3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【アズレン】イベントストーリー考察:星霜海嵐 編【アズールレーン】

 2023年3月23日開始のイベント「星霜海嵐」のストーリーを整理していきます。

1.作戦の全容

 どんな作戦だったかを簡単にまとめていきます。
 きっかけは鉄血がコンパイラーの主機を撃破したことでした。コンパイラーはセイレーンの実験施設や量産型の調整を担当していて、他の戦闘要員のセイレーンに後方支援を提供していた個体です。ヤツがいなくなったことは、実は様々なところで戦況に変化をもたらしていたのです。
 これを好機と見たのが北方連合でした。コードGが開いた王冠の特異点を守るために、北極付近にはオミッターがずっと居座っています。そのせいで、北方連合はオミッターやその取り巻きのセイレーンに戦力を割かなくてはいけない状態が続いていました。それを打破するチャンスを伺っていたのです。
 今回の作戦「極海の嵐」はオミッターの主機の破壊は目的ではありません。それを達成するための足場を固めるための作戦でした。5つの分隊と、1つの隠密部隊からなる全6艦隊が出撃する大規模な作戦でした。
 クイビシェフ、タリン、キーロフが受け持っていたのが足場を固めるための作戦行動です。電磁ジャミングの除去、調査基地の再制圧、気象制御装置の破壊を行うことで、オミッターの要塞の防御力が低下します。
 上記を行おうとするとオミッターが邪魔してくることが想定されます。ロシヤとベラルーシアはオミッターと戦闘する構えを見せて牽制します。ガングートなどは本気でオミッターの主機を撃破してやろうと意気込んでいましたが、さすがに北方連合だけで主機を追い込めるほどセイレーンの上位個体は弱くはありません。ソユーズも彼我の力関係はわかっていました。
 隠密行動をする6艦隊目は、オミッターの主機の位置を探るという重要な任務を預かっていました。手がかりは多くはないので、勘に優れたクルスクが旗艦を務めていました。


2.蒼龍METAの出現

 クルスク隊は蒼龍METAに遭遇しました。
 ソユーズからはオーロラを重点的に調べるように言われていました。セイレーンは磁気を操作できるらしいという話だったので、磁気の変化によって生じるオーロラは目印になると考えたのです。
 クルスク隊は「曙光」という装置を使用していました。さらっと登場したのですが、これにはけっこう驚きました。アンジュ博士とオースタ博士がいる世界線で使われていた装置で、指揮官がいる世界線では登場したことがなく、その役割も不明だったからです。

 ヴォロシーロフ曰く、「曙光」はエネルギーの流れを検出する装置だそうです。用途が広そうですね。これは指揮官が回収した資料をもとに作られたと言われていました。「暁射す氷華の嵐」で指揮官が海底遺跡を探索した際に回収したものと思われます。
 クルスク隊は「曙光」を使ってとある座標を追跡していました。大きなエネルギーの流れを追跡することでオミッターの主機を探していたと思うのですが、別のものに照準が当たっていたようです。座標は10分ごとにあちこち動いていました。オミッターの主機ならそんなにいろんなところに動くことはないでしょうから、クルスクたちは怪しんでいました。
 追跡の途中、セイレーンの量産型の残骸を発見します。これにより動く座標の正体がMETAなのではないかという予想がつきました。最終的に遭遇したのは蒼龍METAでした。
 不思議なことに、蒼龍METAは飛龍の「駒」と一緒に行動していました。飛龍METAではないというのがポイントです。「駒」はKAN-SENの情報をもとにした、人格を持たないコピー品にすぎません。
 そもそも、蒼龍METAは「照らす螺旋の鏡海」でユニオン海域に出現した際、META化が進行しすぎてコミュニケーションが取れない状態に陥っていました。

 META KAN-SENたちはコードGを中心とした「余燼」と、ヘレナMETAやヨークタウンMETAを中心とした派閥に分かれています。蒼龍METAはそのどちらからも見放された存在だと考えられていました。そんな彼女が飛龍の「駒」と一緒にいるというのは、事情はわかりませんが哀しみの匂いがします。自我を失ってしまっても、最愛の妹の雰囲気だけは感じるということなのでしょうか。
 蒼龍METAがどのような状態にあるかは結局分からず仕舞いでした。しかし、どのような状態だったとしても彼女の戦闘能力は健在のようでした。クルスク、セヴァストポリ、ヴォロシーロフの3人では勝てないだろうと判断して一時撤退を決断。オミッターと蒼龍METAをぶつけることはできないか画策しました。


3.連絡の途絶

 しかし蒼龍METAどころではない事態が発生して、彼女の行く先はうやむやになってしまいました。
 突然ソユーズから広域通信で作戦の中止が呼びかけられました。北極海の艦隊同士では通信ができるのですが、それ以外とは全く通信ができない状態になってしまったのです。何が起きたのかは結局わからず仕舞いでした。
 西エウロパにある拠点には一切繋がらなくなったと言っていました。北方連合が狙い撃ちにされたのか、エウロパ全体を揺るがす大事件が起きたのか、どのぐらいの規模の障害なのかもよくわかりません。指揮官にも通信が繋がらないと言われていました。
 北極海の艦隊は群島基地で合流することにしたようです。北極のあたりには島が多いので、群島がどのへんを指しているのかはわかりません。
 北方連合のKAN-SENはほとんどが今回の作戦に出撃していました。主力艦で出ていないのはアルハンゲリスクぐらいでしょうか。本土ががら空きになってしまっているのではと心配になります。サディアの世界博覧会に出ていたアヴローラ、クロンシュタット、パーミャチメルクーリヤ、ストレミテルヌイたちは外にいます。
 新しい形式のイベントだったため、運営さんはゲーム側の開発と調整にパワーを割いていたとは思います。しかしその中でストーリー側も次のイベントへの伏線も貼ってくれたのは嬉しかったです。この終わり方だと、ロイヤルにも鉄血にもサディアにも影響があるのではないかと想像力をかきたてられるので、次回がどうなるかワクワクします。



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