3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【アークナイツ】メインストーリー7章まとめ・考察・感想【苦難揺籃】

 アークナイツのメインストーリー7章「苦難揺籃」を考察したり感想を書いたりする記事です。様々な立場の人の物語が明らかになったり前に進んだりしたので、全容をまとめておきたいと思って書きました。私個人の解釈なので間違っているところがあるかもしれません。ご了承ください。


※ネタバレします。
※私は大陸版で先行して公開されている情報を追っていません。

主要人物たち

f:id:ytera22:20210107123537p:plain

 たくさん人物が出てきましたが根幹に絡みそうなのはこのあたりの人々です。

1. タルラのチェルノボーグ突撃作戦

f:id:ytera22:20210106191730p:plain

 まずはメインストーリー7章の大枠の流れを規定しているタルラの作戦について見ていきます。
 この計画の発端は0章の、チェルノボーグでレユニオンが蜂起したところから始まっています。チェルノボーグ中枢区画を実効支配し、龍門に向かって突撃させることがタルラの作戦だったというわけです。
 龍門に向かってひた走るチェルノボーグは、ウルサスの都市識別コードを発し続けています。この都市がウルサスの支配下にありますよと対外的にアピールをするためです。
 それをやられると困るのが龍門、そしてそこを治めるウェイです。都市が衝突してしまえばひとたまりもありません。運転を停止させるために派兵を行うと、ウルサスの都市に兵を向けたことになり、宣戦布告になってしまいます。最悪、ウルサスと炎国の全面戦争に発展します。
 追い詰められたウェイは、自らチェルノボーグに乗り込んで運転を停止させ、宣戦布告の罪を自らが被って死ぬことで事態の収束を図ることを提案します。その提案は却下され、チェンがチェルノボーグに乗り込み、ロドスがそれを追いかけることになりましたが、そこまでがタルラの計画には織り込み済みだったことでしょう。
 そんなことをしたらウルサスが黙っていないのでは?と思うのですが、そこはタルラが先回りをしていたようです。

f:id:ytera22:20210108113243p:plain

 ウェイがウルサスに送り込んだトランスポーターからのメッセージで、ヴィッテ議長と連絡が取れなくなったこと、帝国の師兵団が事態の収束をボイコットしたことが告げられます。
 ウェイ曰く、彼とヴィッテ議長の間柄が両国の平和維持の最終防衛ラインということでしたが、ヴィッテ議長が龍門に味方をするような発言が一切できない状態になってしまい、保身に走ってウェイとのラインを切る決断をしたようです。
 ウルサスはレユニオンにチェルノボーグを明け渡し、その後の一切の行動を黙認しています。ウルサスの上層部とタルラとの間に密約が交わされているのではとウェイは疑っていました。政治的な部分でもウェイは一枚上をいかれていたということです。
 ウェイにできることは何もなくなってしまいましたが、最後で自ら動こうとして、リンと対峙する様子が描かれていました。どうなったのでしょうね。




2. チェンとタルラの家系

f:id:ytera22:20210111145017p:plain

 タルラと龍門の争いを見たところで、次は家系図を見ていきます。
 6章でちらっとほのめかされていましたが、チェンとタルラは姉妹であることがわかりました。ただ、苗字が異なっているのが気になります。2通りの可能性が考えられそうです。

①母は同じで父が異なる
②両親ともに同じだけど里子として引き取られた

 彼女たちの母はウェイの妹です。タルラの父はエドワード・アルトリウスという人物だとのことです。
 タルラはコシチェイ公爵という人物の後継者であると7章の中でたびたび指摘されます。コシチェイ公爵は最後の最後に姿が明らかになりましたが、いかにも悪知恵が働きそうな悪人顔をしています。タルラに「鎖」をかけるという表現を使っていました。
 コシチェイ公爵は過去に龍門を乗っ取ろうと行動を起こしたようですが、エドワード、ウェイ、フミヅキ、リンらの奮闘によって防がれました。
 コシチェイ公爵とウェイの会話で、ウェイは自身の手で"兄弟"を殺したと言われています。

f:id:ytera22:20210111145340p:plain

 これが誰だったのか明言はされていませんが、ヒントがけっこう出ています。
 ある種の死亡フラグなのですが、ウェイのことをイェンウと呼ぶことのできる、ドラコ族の人が赤霄で殺されてしまったのではないかと推測することができます。
 
f:id:ytera22:20210111145552p:plain

 タルラ・アルトリウスは龍女と呼ばれていますから、ドラコ族なのではないかと思われます。そうすると、父親であるエドワード・アルトリウスもドラコ族なのでは?という推測されることから、ウェイが赤霄で殺してしまった人物はエドワードなのかな?と考えることができます。
 100%確証は持てませんので今後語られることを期待しましょう。ちなみにエドワードの遺品をケルシーがウェイから受け取るシーンがありました。
 また、ウェイの弟についても言及されているところがありました。

f:id:ytera22:20210114104238p:plain

 ウェイが龍門のために宣戦布告の罪を被って死に、フミヅキは異国へ逃げるという作戦について検討しているときに、上のセリフが出てきました。ウェイの弟はウェイを憎んでいること、そして仮にフミヅキが罪人の妻となった場合、弟の意志でフミヅキが殺されることが語られています。

f:id:ytera22:20210114104736p:plain

 誰が言ったセリフなのかは明かされませんでしたが、「憎い」「家族」というキーワードから、上のセリフはもしかしたらウェイの弟が言ったセリフなのかもしれません。「この座」というのが偉いポジションだとしたらいろいろ符号しますが、これはまだ推測の域を出ません。
 というわけでチェンとタルラの家系についてはまだ不明なことが多いです。確かなことは、親族の多くを亡くしたチェンとタルラが、敵対する2人のもとへと分かたれ、成長の過程で圧倒的な武力を身に着け、まさにいま衝突しようとしていることです。巨大な陰謀に振り回されるかわいそうな姉妹です…。


3. Guardの数奇な人生

f:id:ytera22:20210110164705p:plain

 チェン姉妹と同様に運命に翻弄される人物として、Guardという人物が登場します。彼はこれまでもいろいろなところで顔を出してきました。
 Guardはもともとロドスの前衛オペレーターでした。Aceのドクター救出作戦の別働隊に編入され、チェルノボーグのドクター救出作戦へと出撃します。
 メインストーリー1章のラストで、迫りくるタルラからドクターたちを逃すために、Ace隊がしんがりを務めました。隊員のほとんどは死んでしまいましたが、Guardは運良く攻撃から逃れることができ、Aceに応急処置を受けて生き延びます。
 Guardはその後しばらく気を失いますが、そのとき偵察任務で動いていたScoutに助けられていました。
 イベント「闇夜へ生きる」の中で、ScoutはWと取引をして、ドクター救出隊の安全を確保したあと、イネスとヘドリーがいたサルカズ傭兵部隊に殺されます。Scoutは死に際に、Aceに助けられて気絶していたGuardを守るように動き、彼に遺書を託しています。
 Scoutに助けられたGuardのその後のお話はイベント「戦地の逸話」の#1で語られます。GuardはScoutの遺書を読み、ドクターに対する遺言を受け取ります。また、たまたま近くでヘラグとパトリオットが出会っていて、その会話を盗み聞きすることになります。
 7章の中で"アザゼルのリーダー"や"白髪のお爺さん"と呼ばれていたのはヘラグです。ヘラグとパトリオットはともにウルサス帝国の軍人でした。ヘラグはロドスへ参加し、パトリオットはレユニオンへ参加することが決まっていて、別れを惜しむ会話でした。
 Guardが隠れていることはパトリオットにはお見通しで、ロドスへと帰還するチャンスを与えられます。Guardのその後は不明だったのですが、彼はロドスに戻らなかったことが7章で明らかになりました。
 7章で再びGuardは表舞台に姿を現します。なんとレユニオンの紋章を肩になびかせて。彼はパトリオットがレユニオンの中にあっても正義を貫いている様を見て、チェルノボーグにとどまり、感染者を支援しようと活動していました。
 倉庫区画でドクターに偶然出会い、Scoutから託された遺言は無事に届けられました。ドクターは記憶を失ってしまっているためピンと来ていなかったようですが、Guardの肩の荷が1つ降りました。
 7章のラストでパトリオットが亡くなり、Guardは今後どのような身の振り方を選ぶでしょうか。




4. サルカズの預言と魔王

f:id:ytera22:20210106191823p:plain

 アークナイツの根幹に迫りそうな、預言と魔王の話です。
 ドクター救出作戦に出撃する直前、ワルファリンとケルシーがサルカズの預言について会話をしたシーンが回想されました。
 原文の「サルカズに背きし者、及び其の不義の血脈に連なる末裔」、そして「最後のウェンディゴ」というのがパトリオットのことではないか、と2人はこの時点から疑っています。
 ウェンディゴというのはサルカズの中のさらに詳細な分類の1つのようです。ワルファリンもサルカズであり、その中でもブラッドフルートという種族に分類されると人物ファイルに書かれています。
 預言は現実のものとなります。パトリオットが文字通りの最後のウェンディゴであるかどうかは疑わしいと言われていましたが、彼がサルカズを裏切ったこと、そして数百年を生き続けた特殊な血族であることは間違いがなく、アーミヤが放った特殊なアーツに貫かれて生命を奪われました。

f:id:ytera22:20210106200010p:plain

 アーミヤは"魔王"でありテレジア殿下の後継者であるとパトリオットは言います。いままで明らかにされてこなかった、アーミヤの持つ力の源泉がここでようやく示されました。アーミヤはテレジアの何かを受け継いでいるのですね。
 魔王というのは物騒な呼び名ですね。「この大地で最も恐ろしき厄災」ともパトリオットは言っていました。アーミヤに秘められた特殊性は、今まで出てきたどの登場人物よりも危険度が高そうに聞こえます。
 パトリオットはオリジニウムアーツの生理性残留物に乗っ取られて、本人も意図しない謎の言葉を発します。これが、新たな預言の誕生の瞬間だったのでしょうか。魔王アーミヤがあらゆるものを破壊してしまうという内容の預言ですね。
 いよいよ、アークナイツの物語の根幹に迫ってきたぞという気配がしてきました。



5. Wがぶっ〇すターゲットの順番

f:id:ytera22:20210109130522p:plain

 パトリオットを倒したあと、ドクターとケルシーはWと出くわします。Wはタルラとの戦いで自爆をしたと見せかけて、下に落ちてきたようです。
 イベント「闇夜に生きる」で見たように、Wはバベルにいたことがある人物です。ケルシーやドクターとは顔馴染みです。
 Wは親愛なるテレジアを失い、その復讐を糧に今を生きています。ドクターはテレジア殺害の第一容疑者であり、そんなドクターをケルシーが信頼して横に置いていることが信じられないと口にします。
 Wが把握しているのは状況証拠だけであり、真実にはまだたどり着いていない様子です。なので、ドクターの口から直接真相を聞き出したいと思っているわけですが、肝心のドクターが記憶喪失になってしまっています。
 Wは今後ぶっ殺す予定のターゲットの順番を決めているということで、ドクターとケルシーに教えてくれました。1番タルラ、2番テレシス摂政王、3番は我々ドクターです。1番と2番は当分くたばりそうにありませんから、我々はまだしばらくはWに殺されずに済みそうですね…。
 タルラが1番なのは、すぐ近くにいて、ついさっき屈辱を味わされたし、サルカズ傭兵という自身の戦力も削られてしまったことを恨んでいるのでしょうか。罠をしかけても勝てなかった相手に、再戦を申し込んで勝てるのでしょうか…。
 2番のテレシス摂政王は目に入るだけで蕁麻疹が出ると言っていましたが、会ったことはあるのでしょうか…。動機は当然テレジアの敵討ちでしょう。
 3番のドクターは、テレジアの居場所を唯一知っていた存在だそうです。Wからするとほぼ「黒」なわけですが、真相は不明です。テレジアの死の謎は今後も謎のまま引っ張られていくことになりそうですね。





6. テレシス摂政王の野望

f:id:ytera22:20210106191844p:plain


 7章の最後にテレシス摂政王が出てきました。テレジアと同じくピンクの髪に黒いツノのイケメンです。
 テレシスは赦罪師と話しています。タルラと同盟を結ぶべきかどうか、そしてタルラを消すための材料を探しているとも言っていました。「闇夜に生きる」に登場したとき、テレシスはレユニオンの暴動を見守りつつ利用していこうと言っていましたが、タルラ本人との距離感はまた別物のようです。
 テレシスの言う「ここに残した部隊」というのは、彼がヴィクトリアにいることからヘドリーとイネスのことを言っているのかなと思ったのですが、彼らは2人だけで来ているのではなかったかな?と思ったので自信がありません。別人のことを話しているのかもしれません。
 赦罪師から「魔王の目途がついた」という報告を受けた時、テレシスはそれでは間に合わないと言っていました。何が何に間に合わないのでしょうね。
 「彼女」の準備が整ったことに関しては喜んでいました。ピンクの髪に黒いツノが背景絵として描かれていましたが、我々の見てきた情報だけだとこれはテレジアに見えます。復活するのでしょうか。真相はいかに。


感想

 ここからはただの感想です。

理解できる怪物

 7章で印象に残ったシーンがここです。

f:id:ytera22:20210106210404p:plain

 怪物と呼ばれるが全てを理解できる戦士、アーミヤと一緒に、我々はパトリオットに立ち向かっていきます。自分が初めて7-18をクリアしたときはアーミヤを出撃させたので、余計にエモーショナルに感じられました。
 でもよくよく考えてみるとアーミヤのことは謎だらけなんですよね。「魔王」を7章のキーフレーズに挙げてもいいぐらいには、7章はアーミヤの謎に迫るお話でした。「すべてを理解できる」なんてウソです。
 だからこそ、このシーンでドクターの頭に浮かんでいることは、人間としてのアーミヤに意識が大きく向いているのだと思います。怪物であり兵器である彼女のことを、1人の人間として信頼しているというのがロドスの在り方なのだなと。
 ロスモンティスの扱い方を見ても同じですね。兵器である前に1人の人間として、ロスモンティスの意志を尊重しています。
 感染者のための組織として見ると、ロドスとレユニオンの違いは実はそんなに大きくはないと思います。ウェイもロドスが将来のレユニオンになるかもしれないと言っていましたし。
 タルラやパトリオットも怪物ですが、彼らは誰にも理解されていないという点で、ロドスとは差があるのだなと感じました。
 我らが幼き魔王をこれからも支えていかねばですね。立ち絵だとあまり意識をしませんが、アーミヤってまだまだこんなに背が低いんですよね。

f:id:ytera22:20210107155321p:plain


パトリオットを倒さねばならない

 パトリオットはメインストーリーだけでなく、「戦地の逸話」「ウルサスの子どもたち」「闇夜に生きる」にもたびたび登場し、レユニオンの中にあっても正義を失わない人物として描かれてきました。
 理解できない怪物ではありましたが、善き行いを実践する人であるという認識は、登場人物の中にも、そして我々の中にも形成されていたでしょう。
 6章のフロストノヴァのときもそうでしたが、分かり合えると思ったはずの敵を、最後の最後で打ち倒さねばならないのがアークナイツという物語です。残酷ですね。
 一般的なゲームですと、難しいステージのボスにはヘイトが貯まるものです。失敗したらイライラするし、倒せそうになるとテンションが上がってきます。
 しかし自分がプレイしていてパトリオット戦に勝てそうになったとき、「ああ、もう少しで倒してしまう…」という不思議な感覚にとらわれました。「もう、進軍してこないでくれ…」「止まってくれれば殺さずに済む…」と、ロドスの面々に非常に感情移入できる展開になっていました。
 ボスであるパトリオットの耐久が異常に高くて、ゆっくりゆっくりこちらに歩いてくるというのが、まさにパトリオットそのものだと感じられて没入感がありました。
 重厚なストーリーを描くだけでなく、タワーディフェンスゲームの中にもストーリーが美しく反映されていて、本当に自分が指揮するロドスがパトリオットと戦っているように感じてしまいます。改めて、素晴らしい出来栄えのゲームだなと感動しました。


何かありましたらTwitterにてご連絡ください。
https://twitter.com/YT22_azurlane

 過去のイベントストーリーについても同様に書いています。
yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com

yterapokemon.hatenablog.com