アニシャドFの28話の感想文です。
ツバサ vs レン
1ターン目
2ターン目
3ターン目
4ターン目
ユニコーンの踊り手・ユニコとラビットヒーラーをプレイします。ラビットヒーラーのファンファーレでリーダーを2回復し、エイラの祈禱でフォロワーを+1/+1。セイラの盤面は3/3, 3/2になります。
ホーリーフォックス・グリモーをプレイ。進化してユニコを上踏みします。グリモーは選択不能の5/3として場に残ります。
5ターン目
アニメオリジナルカードをプレイします。
シトリンラビット
2コスト1/1→3/3
ファンファーレ:自分のリーダーを1回復する
自分のリーダーかを回復させる能力が働くたび、カードを1枚引く。
回復するたびにドローするという効果はリュテュエルが持っていたのですが、このカードは3コストであり、進化しないと自分自身で回復効果を発動できないという歯がゆさがありました。2コストでさらに自分が回復能力を持っているのは使い勝手が良さそうです。
シトリンラビットのファンファーレでリーダーを1回復し、エイラのバフと自身のドロー能力が働きます。
ヒーリングエンジェルをプレイし、さらにリーダーを2回復。エイラとシトリンラビットの能力がもう1回働きます。獣姫の展開に合わせて回復を重ねるという当時の黄金パターンです。
ホーリーフレイムタイガーを進化してホーリーフォックス・グリモーを上踏みします。ホーリーファルコンは相手のリーダーを攻撃し4ダメージです。セイラの盤面は4/3, 8/3, 3/3, 3/4。ツバサの体力は16。処理を漏らすと一気に持っていかれそうな展開です。
ターコイズシスターをプレイします。
ターコイズシスター
5コスト2/4→3/5
守護
自分の場の守護と疾走を持つフォロワーが攻撃したとき、相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに3ダメージ
進化後:疾走
進化してヒーリングエンジェルに攻撃。自身の能力で3点AOEを放ちます。ヒーリングエンジェルのみ体力が4なのでここに攻撃することで全処理となります。
壮麗なる隼は相手のリーダーに攻撃し3ダメージ。
ターン終了時にジュエルシュラインの効果でターコイズシスターを+3/+3します。ツバサの盤面は6/5守護, 3/4。セイラの体力は14まで削れました。
ツバサがターコイズシスターで反撃してくることを読めていたならば、セイラはホーリーフレイムタイガーを6/6で残し、ヒーリングエンジェルで進化上踏みした方が有利な進行になりました。
6ターン目
タンザナイトコンヴィクター
2コスト2/2
疾走
このカードの攻撃力と体力が上がったとき、「次の自分のターン開始時まで攻撃されない」を持つ
ターン終了時:お互いのリーダーの体力を1回復
デメリットなし2/2/2突進がアプリ版に出てきたときはインフレを感じたものですが、ついに素で疾走を持っている2/2/2が出てきたのだなあと驚きました。ターン終了時に相手も1回復するので、それがデメリット扱いになっているのかもしれません。
2枚目のシトリンラビットをプレイします。ファンファーレで1回復。エイラのバフでタンザナイトコンヴィクターの能力も起動します。
アニメオリジナルカードをプレイ。タンザナイトコンヴィクターがイラストに描かれていました。
断罪の祈り
2コストスペル
相手の体力5以下のフォロワーを1体消滅させて、お互いのリーダーの体力を1回復し、お互いはカードを1枚引く
平等なる裁きと似た使用感のカード。相手にもドローさせてしまうのが痛いでしょうか。
断罪の祈りでターコイズシスターを消滅させます。消滅してしまったのでアズライトメイデンから復活させることができなくなりました。お互いの体力を1回復し、カードを1枚引きます。エイラとシトリンラビットの能力が働きます。
シトリンラビットを進化して壮麗なる隼を上踏み、タンザナイトコンヴィクターで相手のリーダーに攻撃で4ダメージ。
ターン終了時にタンザナイトコンヴィクターがお互いのリーダーの体力を1回復させて、再びエイラとシトリンラビットの能力が働きます。セイラの盤面は5/5攻撃不能と6/3。
ダイヤモンドマスター
2コスト2/2
能力によって破壊されない
このフォロワーが場にいる限り、ランダムなフォロワー1体を対象にする能力が働くとき、その対象は必ずダイヤモンドマスターになる
すでに持っている能力を得たとき、代わりにランダムな自分のフォロワー1体にその能力を与える
相手のフォロワーを攻撃時、このフォロワーが疾走と守護を持つとき、ダメージを与え合う前に相手のフォロワーを破壊する
アプリ版と大きく異なるのは、疾走と守護を持ったときに全体破壊ではなくなっていることです。
さらにウィンギーをプレイ。このカードもアプリ版とだいぶ違います。
ジェムストーン・ウィンギー
2コスト2/1
ファンファーレ:元の攻撃力2以下のランダムな自分のフォロワー1体は疾走を持つ
ラストワード:元の攻撃力2以下のランダムな自分のフォロワー1体は守護を持つ
ファンファーレでダイヤモンドマスターに疾走がつきます。
ルビーファルコンを結晶でプレイします。
さらに新カードをプレイ。
アメジストレオ
3コスト2/2
自分が結晶でカードをプレイしたとき、自分の手札のこのカードのコストを1にする
疾走
ファンファーレ:自分の残りEPが相手より多いなら、このフォロワーは守護を持つ
攻撃時:自分の他の攻撃力2以下のフォロワーすべてを+1/+0する
簡単な条件で1/2/2疾走になって、他のフォロワーもバフするので打点が出るカードです。
アメジストレオで相手のリーダーに攻撃することで、ダイヤモンドマスターとウィンギーを+1/+0しつつ、結晶ルビーファルコンの能力が働きます。ダイヤモンドマスターが一度吸収して、ウィンギーに疾走を付与します。
3/1疾走になったウィンギーでシトリンラビットを攻撃して相討ち。ウィンギーのラストワードでダイヤモンドマスターは守護を持ちます。これでダイヤモンドマスターは疾走&守護が揃いました。
ダイヤモンドマスターで相手のリーダーに攻撃。アプリ版の能力であればタンザナイトコンヴィクターは破壊されるのですが、アニシャド版は交戦するフォロワーのみなので破壊できません。
ターン終了時にジュエルシュラインの能力でダイヤモンドマスターとアメジストレオが+3/+3されます。ツバサの盤面は6/5守護, 5/5守護。セイラの体力を12まで削りました。
7ターン目
サハクィエルの効果で場に出ると突進を持つので、ルシフェルでダイヤモンドマスターを上踏み。
5/5のタンザナイトコンヴィクターで5/5のアメジストレオと相討ちできる状態ですが、もったいないのでやめておくと言っていました。
ターン終了時にタンザナイトコンヴィクターがお互いのリーダーの体力を1回復し、エイラが働き、タンザナイトコンヴィクターは攻撃されない状態になります。ルシフェルの能力で自分のリーダーを4回復し、サハクィエルの効果で手札に戻ります。
セイラの盤面は7/7攻撃不能と6/6。ツバサ側は5/5のアメジストレオが場残りしました。
気高き教理をプレイして、神鳥の呼び笛のカウントダウンを0にしてカードを1枚引きます。壮麗なる隼が出ます。
アズライトメイデンをプレイ。
アズライトメイデン
2コスト1/3
守護
ファンファーレ:ランダムな自分のフォロワー1体は守護を持つ
ターン終了時:破壊されたときに疾走と守護を両方持つフォロワーがいたとき、その中から1枚をランダムに1枚手札に加えて、疾走と守護を与えて+3/+3する
壮麗なる隼に守護を与えます。これで疾走&守護が両方揃います。
アメジストレオで相手のリーダーに攻撃。攻撃時能力でアズライトメイデンを+1/+0。
続いて壮麗なる隼で相手のリーダーに攻撃。結晶ルビーファルコンのトリガーが2回引かれ、アズライトメイデンが疾走を持ちました。
アズライトメイデンで相手のリーダーに攻撃。
ターン終了時にジュエルシュラインの能力が働きます。3体とも疾走&守護が揃っていて+3/+3されます。アズライトメイデンの効果でダイヤモンドマスターを手札に加え、守護と疾走を与えて+3/+3します。ターコイズシスターは消滅されたため、ダイヤモンドマスターしか候補がいません。ツバサの盤面は8/8守護, 6/7守護, 5/6守護。
セイラの体力は7まで落ちました。ツバサの体力は15です。このターン、ツバサは6/6のサハクィエルを無視してすべてのフォロワーで相手のリーダーを攻撃しました。7/7のタンザナイトコンヴィクターもいるので守護がいなくなれば次で負けうるのですが、ジュエルシュラインで強化したツバサの守護が破られることはないだろうという賭けでした。
昔からエイラビショップは回復することにデッキ枠を割くため、細かく相手のフォロワーを除去するのが苦手でした。守護が3面あればリーダーまで攻撃は届かないだろうというツバサの読みは的を射たものだと思います。
8ターン目
僧侶の聖水をプレイ。自分のリーダーを2回復して、カードを1枚引きます。
続けて治癒の祈りをプレイ。自分のリーダーを3回復します。
9/9になったタンザナイトコンヴィクターで8/8のアメジストレオを上踏み。8/8サハクィエルで6/7の壮麗なる隼を上踏み。
ターン終了時にタンザナイトコンヴィクターがお互いのリーダーの体力を1回復します。セイラの体力は13まで戻ります。ツバサの盤面には5/6のアズライトメイデンが残りました。セイラを守ってくれるのは5/5守護の教会の守り手のみです。ツバサの手札には5/5守護疾走のダイヤモンドマスターがいるのが公開情報です。
ダイヤモンドマスターで教会の守り手を攻撃します。能力でダメージを与え合う前に破壊。このとき、ターコイズシスターの能力で相手のフォロワーすべてと相手のリーダーへの3点AOEが飛びます。
アズライトメイデンとターコイズシスターで相手のリーダーに攻撃5点+3点。ターコイズシスターの3点AOEがさらに2回働き、17点を出してツバサの勝利でした。ターコイズシスターがひたすら強かったバトルでした。
新旧対決
セイラのデッキテーマであるエイラはDRKで実装されたあと長い期間使われ、ROGでフォロワーとしてエイラが復活して再度日の目を見ることになりました。回復を得意とするビショップの一大テーマです。
一方ツバサの結晶テーマは、この回が放送された時点のローテ環境で上位に食い込む最新のデッキ。小粒フォロワーに疾走と守護を与えて、ジュエルシュラインで強化するコンボデッキです。
セイラとツバサのバトルは、ビショップクラスにおける新旧テーマの対決という構図になっていました。それが彼女たちの今の立場に重なって見えました。
ツバサはいままで1回もセイラに勝ったことがなかったと言われていました。セイラがハルマに負けてサードフェザーをツバサに譲り、その後セイラは学園を卒業していきました。2人の前回のバトルからはそれなりに時間が経過していると考えられます。その間に、ツバサが大きく成長したのでしょうね。
もちろん、いまのツバサにはセブンスフレイムという新しい仲間がいるというのも大きかったでしょう。1個前の試合で背中を押してもらったシオンが、逆にツバサにエールを送るシーンもありました。
託されたカード
試合後、セイラはタンザナイトコンヴィクターをツバサに譲りました。アプリ版にカードを交換したり渡したりする機能はないのですが、こういうやりとりはカードゲームならではで良いですよね。
タンザナイトコンヴィクターは素で疾走がついていて、攻撃力と体力がプラスされたときに「攻撃されない」を持ちます。ウィンギーなどで守護を与えてあげれば、ジュエルシュラインでバフされるので、「攻撃されない」も付与することができます。
タンザナイトコンヴィクターは宝石名が名前に入っていて、ダイヤモンドマスターの親戚のようなビジュアルなので、もともとはツバサのデッキと同じテーマのカードなのでしょうか。シトリンラビットのシトリンも宝石名なので、関係性はよくわかりません。
今後、どこかのタイミングでツバサがタンザナイトコンヴィクターを使う場面がみられるのではないかなと思います。セイラが亡くなったとかそういうわけではないのですが、先輩の想いも載せて戦う姿を見るのが楽しみです。セイラ先輩との"決別"というほどのことでもないのですが、ツバサの中で1つの区切りになったことでしょう。
更新はTwitterでお知らせします。
twitter.com