アニシャドFの2話の感想文です。
学校生活2日目
2話では転校2日目のライトの学校生活が描かれました。朝起きるところ、朝ご飯を学食で食べようとするところ、朝ご飯を食べそびれてシノブに焼きそばパンをもらうところ、先生に補修プリントをもらうところなどなど。学校のシーンの書き込み量がすごくて、解像度が高くて驚きました。
例えば学食のシーン、電光掲示板に出来上がりの番号の数字を掲出していたのですが、細かくずっと動いているんですよね。そんなところ気にしないのに…というところまでこだわられていてすごいなあと思いました。
ミツキ部長は見た目が中性的でそれだけでキャラが立っているのに、大食い属性まで被せてくるとは…。キャラクター像への書き込みにも余念がありませんでした。スバルは親友ポジとして期待を裏切らない「いいヤツ」でしたし、ライトの天然っぷりは嫌味がなくて個人的にはとても好印象です。礼儀正しいですし。
アンドレア先生の存在感も印象的でした。何か秘密を抱えている人だと思うのですが、生徒を気に掛ける良い人ってことが今回はわかりました。気だるげさの中に妖艶さを感じるあの雰囲気、メイシアっぽいんですよね…。関係ないとは思うのですが。
アンドレア先生が渡してくれたプリントにもちゃんと意味があったのが素敵でした。4ターン目でもPPが4分の3だとコスト4のハンプティダンプティはプレイできず、4分の4じゃないといけないですよという話が書いてありました。
美鬼シノブとシックスマジック
2話目にして7個のシャドバ部の2つ目が登場。シノブが部長を務めるシックスマジックはその名の通りウィッチを使うみたいです。部活によって使うクラスが固定されているというのはアニメとしてはすごくわかりやすくていいですが、クラス間には相性があるのでこのシャドバ部はあのシャドバ部には絶対勝てないとかありそう。
シノブも属性モリモリですごいキャラでした。購買の食料を買いだめする変人として登場し、見せ場のときだけ目が見えるメカクレさん、部長としても頼りにされているみたいでした。
部長をセブンスフレイムに引き抜いちゃうんでしょうか。兼部でOKとか?2話目にしてすでに話の展開が読めなくて面白いです。
アニシャドFのバトルについて
1話はバトルがなかったので今回が初めてのバトルです。バトル描写は無印の形式を踏襲するようでした。「バトルシャドウバース!」の掛け声から変身バンクが入り、バトルが始まります。
今回使用されたカードはシャドバアプリの環境初期のもの。ベーシック、CLC、DRK、ROBまでのカードたちで、無印から増えていません。無印から3年後という設定なので、カードが増えているのかなと思っていたのですが、とりあえず現状は同じにしているみたいです。
今回プレイされたカードのほとんどは無印でも登場したので、もしかしたら使い回して作画コストを節約していたのかもしれないですね。その分他がリッチなので工夫してやってくれるといいですね。
2話のバトルはシャドバの基本ルールの解説をするためのものでした。PPの概念、フォロワーの体力の増減、アミュレットとスペルなどなど、とにかく丁寧で驚きました。アプリのチュートリアルよりも丁寧なんじゃないかというぐらい。このアニメからシャドバを始めるキッズ層を取り込んでやろうという気合いを感じました。
ライト vs シノブ
今回は進化ターンの直前まで。進化の使い方が勝負のカギなので、見せ場は次ですね。
1ターン目
2ターン目
進化時効果があるのが現状の手札ではこのカードだけだったので、温存してキットとかドラゴンライダーからプレイしてもよかったかも。覚醒はまだ先ですし、後手なので進化ターンが4PPで2+2コストで動く可能性が高いです。
ゴブリンがドワーフアルケミストに攻撃します。ルールを良く分かっていない人がやりがちな明確な悪手でした。普通はシノブのターンにドワーフアルケミストがゴブリンに攻撃してくるので、このゴブリンのおかげで本来はシノブの体力を1削り、ライトの体力が2守られるはずでした。
3ターン目
4ターン目
このカードは自分のフォロワーが進化すると手札でコストが落ちるカードなので本来は次のターンに手札のレヴィ進化と合わせて使いたかったところ。
先攻側が1手先に動くことで盤面優位を保ち続けるよくある展開です。このターンで今回はおしまいでした。ライトは次のターンどのフォロワーを進化させるでしょうか。