アークナイツのチュートリアルの考察記事です。チュートリアルは1回しか見れないため、覚えていない方も多いのではないでしょうか。ストーリーを把握する上でかなり重要なことが語られているのでまとめていきます。
冒頭の声の主は誰か
チュートリアルの流れを追っていきましょう。利用規約に同意するとプレイヤーネームを訪ねられます。
プレイヤーネームを確定させると、謎の人物がドクターに語りかけてきます。冒頭から謎だらけです。
話しかけてきている人は誰なのだろうというのが最初の疑問です。「ここには存在してはならない」と言っているので、おそらくテラではない別の次元にいる人物なのではないかと思います。
「帰還!密林の長」の冒頭でドクターが見ていた夢に出てきた人物が怪しそうだなと思いました。あの人物もテラではない場所から話しかけてきているような雰囲気でした。
「帰還!密林の長」ではドクターは「我が王」と呼ばれていました。一方チュートリアルの人物は「キミはここには存在してはならない」と言うので、ドクターの扱いが真逆です。「帰還!密林の長」でも結局ドクターはガヴィルにぶん殴られて夢の世界を追い出されているので、「ここにいてはいけない」という姿勢は一貫しているのかもしれません。
同一人物にせよ複数人いるにせよ、神視点のような立場からアークナイツの物語を見ている人物がいそうな雰囲気です。
窓の外の巨大生物
アーミヤが立つ窓辺の外には巨大な目玉が見えています。見た目通り受け取るなら、目玉だけでも人間のサイズ以上ある巨大な生物が映っていることになります。
このような巨大な生物はストーリー中には出てきていません。こんなのがいたら目立ちますから、今現在のテラの世界にはいないのではないかと思います。
「統合戦略-ケオベの茸狩迷界」のイベントの1つに巨大生物の遺骨と遭遇する場面がありました。
「牙1つが車以上のサイズ」と書かれているため、サイズ感は合いそうな気がします。かつてテラの世界にはこのような巨大な生物が存在したということでしょうか。
だとしたら大人の姿のアーミヤが巨大生物を見ているという構図には違和感があります。この生物と対峙したのはいつの出来事だったのでしょうか。単に厄災と向き合うことを象徴するイラストだったのでしょうか。
アークナイツに出てくる巨大な生物ということでもう1つ頭に浮かぶのはロドス号ですね。こちらも中でたくさんの人が暮らせるぐらい馬鹿でかいサイズです。なんとなくどれもドラゴンっぽい骨格をしているので、近い存在なのではないかなと思います。
これ以上は今の段階ではわかりませんね。
12月23日に何があったのか
もっとわからないのがこのトピックですね。12月23日はドクターにとって重要な日らしいですが、今の我々には何の手がかりもありません。
ストーリー中で日付があまり明かされないので、関連付けて考えることも難しいです。もちろん同じ12月23日であっても年号が違えば同じタイミングにはならないので、日付だけでは追いかけるのが難しい謎です。
ドクターはどういう状態だったのか
謎の人物が語り掛けてくるパートが終わると、手術室の映像に切り替わります。
ここはおそらくドクターが眠りにつく直前の映像なのではないかなと思います。手術の担当医はドクターと面識があるようでした。
このチュートリアルの物語をスキップしようとすると下のようなテキストが出ます。
ドクターはベッドで寝ていたわけではなく、救命ポッドの中で眠っていました。手術室で「心停止液の注入を完了」「体温低下」という記載があることから、ドクターは人口冬眠のような形で眠っていたものと思われます。なぜそんなことをする必要があったのでしょう。
この救命ポッドのことをドーベルマンは「棺桶」と呼びます。わざわざそんな縁起の悪い名前で呼ぶには理由があるはずなので、引っ掛かるポイントです。
「棺」という言葉から6章でケルシー先生が話していた「石棺」繋がってくるのかもしれないな、と思いました。ただ、石棺は戦争に使う装置を収めるものだったとのことで、それはドクターとは違うような気がしました。仮に石棺の中の装置がドクターに関連するものだとしても、ドクターがウルサスの戦争に使われるようなことがあったのかと言われると疑問です。
また上でドーベルマンは「今日が最後のチャンス」とも言っています。アーミヤたちは天災がチェルノボーグを襲うことを知っていて、ギリギリのところでドクター救出作戦にこぎ着けたものと思います。
ここでの疑問点は、チェルノボーグは移動都市なのになぜ天災を避けなかったのかというところです。ロドスが予知できた天災ですから、ウルサスが予知できないはずはなかったと思います。タルラの意図が絡んでいるのか、それともウルサス上層部の問題だったのか、何か原因があるのではないかと思います。
PRTSとニューラルネットワーク
ロドス号にいるケルシーと連絡を取ろうとしていたアーミヤたちに、PRTSから連絡がかかってきます。
PRTSは予期せぬ形でニューラルコネクタへの接続申請がきたためアーミヤへ報告を上げたとのことでした。ドクターが目覚めたことと関係がありそうですね。
このとき、電波による通信はジャミングされていて使えませんが、ニューラルコネクタならロドス号との通信が可能だと言われています。nuralは神経系を意味する言葉です。電波とは違う経路での通信方法なのだと思いますが、一体どんな裏技で通信ができているのかはよくわかりません。
PRTSは「Primitive Rhodesisland Terminal Service」の略称です。「Primitive」という単語が気になります。「原始的な」とか「旧式な」という意味なので、先端技術ではなく古い技術だと言いたそうな名前がついています。なぜなのでしょう。
PRTSを使うと遠隔地からロドス号にアクセスしたり、戦場の指揮を執ることができるようです。ドクターが本人がチェルノボーグにいようと龍門にいようとサルゴンにいようと、どこにいたとしてもロドスの施設を動かすことができることを世界観設定として成立させている装置ということになります。
また自動指揮もPRTSの機能の1つのようです。ドクターが行った指揮と全く同じように指揮を出して再現する機能なのでしょう。
PRTSのアクセス識別
ドクターがPRTSを使えるようにするために、権限が通るかを確認しようとします。アーミヤは声紋による認証を意図して何かを喋るようにドクターに呼びかけます。
ここで選択肢は(話す)なのでゲーム内のドクターを喋らせようと我々プレイヤーはスマホをタップするわけですが、なぜかPRTSはそのタップ動作を識別するのですね。ここは面白い演出だなと思いました。
PRTSの端末は我々がアークナイツを遊んでいるスマートフォンなのではないか?と思わせぶりな仕掛けです。ドクターがPRTSを通して遠隔地からロドスを指揮するという構図が、我々プレイヤーがアプリゲームのアークナイツを遊んでいる構図と重なるようになっているのですね。メタ的な演出の作り方がとても上手だなと思います。
ここがチュートリアルストーリーのラストでした。PRTSが「おかえりなさい」と言い、ホーム画面に入ったときに秘書になっているアーミヤも「おかえり、ドクター」と言ってくれるので、ロドスに帰ってきたのだということが強調される演出でした。
チュートリアルの中断
チュートリアルの戦闘をこなすとサーバと通信が入ります。その後アプリをタスクキルしたりすると、チュートリアルが中断されたとみなされ、特別な演出が入るようになっています。
アーミヤと喋っているのはPRTSのように見えます。我々が触っているスマホがPRTSと繋がっているデバイスだと思われるので、アークナイツアプリが中断してしまったことを、別プログラムに切り替えたと表現しているのだと思います。
ここで衝撃的なのはこのメタ構造をアーミヤが理解しているという点です。いままでのストーリー中とはアーミヤの様子が違いすぎるので、ブラックジョークっぽい印象も受けます。アーミヤはすべてを知っているという考え方もアリかなと思いますが、真相はわかりません。
こんなに可愛い女の子がそんな黒幕みたいなこと言うんですかね?
同じようにアークナイツの記事を書いています。
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