筋その1。
実は構築の起点で、シングルで使ってみて強かったのでダブルでも使いたくなって組みました。
B方面もD方面も信頼できる固さでした。
ダイマックスしないと火力がないので、積むか、詰ませるか、ダイマックスするかという運用でした。
ダイジェットとダイスチルはこの環境ではとても強かったです。
ビルドアップはAバフでもあるので、相手のウラに特殊が控えていても積極的に撃っていました。
こちらもほぼ確定選出。選出しないのは相手に炎が固まっているときぐらいです。


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トリトドン@食べ残し
大地の力、自己再生、熱湯、守る
図太い208(172)-92-132(252)-112-113(84)-59
・Bに全振り
・定数ダメを受けることが少ないのでHは16n+1で食べ残しorグラスフィールド効率意識
・残りD

詰ませ筋その2。
蓄えるを搭載しても良いと思いますが、熱湯を撃っていた方がよっぽど強かったのでこの構成にしています。
凍える風も試しましたが、今の環境では微妙かなと思いました。
安心と信頼の呼び水。ウインディバンギラスをダイストリームから守ります。
アーマーガアとの弱点補完が完璧なので、多少相性が悪くても二匹セットならなんとかなります。
草技持ちがたくさんいる相手はこのポケモンが詰め筋にならないので選出しませんでした。
コータスドサイドンのトリパ戦ではたまーにダイマックスすることがありました。


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バンギラス@弱点保険
かみ砕く、岩雪崩、炎のパンチ、瓦割り
意地っ張り207(252)-204(252)-130-103-120-82(4)
・HA全振り残りS
昔からたびたびお世話になっているHA意地バンギ。今作はダイマックスがあるので数値の鬼といった感じで強かったです。
オーロンゲが先発で出てきやすいので瓦割りを持っています。
守るが欲しい場面が多かったので、炎のパンチは守るの方が良いと思いました。
弱点保険は正直バレバレなのですが、相手も撃つしかないと思うので割と発動します。
鬼火や威嚇が入ると苦しいので、初手ダイマックスはなるべく控えて、相手の出方を見るのが吉。


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ドラパルト@命の珠(クリアボディ
流星群、鬼火、10万ボルト、シャドーボール
臆病163-126-95-152(252)-96(4)-213(252)
・CS全振り残りD
もうちょっと練れたなあと思っている枠。
ウインディが選出できない相手に対して強く出れて、ウインディの役割の一部を遂行できるポケモンとして採用。
高速の鬼火撒きとダイドラグーンで火力を削ぎます。
ウインディが選出できないウォーグルミロカロスに対して刺さる10万ボルトを採用しています。
バンギラスに飛んでくる格闘技を透かせるので相性補完は悪くはなかったです。
選出率は高くないですが、耐久が頼りないのもあって、選出したらほぼダイマックスしていました。


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エルフーンきあいのタスキ
ムーンフォース、がむしゃら、悩みの種、追い風
臆病135-78-105-129(252)-96(4)-184(252)
・CS全振り残りD
基本は見せるだけのポケモン。もう少し工夫の余地がありそうだなと思っています。
相手のエルフーンウインディの袋叩き展開や、ドラパルト+セキタンザンの波乗り展開を止める手段がないので、悩みの種で強制停止させるポケモンです。悩みの種は読まれないのでほぼ決まります。
最低限の仕事ができるようにC全振りして火力を出しつつ、タスキがむしゃらのギミックを入れています。バンギラスの砂嵐でタスキがつぶれてしまうのですが、他に良いギミックが思いつきませんでした。

選出

 基本は初手ウインディバンギラス、後ろにアーマーガアとトリトドンです。バンギラスダイマックスできそうなら暴れて、詰ませ筋の障害になるポケモンを倒します。バンギラスダイマックスできないときはアーマーガアでダイマックスして切り返すタイミングを意識的に作っていきます。
 相手はエルフーンウインディを警戒してこのゆびとまれを持つポケモンを出してきやすいので、バークアウト+岩雪崩で封殺するのがイージーウィンのパターンです。イエッサン+ブリムオンなどがカモです。ブリムオンがひるんだらゲームセットです。
 基本の4匹は苦手な相手がそれぞれいるので、よっぽど刺さりが悪い子はドラパルトに変えるという方向で選出を考えていました。

苦手

イエッサン+カビゴン
このゆびとまれ+腹太鼓を止める手段がありません。

インテレオン
狙い撃ちはトリトドンで吸えないので苦しかったです。

ギャラドス
草技があるとわかっていてもトリトドンを出さざるを得ないのが辛かったです。

アークナイツ攻略日記:3-7「とどろく」星3クリア

 面白いステージだったのでメモがてら書いておきます。攻略の取っ掛かりとしては、ステージ左の広いスペースにポツンと置かれた探知機を上手く使わないといけないなというところですね。いろんな攻略法があると思いますが参考になれば。
 編成はこちらでした。
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1.フェンと障害物を配置

 左側で防衛線を作るために、最初の猟犬の進路を変えるように障害物を配置します。相手が犬であれば先鋒キャラで十分なのでコストを稼ぎます。
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2.ニアールと障害物を配置

 どんどん猟犬が来るのでもう一人配置して防衛ラインを固めます。右側の進路も障害物で潰することで、左側に誘導します。
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3.シャイニングを配置

 防衛ラインの回復役を置きます。
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4.障害物を配置

 左へ大きく迂回するルートを作ります。これで探知機が有効活用できます。
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5.ラヴァとリスカムとプラチナを配置

 防衛線は敵が団子になるので範囲攻撃のラヴァを置きます。その隣は射線が長く確保できているので狙撃キャラのプラチナを置きます。そしてそろそろフェンでは心もとなくなってくるのでリスカムを置きます。
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6.マッターホルンを配置

 右側からは砲兵が出てきます。射程が恐ろしく長いですが、威力は高くないので重装キャラで対処します。最後まで通じても2体の砲兵しか出てこないので一人で守ってもらいます。
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7.ワルファリンとアンジェリーナを配置

 自陣左側の回復役にワルファリンを置きます。ここに置くとリスカムまで届くので、防衛線の死守にも役立ちます。攻撃役でアンジェリーナを置きます。この位置は遠距離攻撃ができる敵に集中攻撃されてしまうので、ワルファリンの回復エリアには入っているのですが、しばらくするとやられてしまいます。
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8.ジェシカを配置

 アンジェリーナがやられてしまったあとにジェシカを置きます。正直、遠距離攻撃ができれば誰でもよいです。
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9.シルバーアッシュを配置

 ジェシカもやられてしまったあと、敵の重装隊長や凶悪伐採者が防衛ラインを襲ってくるので、ここを厚くするためにシルバーアッシュを置きます。
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 最後は相手の固い固い重装隊長を倒してクリアです。
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 お疲れさまでした。
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