Cities Skylinesには3種類の区画があります。3種の役割を理解し、適切な区画割と交通整備をすることが重要です。区画ではないですが市外との関わり方も非常に重要です。市外を意識できるようになると初心者卒業ではないでしょうか。
目次
区画の役割を意識しよう
・居住区画
商業施設と産業施設に人を供給します。
・商業区画
仕入れた商品を住民に提供します。
・産業区画
原料を仕入れて、製造した商品を商業区画に提供します。
・市外
原料が足りていなければ産業施設に原料を提供します。
商品が足りていなければ商業施設に商品を提供します。
産業区画で製造した商品が余っていれば輸出先になります。
区画間の交通を意識しよう
図でトラックのイラストを置いたところが、トラックが走る部分です。自分の設計する都市のどこをトラックが走るのかを把握しておくことがとても重要です。消防車やゴミ回収車など、車両によって維持される都市インフラを、トラックが妨げてしまう可能性があるからです。都市を拡張していくと、トラックの量が多すぎてトラック同士で渋滞が発生し、上図の循環自体が滞ってしまうこともあります。
産業区画と商業区画はなるべく近くに配置し、双方をトラックが行き来することを前提に道路を作りましょう。太い道路を配置すればたくさんのトラックが行き来できます。また、産業区画から商業区画へと荷物を運んだ車両は、当然産業区画に戻ってきます。一方通行ではいけません。
産業区画は市外と密接なかかわりがあるので、市外との交通にも意識を向けましょう。序盤は高速道路がメインです。高速の出入り口の近くに産業区画を配置するのがシンプルで効果的な区割りです。人口が増えてきて、貨物駅や貨物港が建設できるようになったら利用を考えましょう。ただ、産業区画からそれらの施設まではトラックで向かわねばならないので、どこをトラックが通って行くかきちんと確認してから貨物駅等を置きましょう。
図を見るとわかる通り、居住区画と市外はほとんど関わりがありません。この2点間の交通に関してはあまり気にする必要がないということもお分かりいただけると思います。
「居住区→商業区」など市内を人が移動する矢印の部分には電車やバスなどの公共交通機関が必要です。公共交通機関がないと、住民は自家用車で移動するので、交通量を増加させてしまうからです。
あまりキレイな例ではないですが、このように3つの区画はパキっとわけてしまった方が都市を拡張させやすいです。
情報ビューを活用しよう
市外へ向かう/入ってくるモノの流れ、言い換えればトラックの流れを把握したいときは「情報ビュー」の「外部との接続」を見るのが便利です。
「輸入」にカーソルを合わせると下のように表示されます。右上に広がる産業区画が、市外から原料を輸入していることがわかります。
この画像だとわかりにくいのですが、輸入を行っているトラックも着色されています。渋滞を見つけたら、この渋滞が何によって引き起こされているのかを分析するのにも役立ちます。
「輸出」にカーソルを合わせると下のようになります。産業区画のうち、紫色になっている施設が商品を外部に輸出しています。紫色になっていない施設は都市内で商売が完結している施設なので、商業区画に物を運んでいます。輸出を行っている施設も、輸出100%ではないことが多いと思いますが、それを簡単に確認する手段はありません。トラックを追いかけねばなりません。
最後に「観光」にカーソルを合わせます。商業区画のうちの半分ぐらいの施設が観光客を市外から呼び込んでいることがわかります。
そしてもう1点確かめられるのが、右下に広がっている居住区画は上の3つの項目ではまったく着色されないということです。外部との関わりがないということですね。
何も考えずに街を広げていっても人口は増えていくのですが、このように区画の役割に目を向けて、効率的に街を拡張していくのも非常に楽しいです。ぜひ挑戦してみてください。
第二回は産業特区について説明します。
yterapokemon.hatenablog.com
第三回は低密度居住区と高密度居住区の違いについて。何事も高密度にすればOKという話ではありません。
yterapokemon.hatenablog.com
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