3度目のサザンドラ

元々ポケモンブログでしたがいまはゲーム全般について書いています

【アークナイツ】メインストーリー14章<ヴィクトリア編>まとめ・考察・感想【慈悲光塔】

 2024年10月31日に追加されたアークナイツのメインストーリー14章「慈悲光塔」のストーリーを整理していきます。
 14章の考察は2本立てとなっています。こちらは「ヴィクトリア編」と題し、シージが持っていた諸王の息のお話や、模範軍や公爵たちのロンディニウム奪還の戦いを追いかけていきます。
 もう片方はサルカズ編です。どちらから読んでも大丈夫なように書いていますので、お好きな方からご覧ください。


1. 諸王の息の遍歴

1-1. 諸王の息の発見

 諸王の息の話から始めていきます。
 大昔の話です。とある探検家がサルゴンの南方の砂漠で天災に出くわしました。そのとき、偶然見つけた秘宝が天災から守ってくれたという言い伝えがあります。このお話は「天災両断」の伝説として後世に残りました。
 この秘宝は、一定の範囲内において源石の拡散を抑える効果を持っていました。ケルシー曰く、都市防衛装置の一部。おそらく先史文明の技術の切れ端なのだろうと思われます。テラの人たちにとってはお宝として有難がるほど嬉しい効果ですね。
 サルゴンの職人は秘宝を剣の形に鍛造しました。これがいまの諸王の息です。剣の形をしていることに深い意味はありません。権威と相性の良い形だったということでしょう。
 諸王の息はサルゴンの王様に献上され、代々受け継がれてきました。途中で職人が鍛えなおすこともあったそうです。諸王の息という名前は、剣自体がため息をつく音が聞こえたからだと言われています。どういう意味なのかはよく分かりませんでした。元の秘宝の性質に基づく音なのでしょうか。


1-2. ルガサルグスとハランドゥハラン

 諸王の息はその後ルガサルグスの手に渡ります。
 ルガサルグスはサルゴンを統一した王であり、テラに暦を作った人でもあります。サルゴンのトップとして、諸王の息の持主になりました。
 ナイツモラの王であるハランドゥハンがサルゴンへとやってきます。彼はヒッポグリフやペガサスを撃滅しながら進撃してきました。ルガサルグスはハランドゥハンを迎え撃ちましたが、お互いの力量を認め合った2人は深い絆で結ばれました。
 サルゴンを南側から脅かす敵がいました。クレイズセオンです。ルガサルグスとハランドゥハンは力を合わせてこの外敵を撃退することにしました。
 ルガサルグスはガヴェインと共に出撃しました。ガヴェインはルガサルグスが少年の頃からずっと付き添っている獣主です。この2人もまた親友でした。
 ルガサルグスとハランドゥハンの軍はどちらも強靭でしたが、クレイズセオンはテラの理の外にある化け物。追い返すことには成功したようですが、部隊は全滅してしまったと言われています。
 ガヴェインは親友の死を深く悼みます。獣主の寿命はとても長く、いつかこの日が来るとわかっていながらも、彼は悲しみに暮れました。ルガサルグスの子孫が自分を必要としなくなるまでそばにいようという誓いを立て、いまも子孫たちにそっと寄り添っていきます。


1-3. アスランとドラコ

 アスラン族とドラコ族はヴィクトリアをどのように統治してきたか。
 ヴィクトリアはテラの中央に位置する豊かな土地です。古くから権力闘争の血生臭い歴史が記録されています。
 紀元前にはこの土地はドラコ族が治めていました。2人の王族が仲違いをしたことをきっかけに、一部のドラコ族は南の方へと出ていきました。出ていった人たちはターラーという国を作ってターラー人を名乗ります。ゲル王という王様の名も伝わっています。
 豊かなヴィクトリアはターラーを虐げ、最後には併合してしまいました。これが現代までくすぶるターラー人問題のきっかけと言われています。
 一方でサルゴンからアスラン族がヴィクトリアへと攻め込んできました。737年にパーディシャーの1人であるルガルシャムシという人物が諸王の息をヴィクトリアに持ち込みます。名前から判断するにこの人はルガサルグスの血を引いていると考えられます。
 ルガルシャムシの孫は諸王の息で当時のドラコ王の首を切り落とします。この人は初代獅子王を名乗り、ヴィクトリアはアスランとドラコが共同で治める国になりました。諸王の息はヴィクトリア王権の象徴になります。
 ヴィーナは獅子王の血を引くヴィクトリアの正統な後継者の1人です。ルガサルグスの子孫にあたるため、ガヴェインがそばについてくれています。
 タルラの父であるエドワード・アルトリウスはヴィクトリアのドラコ王の血を引く人物だったとされています。つまりタルラはドラコ王の末裔。一方でエブラナとリードは、同じドラコ族でもターラー王の血を引いているとされています。
 諸王の息はこのように長きに渡る複雑な権力闘争の中で、象徴的な役割を果たしてきました。天災を退けるという力は、伝説の中に残っているのみ。カスター一族は剣の研究を長年行いましたが、原理を解き明かすことはできませんでした。ただ、源石を退ける能力を高める台座を発明することができました。これの出番が今回ついにやってきます。

2. イベント時系列

2-1. 墜落場所からロンディニウム

 14章の本筋の時系列に入っていきます。
 13章のラストでブラッドブルードの大君ドゥカレを倒し、ロドスはライフボーンを手に入れました。早速ライフボーンに乗って空を飛んだのですが、最初の源石「アナンナ」が目覚めたせいで、ライフボーンは墜落してしまいます。
 墜落場所からロドスは個別行動を始めます。今回注目するのはシージたち模範軍の動き。ギブソンハム、シルバーロックブラフスを経由してロンディニウムを目指します。
 カスター公爵はサルカズとの戦いの最前線であるシルバーロックブラフスにいます。ここは山脈と川に囲まれた天然の要塞。サルカズ軍がロンディニウムを守るために敷いた防衛地点です。
 シージはカスター公爵から連絡を受けます。諸王の息を前線に持って来いと。模範軍はヴィクトリアのための戦いに出向きます。


2-2. ギブソンハムでの出会い

 ギブソンハムという都市での出来事です。
 この街はシルバーロックブラフスに入る前の最後の補給地点です。公爵連合軍もここを数日前に通過していきました。
 シルバーロックブラフスの住民には思わぬ援護者がいました。それがバクパイプです。彼女は9章のヒロック郡での戦いでロンディニウム軍を抜け、龍門のチェンを頼ったのちにヴィクトリアに戻ってきていました。一部の公爵軍と同行しつつ、市民を守っていました。
 ホルンとバグパイプは感動の再会を果たしました。非常に喜ばしいものの、ベアードを失ったグラスゴーの面々や、母を失ったデルフィーンらとは対照的な展開。明暗が分かれた形での描写となりました。
 予想外の訪問者がもう1人。ゴドズィン公爵が軍を率いて模範軍に会いに来ました。諸王の息を戦場まで護送してあげようと提案してきます。
 ゴドズィン公爵はすでにサルカズに勝った後のことを考えていました。公爵同士は牽制し合っているので、戦争終結後の事態を収めるのは模範軍であるべきだと彼は言います。その未来を思い描いたとき、ここでシージをサポートしておくのはゴドズィンに有利に働くと考えているのですね。
 シージはこの提案を断ります。彼女にとってのヴィクトリアとは、ゴドズィン公爵が見捨てたギブソンハムの市民。ナハツェーラー軍が街に迫ってきて、ゴドズィン公爵は逃げていきました。


2-3. クロージャの戦場

 クロージャも彼女の戦場で戦っていました。
 ギブソンハムで模範軍とゴドズィン公爵が交渉をしていた頃。クロージャ率いるロドスのエンジニア小隊は簡易の通信塔を建てようとしていました。ロドスはここから別行動を始めるので、強力な遠距離通信が必要になります。
 もう少しで任務完了というところでナハツェーラー軍が襲ってきました。クロージャはブラッドブルード族ですが、戦闘は得意ではありません。彼女を守るため他の3人の安否は不明となりますが、Miseryとフェンが駆け付けてくれたおかげでクロージャがギリギリ助かり、通信塔が完成しました。これでロドスの全部隊は広域通信で連絡を取り合うことが可能になります。
 ゴドズィン公爵はギブソンハムの戦場に感染者部隊を残していきました。模範軍はゴドズィン公爵には関わりたくありませんが、感染者部隊を見捨てることはできません。監視のためにゴドズィン公爵に送り込まれたのです。
 模範軍はもともと寄せ集めの集団ですし、戦力が増える分には有難い話です。感染者部隊と共闘することでナハツェーラー軍を追い払いました。ゴドズィン公爵を追いかけて、シルバーロックブラフスの前線へ向かいます。


2-4. シルバーロックブラフスの戦い

 公爵軍とサルカズ軍の戦いを見ていきます。
 ウェリントン公爵が総指揮を執るヴィクトリア公爵軍は、ロンディニウム奪還を目指して前進します。対するサルカズ側の指揮官はナハツェーラーの王であるネツァレムです。
 シージ率いる模範軍が前線に到着しました。カスター公爵の旗艦グロリアーナ号は戦場の中心部にいます。この戦艦に諸王の息の台座があるので、諸王の息をなんとかして運ばねばなりません。グレーシルクハットの1人ベリンガムがシージを導きます。
 一方、ウェリントン公爵は突撃あるのみの作戦を命じます。単調な攻撃になってしまう恐れもあるのですが、彼はこの作戦でガリアのリンゴネスを滅ぼしました。最も自信がある戦術なのでしょう。その中でもウェリントンの旗艦であるガストレル号は突出してサルカズの陣へ突っ込んでいきます。
 ガストレル号はネツァレムの王座に肉薄。ウェリントン公爵はネツァレムと会話ができる距離まで迫りました。源石粉塵が吹き荒れる中で、公爵は一歩も引かずに攻撃を行います。ネツァレムも彼のことは賞賛せざるを得ませんでした。


2-5. ミルスカーの暗躍

 ミルスカーという人物が登場しました。
 メイン11章まで話を遡ります。ロンディニウム自救軍を支援していたアラデル・カンバーランドという貴族が物語に登場しました。彼女の父は前国王の最も忠実な友人でした。前国王とはシージの父親です。アラデルは幼いころからヴィクトリアを守る蒸気騎士に憧れてきました。
 前国王は処刑され、サルカズが侵攻してきました。カンバーランドの栄華は失墜します。没落したカンバーランド家を支えるため、カスターからの支援を受けざるを得なくなりました。
 カスター公爵は諸王の息をずっと欲しがっていました。アラデルはシージたちを諸王の墓に導き、剣を奪い取る作戦を実行しました。しかし全滅したはずの蒸気騎士の生き残りが目覚め、アラデルの作戦は失敗しました。彼女は自ら蒸気騎士と一緒に墓に閉じ込められました。
 その後のアラデルの消息は不明でした。メイン14章で再び現れた彼女は、ミルスカーと名を変え、服装もダークな雰囲気にチェンジしていました。公爵の元私兵を力ずくで従えており、昔とは行動や性格も変貌しています。自分にはこのやり方の方が合っていると発見したようでした。
 彼女はシージを助けようとしているようです。模範軍のリーダーをやっているのがシージだという情報を掴みます。
 ミルスカーは蒸気騎士と一緒にいました。諸王の墓で閉じ込められている間に、2人の間にはなんらかの繋がりが生まれたようです。蒸気騎士にとっては、諸王の息こそが守るべきヴィクトリア。シージが諸王の息のために戦っているという情報を伝えられ、彼は前線へと飛んでいきました。


2-6. 諸王の息の起動

 諸王の息がついに起動されます。
 シルバーロックブラフスの前線に目を向けます。ウェリントン公爵はナハツェーラー軍に押されるものの、エブラナとダブリン兵たちが助けにきました。エブラナの死の炎によってサルカズたちは焼かれていきます。
 ネツァレムが戦線を離脱したため、ウェリントン公爵との決着はつきませんでした。聴罪師たちからSOS信号があったのです。ドクターやアーミヤたちがティカズの血に迫っていました。
 ネツァレムと勝負できないと分かると、ウェリントン公爵の戦意が露骨に下がります。ガストレル号は前進するのをやめて、自軍に守られながら後退を始めました。このせいでアバーコーン軍とアッシュワース軍が前線へと押し出されていきます。
 また、カスター公爵もサルカズ軍に押されてピンチに陥ります。グロリアーナ号は孤立し、源石の波に飲み込まれてしまいました。しかしカスター公爵は全軍に通信を飛ばし、自分は前線から撤退しないと宣言。ヴィクトリア兵の士気を維持しようとします。
 なりふり構っていられなくなったカスター公爵は、ベリンガムに命令を出します。シージの持っている諸王の息を、実力行使してでも奪い取れと。何が何でも諸王の息を起動したいのです。
 しかしベリンガムはグレーシルクハットとしての使命を放棄し、公爵の命令に背きます。シージを支援し、彼女がグロリアーナ号の台座へとたどり着くのを助けます。自分が1人で模範軍と戦うよりも、模範軍を支援した方が大局のためになると判断したのです。
 ここで蒸気騎士も戦場へと飛んできます。諸王の息こそが彼の守るべきヴィクトリア。シージの前進を助けてくれます。
 模範軍の力を結集し、シージはついに台座に諸王の息を突き刺すことに成功しました。源石の力を弱める効果が発動し、ロンディニウム周辺の戦場一帯へと波のように広がっていきました。


2-7. ウェリントン公爵の交渉

 シルバーロックブラフスの戦いの決着について。
 しばらくするとネツァレムが戻ってきました。足止めしようとしたロゴスを倒してきたのです。しかし諸王の息が発動したためシルバーロックブラフスの形勢は逆転。サルカズ軍はロンディニウムの都市内へと退却していきました。
 模範軍はロンディニウムへと前進します。しかし他の公爵軍は動けませんでした。なぜならウェリントン公爵が突然艦砲を向けてきたからです。
 ウェリントン公爵の野望はターラー人の独立です。いままでは他のすべての公爵たちに抑え込まれてきたのですが、サルカズとの戦いで公爵軍がボロボロになっているいまが絶好の機会。
 カスター公爵はこの展開を予期していました。準備していた提案書をウェリントン公爵に渡します。内容は「ウェリントンがターラーを国として独立することを認めるとともに、カスターと同盟を結ぶ」というもの。長年の悲願を達成させてあげる代わりに、お互いを攻撃するのはやめようねという提案でした。サルカズ軍がまだロンディニウムに留まっている現状で、ダブリンとも戦争を始めるわけにはいきませんから。
 というわけでロンディニウムの奪還は模範軍に託される形になりました。ヴィクトリアの人々が渇望しているのは英雄の登場。公爵の誰かではなく、シージがその役目にふさわしいだろうとカスター公爵は考えています。模範軍は公爵軍に従属することなく、独立した部隊として戦い続けることになります。


2-8. ロンディニウムで待つ者

 舞台は再びロンディニウムへと移ります。
 模範軍と合わせて、自救軍メンバーたちもロンディニウムへ入ろうとしています。ミルスカーはフェイストたちの動きを読んでおり、入ってくる入り口をコントロールしようとしました。フェイストたちが安全な入り口から入ってこれるようにしていたのでしょうか。
 シルバーロックブラフスの戦場で活路を切り開いた蒸気騎士は、ミルスカーのもとには帰ってきていないらしいです。どこへ行ってしまったのやら。
 ミルスカーはキャサリンをはじめとする工員たちに武器を供給してくれました。劣勢に立たされたサルカズは都市の管理を放棄し始めたようで、市民たちの逆襲が始まりそうです。
 レユニオンの本隊もついにロンディニウムへ入ってきました。レユニオンもキャサリンたちを手伝ってくれます。感染者だけを救済するのではなく、不公平に苦しむ人すべてのために戦うのが新生レユニオンです。
 チェンも1人でロンディニウムまでたどり着きました。昔の上司であるナインに久しぶりに再会します。チェンがどのように物語に絡んでくるのかも未知数なところです。
 サルカズたちに支配されたところから、もともとのロンディニウムを取り戻していく動きが展開されそうですが、様々な勢力の思惑が絡まり合う展開となりました。この戦いの果てに、誰が何を得るのでしょうか。







 更新はTwitterでお知らせします。


yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.comyterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com
yterapokemon.hatenablog.com